運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

リフティングを上達させるには7

前回、バウンドキャッチの重要性を書きましたが、その極意としてはまず1回目のキックを自分の目の前で上げるということ。

それが出来れば、それを続けるだけで回数は増えていくという理屈。

 

もちろんそうは問屋が下ろしません(笑)

 

上に上げて、落ちてきたタイミングでボール蹴れれば続いていくはずなんだけど、そのボールの軌道を読めない子、多数。

仮にその子が右利きとして、1つ目を右足で上げたとして、当然右足で蹴りに行く。

でも、すぐに反応しないとボールが落ちちゃうと思っているのか、蹴った足そのまま浮いたボールに合わせて動かしてしまう子がいる。

要するに片足ケンケンのまま、リフティングをする形に。

 

大人になってからのチョンチョンリフティングならともかく、そんなバランス崩した状態で続くはずもなく。

 

一回ごとに足を下ろすんだよ、という話はしているんですが、なかなか直らない。

 

えーっと、偉そうに書いてきましたが、僕自身、これの良い直し方発見できていません。

けれど、これが原因なのかな、と思うところはあり。

 

これはテニスからの受け売りなんだけど、始めたばかりの子って、ボールの軌道を予測できないんだって。

つまり、飛んできたボールがどこに、どのタイミングで着地して、そこからどの強さで、どの高さまで跳ね上がるかが判らない。

こんなのは多分に経験値も要素に入ってくるのだろうけれど、ともかく、最初の段階では、感覚的に判る子はいるし、判らない子は判らない。

 

なので、判っている子は、1回目で上げたボールがどの程度、余裕をもって落ちてきて、じゃあ、いつ2回目のキックに対して始動すれば間に合うのかが、本能的にわかっている。

でも、判らない子は、いつ落ちてくるかが全然読めないから、とにかく足でボールを追ってしまおうとしてしまう。

 

おそらくこういうことなんじゃなかろうかな、と。

 

 

えーと、これ、どうやって直そう。

 

判りません!!

 

 

名プレイヤーが名監督に非ず、という格言はサッカーに限ったことではないけれど、これは要するに、上手いやつなんてのは本能的にできてしまっているから、その理論を人に伝えることができない、という意味。

僕の場合、運動神経ないし、何かをするにしても分析しつつ、どうやったらできるかをシミュレーションしながらこなすタイプではあったんだけれど、ごめん、ボールの軌道で困ったことはないや(泣)

 

そのうち経験値が上がっていけば、それなりに判るようになるもの。

とはいえ、なんとか近道はないか、子供たちに教えてあげられことはないか、と思ってしまう。

 

強制的に足を下ろさせる方法としては、左右交互にリフティングさせるということ。

さすがにこれやれば、片足ケンケンにはなりません。

長い目で見れば(どうせ最終的には両足を使うことになるんだし)、これがいいような気もするんだけれど、当然、使い慣れない足ではより難易度上がってしまうし、そもそもボールの軌道が判らないという事象に対しての解決策にはならないし。

 

最近は、ボールを手で上に投げて、バウンドする瞬間に足裏でトラップするという練習も取り入れています。

これやると、誰が判っていて、誰が出来ていないか一目瞭然で判ります。

高いボールの押さえ方、という意味合いの練習かと思っていたけれど、そもそものボールの軌道を読む、という練習も兼ねていたんだなと思う今日この頃。

 

出来ていない子は、片足リフティングと同じように、ボールがバウンドしてから足が出てきて、結局、バウンドしたボールを後追いで足が連いていくという。

 

ちなみに、ですが、一時期、妻をママさんフットサルのスクールに連れていったことがあり、その際も同じ練習をしていたのだけれど、同じく後追いでしか足が出せず。

それじゃ遅いよ、落ちてくるボールに足を合わせて、なんて話をしたのだけれど、一向にうまくならず。

大人になれば自然にできるようになるわけでもなさそうです。

 

なので、リフティングを上達させるためにも、こういったボールの軌道を読ませる練習をさせるべき、と思いつつ、具体的に練習方法が出てこないというジレンマに陥ってます。