運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

18-19 バルサ総括 監督&チーム

いよいよ最終回。


バルベルデ A
リーガ独走状態だからこそ、というのもあるのだろうけれど、メッシを始めとし、ターンオーバーを敢行。過去それでメッシの機嫌を損ねた監督もいた中で、大した軋轢もなく、近年まれに見る最終盤のハイコンディションというのは、やはりバルベルデの手腕を褒めるべきところ。
2年連続大逆転負けというのは、けれどもまぁ、少なくともリバプール戦に関しては、相手がそれだけのプレーを見せたとみるのが妥当なところ。
決して世界最高峰の監督ではないのだろうけれど、現状メッシがまだ元気な中、誰がやろうともメッシ中心のチームになってしまうのであれば、彼のような中庸監督が最も適任なのかもしれない。


チーム成績 A
リーガ優勝、コパ・デル・レイ準優勝、チャンピオンズリーグ・ベスト4。文句のない成績でしょう。見てて楽しいサッカーでもあったし。
ただ、上の監督の欄でも書いたけれど、あれだけのハイコンディションで迎えれた最終盤、シティとの激しいつばぜり合いを演じて、挙句サラーまで負傷でいなかったリバプール、これまた負傷者続出の中、奇跡的に勝ち上がってきたスパーズ。状況だけ見れば圧倒的優位だったがゆえに、超残念でございます。
あれ以上、何をやったら勝てるんだろうか。やっぱチャンピオンズリーグに関しては、実力も運も必要だってことなんだよなぁ。
来期に関しては、ここ2年ぐらいはもつかもしれないけれど、主力が高齢化してきてるので、次世代のタレントを発掘していきたいところ。
そうです、発掘です。今シーズンのアルトゥールみたいに。
バルサイズムを全世界に発信出来たのは他ならぬチームの力であって、アルトゥールみたくカンテラ上がりでなくてもバルサにフィットする(バルサにしかフィットしない)選手がいるというのは、そこをきちんとスカウトしていければ、バルサイズムの固辞はし続けられるだろう。
ただ、逆に最近カンテラから傑出した才能が出てきていないというのは、長期的な視野からチームを見ると、下降気味ではあるのかな、と感じてしまうところ。
メッシがいなくなる日は確実に近づいてきている。それまでに一花咲かせるのと、その後に向けた準備をもう進めていかなくちゃいけない。