運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

コパ・アメリカ ブラジルvsベネズエラ

見ていますよ、コパ・アメリカ。ザッピングレベルだけど。


どうしたブラジル!VAR無双でノーゴール祭、グループAまさかの混戦 18/06/2019


ワールドカップ後ということで、メンツ的に次世代を見据えて、という感じになるかと思いきや、各国は割とガチに。
そんな中、浮いていますね、日本。お付き合いで行っただけ?? もう呼ばれなくなるぞ。

アルゼンチンは監督も交代して、コロンビア戦を見たけれど、相変わらずカオス状態。
バルサというフィロソフィーが確立していないチームがメッシ頼みのサッカーをするとああなるのか、中盤以降の極端なタレント不足のせいなのか、監督の力量が足りていないのか。
メッシという、おそらく有史以来、最強の選手を有しながら、結局、彼以前のほうがチーム力は高く、去った後の荒廃ぶりが伺えるのは、強すぎる薬というのはやはり体にはよくないということでしょうか。

一方のブラジル。
チッチ続投で、おそらく3年後には残っていない選手もホストカントリーということでつぎ込んで、意思統一のできたサッカーをしています。単純に見ていて楽しい。代表レベルでこのレベルは流石。
得点は入らなかったし、最後の崩し部分で光るものがあったかというと渋いことをコメントしなきゃならないのだけれど、そこの部分まで仕上げるにはクラブと比較して圧倒的に熟成期間が足りない代表では限界に近いところという気もするし、つまるところ、最後は個のレベルによるところもあるしなぁ。
フィルミーノももちろんいい選手だけれど、彼が主役になるというよりは他者を輝かせるのに長けた選手で。マネやサラーの代わりをコウチーニョがやるんだろうけれど、ちょっとコンディションは良くないかな。彼の特徴でもあるけれど、消えてる時間が長いんだよなぁ。その間に気をそらしておいて、突如ズドンというのも得意なんだけど、逆にこういう試合で押し続けるときに中心にいるのは苦手かも。

でも、まぁ、繰り返すけれど、見ていて楽しいし、点入らなかっただけなので、全然心配はいらないでしょう。
リーグ戦だったら確実に優勝していいレベル。
トーナメントはいろいろあるから、判らんけどね(笑)

その中で注目はアルトゥール。
バルサ以外のチームでプレーするのを初めて見たわけだけど、いいね!
相棒がカゼミーロだったということもあって、バルサで見せるつなぎに加えて、前に出てからのアクセント付けも秀逸。
それぐらいやれそうな選手ではあったけれど、チーム戦術の役割の中で抑え気味にプレーしていたところ、いざ、解き放たれた際、想像していた以上のクオリティを見せてくれました。
その気になったら、10番に近い仕事もできんのかな、あいつ。