運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

ラ・リーガ開幕 日本人選手優先の放送予定に感じること

というわけで、いきなりバルサ、ゴラッソに沈む。

まぁ、試合内容から妥当な結果とまでは思わないけれど、予想外の結果では決してない。

メッシ、ケガで欠場。
スアレス、ケガにより交代。
グリーズマン、ノッキングを引き起こす。あのポジション(左ウイング、最前線)での適正はそれほど高くないので、仕方ない部分もある。本当は2トップで、スアレスのシャドー的なことができるとベストなんだろうが、メッシともろ被るという。
デンベレはあんなもんだ。期待しちゃいかん(笑)

コウチーニョバイエルンへのレンタルがほぼ決まりで欠場したため、前でアクセントをつけられる選手が誰もいないということに。
それでも、入りそうなチャンスを作ってはいたけれど、「運に見放されて」というレベルには達せず。敗戦も予想の範疇でしょう。

アレニャ、セルジ・ロベルト、フレンキー・デヨングの3人をスタメンに並べたのは正直びっくり。
各人のコンディションはもちろん僕では伺い知ることはできないけれど、せめて1人・2人はガチレギュラーのブスケツラキティッチ、アルトゥールから使えなかったのかな。実際、広範囲にラキティッチ出てきてから良くなったし。

1週間早く始まったプレミアを見て思ったこと。
去年はW杯明けで、例えばデ・ブルイネはケガもあり最後までコンディション整わなかったし、マドリーもモドリッチ始め、疲労を抱えた選手が多かったことが、パフォーマンスの低下に繋がっていたことは確か。
その負の側面が今年はなく、こりゃハイレベルなプレーが見れそうだと喜んだんだけど、ことバルサに関しては南米組が多いので、コパ・アメリカの影響をもろにかぶってしまうという。
まぁ、マドリーもあれだけ選手追加して、どこまで初っ端からフィットできるか怪しいし、致命傷になるほどとは思わないけれど、序盤は苦労するかもね。


えーと、長々と書いてしまいましたが、実際に書きたかったのはバルサの話ではなくて。

WOWOWの中継で今後の放送予定を見てびっくりした。
乾のエイバルだけではなく、2部のマラガ(岡崎)、サラゴサ(香川)、デポルティーボ(柴崎)の試合まで放送するとは。

実は上記の試合にプラスして、マドリーの試合が土曜日にあり、放送予定の1枚目がその4試合で埋まってしまい、
・ あれ、確か放送って5試合ぐらいだったよな
・ え? これで終わり? 日本人選手優先して、アトレティコやセビージャの試合やんないの?
と愕然としたことを正直に打ち明けよう。

これは僕の早とちりで、日曜開催の試合は2枚目に隠されていて、無事アトレティコの試合も見れることになったのだが‥‥‥。

日本人選手のいるチームを優先して放送する。

これが日本人としては当たり前のことなのかどうか、僕にはよく判らん。
判らんけど、多分それは普通の人からすると当たり前のことっぽい。

とりあえず今回のWOWOWについては、そもそもデマンドで全試合放送してんだっけ? 最悪DAZNがあるんだっけ? もしかすると放送枠増やしてアトレティコの試合分も確保してくれていたから良かったんだけど、僕の勘違い通り、日本人選手の試合優先するためアトレティコの試合が削られたら? 仮に毎節、バルサかマドリーか、その試合を削ってでも日本人選手の試合を優先されたら?
そんな時、どう思いますか?

実際に、それに近しいことは過去にあった。
そんなん嫌や、と声を挙げたのだけれど、「日本人なら当たり前やろ」と黙殺された苦い過去を僕は持っている。

もう15年以上、昔になるか。
リバプールベニテスを招聘して、急速にスペイン化を進めていた頃。
CLを制覇する前だったか、後だったかは忘れてしまったけれど、プレミアリーグにおいて、ユナイテッド、アーセナルチェルシーの後塵を拝していたとはいえ、(その不安定さも魅力の一つと相成って)とても見ていて面白いチームだった。
実際、当時スカパーでは4試合、プレミアリーグの中継があったのだが、それは上記4チームの試合だった。

ここで、事件が発生する。
中田英寿ボルトンに移籍してきたのだ。

当時、まだ日本人の海外移籍者は少なく、まして日本のエースである。
当然のごとく、放送枠の1つはボルトンに充てられる。

それは当然の行為だとは思う。
ただし、それによって削られるのはリバプールの試合。強さという点では劣るかもしれないけれど、魅力さではプレミア随一だったチームだ。

海外サッカー好き、日本代表に興味のない人間からすると、日本人が入団しただけで、見たいチームが見れなくなるという事態は、受け入れがたい、とまでは言わないまでも、嬉しくはない感情を抱かせた。
だから、中田英寿にはプレミアに来てほしくなかった。
率直に言って、中田英寿が好きなプレイヤーでなかったことも多分には影響している。だが、これは好みの問題である。
中田英寿がどう、リバプールがどう、ではなくて、好きではない選手が移籍したことにより好きなチームが見れなくなる、という一般論に対して、だから嫌だ、という発言をしただけだ。


この発言は周りから叩かれた。
日本人なら応援するのは当たり前、だとか、日本のスターが移籍することによりリーグの魅力が上がると感じていたプレミアファンの人たちからすれば、「来てほしくない」なんて発言は許せなかったのだろう。

ただ、僕が言いたかったのは、あくまで喜ばしいことの裏には悲しんでいる人もいる、ということだけであって、商業的なメリット・民主主義を覆して放送枠を変えろ、などとは言っていない。

城彰二が好きだったので僕自身はよくバジャドリを見ていたのだけれど、あれだって、それが疎ましいと思う人はいただろうし、別段それは自然なことだと僕は思う。