運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

19シーズン 清水エスパルス残留

ということで、最後の最後に勝利で残留決定。

湘南に大勝後、あと1つ勝てれば決定かなというところまで行ってからまさかの6戦勝ちなし。
自力残留は残っていたとはいえ、あからさまな得失点差マイナスもあり、もしかすると一番危うい状況に追いやられたのは、まぁ、そういう実力でしかないってことでしょう。

終戦はスポ少の練習とカブり。練習終わったあとに結果見ずに試合観戦しよかと思っていたところ、人が少ないからとフットサルに呼ばれてしまい、練習の合間にチラチラと途中経過を確認するというスタイルに。


まぁ、まずは何はともあれ、残留でホッとした。
順調な成長を続けているとは言い難いかもしれないが、生え抜き選手がきちんとチームの骨格を支えている今の状況を、けれども降格してしまえば瓦解してしまう危険性を、ともかく回避できたところは将来に向けて、何よりの朗報だろう。

ドウグラス不整脈で開幕アウト、代表にも選ばれた立田を育てるためにスリーバックで望んだ開幕戦。スリーというか、ありゃ、ファイブバック。
あれだけ調子よく終われた昨シーズンの流れをぶったぎる采配で、正直、不安しか感じず、それも当たってしまったスタートで。
監督のクビを切るというのは必ずしも正解とは思わないけれど、こと今シーズンに関しては、サッカーの内容も、その後の篠田体制の雰囲気の良さも相まって、素晴らしい英断だったと思う。

優勝したマリノスに2つ勝つ、しかも特にホームは神がかった形で勝利し、西澤がラッキーボーイ的な活躍で。
あのあたりの数試合は、ホントに運も良く。なので、そのあたりの試合がなければ、どうなっていたやら。


ただ感じるのは、降格したチームによくあるレギュラーを取っ替え引っ替えイジリ、緊急補強の名の元、やたら背番号の大きい選手で溢れかえるという事態にしなかったというのが、残留に至った大きな要因だと思う。
そこは継続路線で、竹内、金子、松原、河井が屋台骨としてブレなかった采配、というかエスパルスとしての矜持がこうやって実を結んだ、ということなんだろう。

今年も途中で北川抜けたし、そもそも10番も移籍でいなくなりと、立場的には狩られる側にいるので、このまま成長できる保証はないけれど、こうして3年、J1に残り続けてるというのは地力がついてきたという証拠じゃなかろうか。