運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

セティエン初陣

驚異の支配率80%超えスタート。

カンプノウ、相手がグラナダだったということは差し引いて見なければならないにせよ、好ましい方向に変化してほしいなぁ、という期待以上の入り方だったでしょう。


ワンタッチパスがホントに増えたねー。
元々嗜好にあった戦術とはいえ、わずか一週間でプレイスタイルを変えられる選手たちにまずびっくり。
もちろん世界最高クラスの選手なんで、それぐらいやってのけれるでしょ、という意見はうなずきつつ、とはいえ、だからこそプライドもエゴもある中で、チームとしての方向性をすんなり統一させられるというのは、やっぱりすごいことだなぁ、と。

残念だけど、Jリーグのチームじゃ、こうはいかないでしょ。

技術レベルは当然として、戦術レベル的にもまだまだ差があると実感。


支配率80%超え、というのはほぼ自分たちがボールを保持していた状態で、決して自陣で回していたわけではないにもかかわらず、そこまで決定的なシーンを作れていないというのは、「支配率信仰」を否定する大きな材料にはなるのだけれど、いいんです、それで。
ポゼナッチョ万歳。
これこそバルセロナ

っていうかね、今シーズン、失点が多いなんて言われておりますが、そんなの当たり前。バルセロナのディフェンスが強かった時代なんてありました?
普通に攻められりゃ脆いんですよ、うち。
だから、相手に極力ボールを持たせず、なるたけ追い込んで即時奪回できるようにトランジッション早くして。
これこそバルセロナクオリティ。


さて、美辞麗句が並んだわけですが、最初に書いたようにカンプノウでグラダナだっただけ、とも言える。
次のアウェー・バレンシア戦が試金石になるでしょう。
出場停止だったフレンキー・デ・ヨングが、このサッカーについてこれるかも見物。十分やれるんだろうけれど、その代わりに彼の持ち出しという特徴が消えなきゃいいけど。