運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

サッカー新ルール 少年サッカーにも適用2

ハンド


色んな動画を見せられて解説させられましたが、何が何だか判りません(泣)


まずは確実にハンドを取れるのは、故意でなかろうが、手が自然な位置にあろうが、手に当たったボールがゴールになった場合。


次に不自然な位置に手があって当たった場合。
目安としては、肩より上に手があると不自然な位置に認定されるそう。

ただし、他の部位に当たったリフレクションが手に当たった場合は、ハンドとならない。
例えば、サイドからクロスを止めに行く、足でブロックしたボールが跳ねて手に当たってしまった場合。

なるほど、これは判りやすいかな、と思いつつ、先にどこに当たったなんて、見切れますか?と思いつつ。ましてや、1人審判で。


ビデオ見ながらでもどっちか判断つかんの、いっぱいあるよなぁ。


フリーキックの壁


壁の間に、攻撃チームが入っちゃいけない、という奴です。


そのルールが導入されたのは知っていたけれど、実は細かくルールが定めれていました。

  • 壁と認められるのは、2枚から。
  • 攻撃チームは、その壁から前後左右1メートル離れなければならない。


確か昨シーズン、エスパルスが壁前に味方寝転がせて、ドウグラスフリーキック決めたシーンがあったけれど、あれはルール的にはOK。

PKの時のキーパー位置


蹴る瞬間、ゴールライン上に両足が着いていなければならないとされたのは、前回の改正。
そこから更に改正されて、片足が着いていればOKになりました。


まぁ、これならPK戦時にジャッジできるレベルかな、と思いつつ、いや、待て待て、試合中のPKだと他の選手がエリア内に入っていないかまで確認せにゃいかんことに気づいて暗澹たる気持ちになるという。

交代する選手はピッチのどこから出てもよい


少年サッカーについては、交代ゾーンからの自由交代なので、このルールは適用されませんね。


厳密には交代とは関係ないのですが、例えばエリア内でファウルを食らってPK貰ったはいいが、負傷して一旦ピッチ外に出た場合、これまでのルールだとPK蹴り終わるまで中には入れませんでしたが、新ルールではインしてPK蹴るのも可能になったとのこと。

どれだけそんなシーンに出会うか、判りませんが。


ベンチの監督やスタッフにもカードが提示できるようになった


レフェリーへのクレームを執拗にしてきた場合、カードで撃退できるようになりました。
でも、別にこれまでも退席処分とかあったしなぁ。どう変わったのか、イマイチ判らず。


ちなみにですが、犯人が誰か特定できなかった場合、ベンチの最高責任者、すなわち監督がカードを受けるそうです。


コイントス


これまでは勝ったチームがコートを選ぶことになっていましたが、ボール/コート、どちらを選んでもいいように。
既に展開されているJリーグでは、7割がたボールを選ぶ傾向にあるそうです。


カード対象時のファウルからのクイックスタートについて


カード対象のファウルがあった場合、審判は試合を止め、カードの提示・記録をすることになっていましたが、クイックスタートを「認めてもよい」というふうに変わりました。
認めても良い、なので、止めてしまってもいい、という。


まぁ、必ず止めなきゃいけないってのもルール的にどうかなぁ、とも思っていたので、自然な形のルールに。
ただ、当然カードはその後に提示することになるので、誰がファウルしたのか覚えていなきゃいけないという。


バックパスの微妙な改正


えーと、正直、これ、僕知らなかったのですが。


キーパーへのバックパス、当然、手では扱えないですよね。
例えば、そのバックパスがバウンドしてしまって、キーパーのキックミスでボールが真上に上がってしまったとする。
詰めてくる相手。
さぁ、この高く上がったボール、GKは手で取っていいでしょうか??


実は、これまでのルールだと手で取ってはいけませんでした。
不覚にも知らななんだ。冷静に考えると、まぁ、そうだろうな、とは思いますが、いざその場になったらジャッジできるかというと‥‥‥。


ルール改正で、このボール、手で扱うことができるようになりました。




今回のルール改正はこんなところですね。


知らないこと、結構ありました。

指導者は日々勉強とは言われていますが、こういったルールについてもきちんと覚えていかなきゃいけないよなぁ。
知らなくて審判にクレームなんて、みっともないし。