運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

ルーティーンの病院通院してみたところ

2ヶ月に1度の割合で、平日に午後半休とって、病院に通っております。

 

アトピーの治療のため。

発症したのは、中学校の頃だったかな。

その後、高校生でホントにひどくなって。

僕は1年浪人して大学に入る事になるのだが、その原因の幾許かはアトピーにあると信じこんでおります。

だって、痒くて、まともに勉強してられん。特に学校。

僕の場合、高校時代が暗黒期でした。アトピーのせい。

 

大学卒業して、社会人になって、多少はまともになったとはいえ、2日に1日は痒い痒いですよ。

顔をボリボリ、腕をボリボリ、背中をボリボリ。

 

社会人になってから、サッカーを再開するわけですが、日中にやった日にゃ、次の日がホントに大変なことに。

それでも、サッカーの楽しさにつられてチャレンジしちゃうんですけどねー。

毎回、後悔しておりました。

 

いつしかフットサルメインになってしまったのは、夜間の個サルだったり、屋内コートで日焼けせずに済むからというのが、無視し得ない割合で入ってるんだろうなー。

 

 

そんなアトピーが超悪化したのが、8年前。次男が生まれてから。

あー、いや、次男が生まれてストレスを抱えるようになったわけではないけれど(笑)

 

とにかく痒い。

だから、掻く。

皮膚がやられる。ボコボコになる。

僕の周りには皮膚くずが一杯。

いつぞやの会社帰りのフットサルで、着替えをしようと服を捲くりあげたら、ドサッ。大量の皮膚くずが落ちて、泣きそうになるのを通り越して笑ってしまったり。

 

夜も寝れんし、体、痒い通り越して痛いし。

近所の皮膚科にも通ってたんだけど、あそこじゃどうにも良くならんし、ということで、妻の運転する車で総合病院に。

ちなみに、移動の際には、後部座席で丸まって呻いてました、僕は。それぐらいヒドい状態でした。

 

そこにはアトピー専門医がいて、そっから僕の病状は急激に良くなることに。

その先生、特に何かしたわけじゃないんだけどね。

とにかく薬をジャンジャン使えという指導。

 

 

ステロイドって知ってますかね。

アトピーには非常によく効くのだけれど、使い過ぎるとそれに体が慣れてしまって、手放せなくなってしまうというもの。

 

でも、いいからドンドン使えと言われました。

特に、この時みたいな、ヒドい状態の時には。

みんな、そういうステロイドの知識を持っていて、ビビリながら使ってしまうから、中途半端で良くならないんだと。

だから、ガッと使って、まずは体を治すんだと。

えーと、どうせ緊急事態宣言するなら、接触を8割減して、一気に感染者減らすんだっていう感じかな(笑)

 

 

で、良くなってからは、プロトピックという塗り薬を使っております。

これもアトピー用なんだけど、ステロイドと違って依存性がないもの。

実はこれ、近所の皮膚科で処方されたことあったんだけど、結局、当時は使うまで至らなかった。

だって、塗るとヒリヒリして痛いんだもん。

痒みより先に痛みがきつくて、という状況だった。

 

これも専門医に話を聞いてみると、順番が違うとのこと。

傷だらけの皮膚に塗っても痛いだけ。だから、まずステロイドで傷を治す。そこから、プロトピックを使うんだと。

 

このやり方、僕にピタッと当たりました。

プロトピック塗っても今は全然痛くないし、すごく皮膚の調子もいい。塗らないと2日でピリピリしてくるので、実際に効果あり。

難点としては、値段が高いこと。ジェネリックにしたいところだけど、なかなか言い出せない(笑)

 

もちろん波があって悪くなることもあるけど、その時はガバッとステロイド使って治しちゃう。

 

 

ホントねー、中学生以後、ここ数年が自分の人生で一番ハッピー。

だって、普通の生活、おくれるんだもん。

子供のサッカー付き合って日焼けしても平気だし、毎日ビールも飲めるし。

 

ホント先生ありがとー。

病気だけに限らないけど、やっぱ、その道の専門の人は強い。

何かしら悩んでいる人がいたら、思い切ってプロに相談してみましょう。

僕にみたいにパッと道が開けること、あるかもよ。

 

 

ぶっちゃけ病状、安定しているし、薬貰うだけなので、それこそ近所の皮膚科で十分なのですが、未だに通い続けています。

たまには午後半休とりたいので(笑)

 

 

で、今日、今ちょうど来ているんだけど、人の数、少ねー。体感的には半分くらい。

駐車してる車の数も少ないし。

 

不要不急じゃないほうの最たる例と思える通院ですが、実際のところ、今すぐどうこうじゃなくても平気な人が多いってことなんだよね、きっと。

 

多分こういうのの積み重ねで経済が回っている。