運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

息子がサッカーを好きになってくれた幸せ

子供がサッカーを始めるきっかけって、大抵は親からの働きかけからかな、と思ってる。
自分がサッカー好きだからやらせたい、何でもいいから運動させたい、たまたま近くにサッカーチームがあった、子供の友人がサッカーやりだしたから一緒に(この場合、子供から言い出すこともあるんだろうけれど)、兄がサッカーやってるから弟のそのまま同じチームに。


そのままサッカー好きになって続けてくれるかは、コーチの技量によるところも大きいけど、親としての関わり方も大事。


長男の場合は、正直運動が得意そうではないし、なかなか目立つような活躍は出来ていなかったので、プレイそのもので楽しいと思うことは少なかったんじゃなかろうかと。
ただし、年長児に鬼のようにエスパルスの試合に連れまわし、(これはもうホントに運が良かったというか、エスパルスイレブンが奮起してくれたおかげというか)劇的な試合展開が続き、すっかりエスパルスにはまってくれたため、自ずとサッカーそのものも好きに。
そのうち、真面目な性格も効を奏し、運動能力は足りないながらも、足元のテクニックも覚えだし、そこそこ活躍できるようになって、よりサッカーが好きになるという。


次男の場合は、幼稚園サッカーにプラスして、年中からスクールにも通わせるという英才教育で、まぁ、そこまでやりゃ勝手に上手くなるし、それで相手をバンバン抜けりゃ、そりゃ楽しくもなるでしょうに、という感じでサッカー好きに。


多分に親のドーピング行為があったにせよ、ホントにホントにサッカー好きになってくれたのは、サカヲタの父としては望外の喜び。


‥‥‥なんで、こんなこと書いているかというと、サッカー辞めてしまう子もいるから。
しかも、コーチの子供なのに。


3年・5年の兄弟。父親、パパコーチ。
お兄ちゃんはサッカー好きになったんだけど、弟は今回で退団する運びに。
メインで教えてたの僕だしなぁ、申し訳ないなぁ。というか、そんな素振り、全然なかったけど!?

お父ちゃん曰く、やってる最中は凄く楽しがってるらしいんだけど、とにかく連れていくまでが大変だったらしい。
挙句、野球がやりたいと宣ってるとのこと。

うーん、他にやりたいことあるのなら、仕方ないけれど‥‥‥。


もう一組、パパコーチ子供で3年・5年ペア。

こちらは、3年生のほうが妹で、うん、まぁ、遅かれ早かれとは思っていたけれど、おそらく今回で辞めるとのこと。


2組ともパパさん、サッカー経験者。

まだお兄ちゃん、サッカー続けてくれるのが救われているけれど、色々と思うことはあるんだろうなぁ。

そう思うと、僕は凄く恵まれている。


そうして気づくこと。

あれ? これで3年パパさんコーチ、いなくなるんじゃね??


むう。お父ちゃん連中でやってくれそうな人、見当たらんし。
これは間に挟んだ(2年・4年)僕らで頑張れってことか‥‥‥。