運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

久々の練習中止に誕生日をぶつけてくる娘の幸運さ

先週末は娘の2歳の誕生日でした。


当然のことながら、女の子も欲しかった僕と妻。
とはいえ、出てきたのは兄弟2人。
3人目はさすがにね、って感じで、別にどう話をしたことはなかったけれど、まぁ、この二人を頑張って育てていくことになるんだと思っていたのだが。

お兄ちゃんが小学生に上がり、僕もスポ少でコーチをはじめ、弟もサッカーを満喫しており。
なんか男どもでキャッキャッしていたのをうらやましくなったんだと思う、たぶん。

一か八か、仮にこれで男の子、3人になってしまってもいいから、もう一度、子作りに挑戦したいと云われたのが3年前。

妻もピアノやってて、子供と一緒に、なんていうのを夢見てたわけですよ。
実際、長男はピアノやらされてたけどね。幼稚園時代。
最後のほうは、不満たらたら。
そこのピアノ教室、男の子も含めて8人いたけど、幼稚園卒業で辞めたのは長男だけだったという。


女の子ほしいと言われて、こっちは楽しんでいるだけの身、嫌とも言えず、なんとか産み分けできるように努力努力。

妊娠して、性別が判る日、息子2人も連れだって、産婦人科に。
横たわる妻。
その横で、どうせだったら弟がいいよねー、とはしゃぐ馬鹿3人。
あー、女の子ですね、という先生の声に、えー、と落胆するという。まさに鬼畜。

実際ね、もちろん女の子は欲しかったんだけど、最後にもう1人、男の子が出てきて、その子と一緒にサッカーを、という誘惑は抗いたがいほどあって。
うん、モヤモヤ、モヤモヤ。
でも、ある時、ふと気づき、なんだ、それでいいんじゃん、とぱっと目の前が開ける。


そっか、女の子でもサッカーやらせればいいんだ(笑)


いや、いや、もちろんピアノはやってもらうよ。
サッカー「も」やらせるというだけ。
大きくなってきて、どちらに本腰をいれるかというのはその子、次第ということで。

まぁ、女の子だってサッカーやってる子いるんだし、フットサルでミックスチームにも入っている身としては、サッカー上手な女子っていうのはとても貴重だし。
もう恐ろしいほど先を見据えたことを言ってしまうと、サッカーできて、フットサルやってれば出会いの場には困らないだろうという思慮遠望が。
フットサルやってて、声かける奴なんて碌な奴がおらんかもしれんが(笑)

幼稚園に入ってからは英才教育、施すつもりでおります。
スタートダッシュが肝心。
そこで上手になって楽しさを見出してくれれば、女の子でもきっとサッカー好きになってくれるはず・・・!


ちなみに、長女が生まれたのは真夜中。
そのまま、長男の授業参観があって直接向かい、「妹、産まれたぞ」と声をかけたのを聞いていたスポ少の子。
即座に長男に向かって「おめでとう!」と声をかけてくれた。
あれ? 普段、お前、結構アレな奴だと思っていたけれど、意外にいい奴?
ちょっと見る目が変わったという後日談が。


で、2歳の誕生日。
本当はこの日、朝から長男練習試合、午後から次男も交じっての練習ということで、せっかくの誕生日だというのに夕方まで放っておかれるという仕打ちを受けるはずが、見事に雨を降らせ3か月ぶりのスポ少中止に追いやり、昼間から誕生日パーティを開かせるという幸運を発揮させた愛娘。
これからもすくすくと健康に育ちますように。そして、サッカーもやってくれれば言うことなし。