運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

シモン・ケアー

デンマーク代表のキャプテンです。

 

あのエリクセン倒れるの報から、数時間。

まずは、エリクセン、意識も戻り、チームメイトにも試合を再開してほしいとオンラインでメッセージ。

とにもかくにも命を繋いだことは、本当にもう、サッカーの勝敗どうこうじゃなく素晴らしいこと。

 

結局のところ、2時間後に試合再開。

延期の選択肢もあったようだけれど、オンラインでのエリクセンのメッセージもあり、デンマーク代表全員の総意の元、試合再開。

俺、まだ試合見てない。だから、どんなふうに敗れてなのか判らない。

けど、再開して、そんな極限状態で試合を再開させたデンマークイレブンに敬意。

 

色々報道見ると、キャプテンのシモン・ケアー、すぐに駆け寄り気道確保を試みたそうな。緊急治療をしている様を見せないように、チームメイトにエリクセンを囲うように指示し、緊急事態で下りてきたエリクセンの家族にも対応して。

 

なんというリーダーシップ。

いや、もう、これは凄い。

とにかく脱帽。

 

試合は再開されて。

結局、シモン・ケアーは途中で交代したらしいんだけど、いや、そりゃそうでしょ。あんな事態に出くわして、それでも冷静にやるべきことをこなして、けど、そりゃあ心の中で動揺もあっただろうに、それをひた隠してやるべきことをやってみせて、その上でサッカーやれって。

 

もう間違いなく彼が今大会のEURO、MVPでいい。

それだけ人命は尊い

彼がキャプテンだったことが不幸中の幸い。