運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

フットサル場での活動

小学校グラウンドが使えなくなったけど、近場のフットサル場レンタルして活動継続することになったスポ少。

とはいえ、借りるのも高いので、全学年対応というわけにもいかず、12日までは低学年の活動はなし。12日以降も緊急事態宣言続くけれど、低学年の活動も行ってくれるとのこと。

高学年も数が多いわけでなく、長男のいる5年生も1週休みで、2週間は日曜日の2時間のみ。

正直、練習量としては物足りないけれど、何はともあれ子どもたちの表情を見れるのはいいことだ。

 

ちなみに、長男の場合、平日3日間スクールに通っているわけだが、それは何を隠そう、このフットサル場だったりする。

 

せっかくのフットサル場なので、試合オンリー。

最初3チームに分けて、かなりの人口密度でプレイ。

それぞれのチームが個性あって面白かったですね。スペースない中でも、ディフェンスラインでボール回そうとしたり、全く秩序を保てないチームもあったり。結局、最終的には密すぎて肉弾戦になるんだけど。

そんな中、長男は相変わらず、ど真ん中のポジションに執着。フットサル的にはフィクソからゲーム作るほうがあっていると思うけれど。まぁ、こだわりがあることはいいことだ。

ハイライトはセンターサークル付近からのスルーパス。右サイドに開いた味方がドフリーで、そちらに出すような素振りを見せながら、左前方の、パスコースは狭かったかもしれないが、通せば決定的チャンスになるほうをチョイス。右に出すぞ、という雰囲気に全員(ピッチ脇で眺めていた僕も含めて)騙され、見事そこを通すという。

後で聞いてみたら、きちんと狙っていたとのこと。そのへんの視野の広さはさすがです。

 

さすがに3チーム分けだと密集すぎたので、今度は4チーム分けにして、それぞれに1人ずつコーチが混ざることに。僕は、長男と同じチーム。

フットサルコートだと、普段から慣れている広さだからいいね。スポ少でコーチやるようになってから一番の出来だったのでは(笑)。この大きさで、この人数ならば、全員の位置が判る。

 

子供たちが一番戸惑ったのは、オフサイドなしルールじゃないかな。狭いからある程度、前で引っ張ってあげないとスペースができないし、ただし、それに固執しすぎると距離が離れてパスも通らない。

前の2人、サイド目いっぱい広がって前線で待っているんだけど、うーん、もう少し下りてきてほしいなぁ。上手い具合にフィクソの位置からインターセプトできて、すっと中盤に上がれた時なんかは、そのポジショニングのおかげで裏に出せて、それで点とれたりしたんだけど、そういう場面以外はどうしたって人数の少なさで劣勢を強いられるし。

点とれりゃあ、その子は嬉しいんだろうけれど、もっともっとボールに絡んだほうが絶対に上手くなる。

お兄ちゃん連中とか、年上の子たちとサッカーやってる子ってこういう傾向にあるよね。どうしたって中で勝負しても勝てずに、サイドや前線に広がってパスコース確保しているといえば聞こえはいいけれど、そんな一発だけを狙っても、ねえ。うちの3年生、そういう子が多いからなぁ。パスは繋がるようになるんだろうけれど、そもそもの基本性能を伸ばしてほしいところ。

 

そんな中、長男は中盤で浮いたポジショニングを取ってくれる。

フットサル慣れしてる僕としては、非常に助かる。一発狙うよりも、ショートパスで繋ぎたいし。たぶん長男もそう考えている

長男、マドリーが好きなんだけどなぁ。それなのに、なんでバルサ的なサッカーをしようとしている(笑)。なんだかんだ言ってバルサの試合を見ることが多いからか。

エスパルスの試合を見ることも多いはずだが、それに引っ張られないようにしておくれ。

 

9月末までは、こんな感じで練習していくしかないね。