運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

はい、それ、マナー違反

3年生練習試合の話。

 

12時半開場なので10分前についたら誰もいないので、中覗いたら普通にみんな、グラウンドに入っていた。

いや、タイトルのマナー違反は、この話ではないけれど。

 

 

まずは練習試合の内容から。

 

点数数えていないけれど、ぼろ勝ちだったね。

30点くらい取ったっけ? 取られたのは1点だけ。

 

次男坊もそうだけど、他でもサッカーやってる子多数で、そうでない子もビシバシ鍛えてますので、近所のスポ少レベルではこうなりますな。

俺のおかげだね。いや、冗談です。いや、いや、2つ上の長男も、なんだかんだ言って低学年の間は見続けた4年生も、この段階・レベルでは圧倒的強さを見せたその実績からすると、やっぱり俺のおかげなのでは。いえ、冗談です。スポ少目線で言えば集大成の6年生時でどうか、が1番大事だし、最近の5年生見てると、スタートダッシュ良すぎても良くないなぁと思うし。そもそも子供達にとっては、もっと大きくなった時のほうが大事で、小学生での結果を求めるほうがナンセンス。

 

3年生の話に戻ります。

外に開くということもだいぶ出来てきて、中央で大渋滞引き起こすことも減ってきた(試合開始直後はそうなったけど、声掛けでスペースができるようになった)。

 

あと、今回強調したのはディフェンス陣のポジショニング。圧倒的に攻め込んではいたけれど、たまにパントキックで裏を取られ、なんてシーンもあったから、相手キーパーに取られたとき、ゴールキックになった時、DFは一回自分の後ろを見てごらん。相手がいるんだったら、そこまで下がらなきゃダメだぞ。いないんだったら、前に出てごらん。

しつこく声掛けして、かなり習慣が身についてきたね。やらん奴はやらんけど(笑)

 

その中で光ったのは、次男と同じ幼稚園出の子。

この子には、昔から期待大。だって、長男と性格が近しいので。是非ともがんばってほしい。

すんごい真面目な子で、きちんとこっちの言うことを守ろうとしてくれる。

件のセンターバック。相手に取られた瞬間に後ろを気にしてくれる。ぶっちゃけ唯一の失点はこの子がセンターバックの時だったんだけど、裏は取られず、真正面からぶつかって、残念ながらそこで取りきれず抜かれちゃって。

いや、いや、いいんだよ。もちろんそこで負けないように頑張ってほしいのは願うけれど、最善を尽くして、結果、やられちゃったのはしょうがない。ちゃんとそこで競りあえたのが1番大事。競りあえず、相手のミスやキーパーの頑張りで点取られないよりも、やることはやって、ただそこで負けちゃって、そのまま決められる。結果はあれかもしれないけれど、どっちが将来に繋がるか判るでしょ。

 

守備だけじゃなく、攻めでも貢献。

審判やってて、中途半端に広がろうとしたところ、ここまで下がったごらんと受けれる位置まで下がるように指示。そのシーンだけ切り取ればパスがミスって繋がらなったけど、それでコツ掴んだのか、しっかり広がって、下がるときは下がってボールを受けれるように。

長男と同じく気を使うタイプなのでパス中心になってしまうところ、そのポジショニングにより前が開けたところ、猛然とドリブルする様もいい。それ、凄く大事。

周りに気を使いつつ、心の底では熱いものを持っている。いいよ、いいよ、そういうの大事。是非、今後も頑張ってほしい。

お父さんが来ていたこともあって、応援ありがとうございましたコールは彼に任せました。

 

えーと、次男の出来も訴えていいですか(笑)

 

後で書くけれど、他メンバーが直線的なドリブルから遠目のシュートを繰り返していたのに対して、相手の逆を取り続けて、キック力がないからっていうのが本音のところなんだろうけれど、遠くからシュートを撃つ姿勢を示さず。

さすがにそうそうゴール前至近距離でシュートを撃てるほど、近づけるわけもなく、その実力の割には結果がともわなかったのは仕方ないのでは。

 

センターバックやりながら、ここぞという時にプレスかけて、奪ったまま前に押し出し、そのままミドルシュートを決めたシーンはセンスを感じさせた。

ディフェンスやりながら、無駄にドリブルしようとして(目の前の相手は抜けるからそれが悪いとは思わないけど、そこからの発展性がない)、そこでやるプレイか、もうちょっと考えて見せろよ、と声掛けしたら、パス出しだしただけでなく、まさかのキーパーへのバックパスまでやりだした。

そのキーパーが大柄でキック力ある子だったから、ダイレクトで前線へ。それがゴールに繋がる。

まさか、3年生でバックパスを交えた得点シーンを見るとは思わなかったな。

 

 

僕自身の反省点は、交代だとかに気を取られすぎて、チームのやり方を変えられなかったこと。具体的には遠目からのシュート。

ハーフコートでシュート打ちやすく、けれどパイプゴールなので枠が狭く、シュート数の割にゴール数が少ない。最後の方なんか、遠くからボカンと蹴っているだけ。

やってる本人たちは楽しかったのかもしれないけれど、あまり身のある試合にはならんよね。ゴールエリアまでドリブルすることとか、ダイレクトシュート以外禁止だとか、制約をつけてあげればよかった。

大反省点です。次回はしっかりします。

 

 

で、タイトルのマナー違反の話。

 

相互審判での3試合目、こっちのコーチが審判担当した試合後に味方保護者が寄ってくる。

そして、曰く、しっかりファウルを取ってください。

 

ん?

 

ん?

 

踏みつけようとしている子がいる。

足の甲を踏まれると大怪我に繋がる恐れがある。

 

ん?

ん?

 

はぁ。

僕も、審判担当していたコーチも何言われてるのか全く判らずに戸惑いの表情を見せていると、サッカー経験者であろうお父さん、こっちの理解が追いついていないのかと若干、上から目線で、だから、足のここの部分を踏まれると、と実演しだしたが、いや、そういったプレイが危険なことぐらい判ってるわ。

 

僕らが戸惑ったのは、そんなシーン、どこにありましたか?ということ。

故意だろうが自然発生的だろうがを問わず、足の裏で踏みそうになるシーンなんて皆無だったし、強いて言えばバウンドしたボールを足の裏で踏んづけようとしてたくらい? ただ、それも相手の足を踏んでしまいそうにはなっていないし、まだまだ3年生、そんな浮いたボールの処理慣れてないし、未遂でも可能性あるならファウル取るべきだ、なのかもしれないが、感情的なこと言ってしまうとこっちが圧倒的に強いのに、更に相手の動きを制限してしまうことは言いにくい。

 

それとも、もしかして、味方のプレイのこと言ってる? 普通に考えれば息子を守るために相手のプレイにイチャモンなんだろうけど、具体的にどちらのことかは言っていなかったし、件の足裏で踏みつけるシーン、味方の方が多かったような。ボールと相手の間に身体を入れる場面で、飛び込んだ足が。うん、まぁ、でも、普通のプレイだよね。

 

審判してたコーチも、そんなプレイあったら取ってますよ、そんなに文句あるなら自分で審判されたらどうですか、と若干ヒートアップ。

が、そう言いたくなるのも当然。

まー、まー、とその場は取り直して、お父さんにはベンチから退却してもらいました。

 

 

はい、完全にマナー違反ですね。

 

コーチの立場からすると、途中で子供呼び寄せて何事か指導するのもやめてほしいところだが、スポ少である以上、保護者の協力はいるのでそこは目をつぶるとして、そもそもベンチまで保護者が来てしまう時点でアウト。

いや、まぁ、コーチやる前に、それ、僕もやってたので、デカい顔はしておれませんがorz....

 

でも、そんなレベルではないでしょう。

無償で頑張っているボランティアコーチに対して文句を。もちろんボランティアだから、いい加減でいいわけではないけれど。

いや、いや、お金もらってる、それで生計たててるコーチに対しても、そもそも子供達に審判のジャッジには従いなさいと指導してる中、進んで文句言うって、絶対にダメでしょうに。

 

前にも書いた気がするけれど、次男坊の3年生、子供達は手がかからず、すんごい助かってるのに、親御さんたちがなかなかに大変。

そこを抑えきれるほどの安心感を僕が示せてないせいで、外野が色々言ってくるんだと言われれば、僕は否定できませんが。