運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

3年生交流戦1

丸1日はきついな。しかも、寒い。

 

次男坊たち3年生、交流戦に参加してきました。コロナ禍なので、おおっぴろげにはしゃいだりはしなかったけど、昼食時の子供達の会話を見てみると、普段あまり喋らない子も話していたり、接点がなさそうな二人が楽しく談笑していたり、意外とこの子達もしっかり仲良くなってきてるんだなぁと驚きでした。

 

さて、その交流戦、選手起用に関して色々と失敗したので、その一部始終を何回かに分けて。

 

元々、欠席者もいて、かつ前日に体調不良1名追加。

おい、全員で10人しかいなくなったぞ。暑くはないが、丸1日の参戦、大丈夫か。当日いきなり欠席って子もいるかもしれんし。

2年生、何人か呼ぶか。でも、今日の明日。ましてや、アウェーの遠いところ。今から調整するのも大変だし。

 

ええい、ままよ。

このままでいいよ。

もし、どーにもならんようなら、朝、練習だから、そこで声かけて午後から来てもらおう。

 

結果的には10人全員来てくれて、怪我もなく、最後かなり発破かけたせいで、次男坊含めて疲労困憊なの出しちゃったけど、みんな、一杯試合出れて、とりあえずは良かった。

 

が、正直、僕の準備不足。

人数の少なさの不安が大きすぎて、どんな順番で子供達に出てもらおうか、一切考えておらず。

もう行き当たりばったり。これまではむしろ、この子たちをどういう順番で出してあげようとシミュレーションしすぎてて、それにこだわりすぎるきらいがあったのと、交流戦で普段戦ったことのないチームだから、どこが強いのかどうせ判らんし、などという開き直りだったのですが、うん、いかんね。大反省。

 

平等と言いつつ、どうしたって端数は出るので、それならばということでリフティングの数が多い順から出すことに。残った子は半分で交代。

こうなると、必然的に1試合目はチームとしては強い状態に。結果的に相手がそれほど強いチームではなく、大勝。それはいいけど、相変わらず遠くからシュートを狙う癖がついてやがるな。

 

2試合目は、じゃあ、さっき半分しか出てない子、フル出場しよっか。もちろんそうなるよね。そうなると、申し訳ないけど、チームとしては弱体化。で、そこに強いチームと当たる。

初めて戦うとこだから仕方ないじゃんと言えば、それまでなんだけど、実は3年生の大会と言いつつ、チームによって3年チーム・4年チームの2チームだしていたり、1・2年生チームだったり、かつその情報は大会前に配られた資料に載っていた。

そうです。2試合目に戦ったのは4年生チーム。うん、まぁ、そりゃ強いよね(4年生にしては、とは思ったけれど、とはいえ、ねえ)。事前にその情報判るはずなのに、見落とし。

で、3試合目。じゃあ、次は、ってことで順番的には強いチームになったんだけど、その相手が1・2年チーム。むむむ。だったら、もう一度、経験浅い子たちで固めて、とも思ったけれど、ちょうど2試合連続のターンだったので、うん、なかなかそれも難しく。

苦肉の策ということで、半分しか出ない経験浅い子たちには前のほうでポジショニング。そこでがんがんドリブルしてほしいかな。そうじゃない子たちはディフェンス。守りも覚えつつ、前の子たちのためにボール配給してごらん、というゲームプランで入ったのだけれど、なかなかどうして、その1・2年生チームが手ごわく(1対0で勝ったけど、ロングシュートが相手のキャッチミスで入っただけ)、前の子たちでは全然ボールを運べず、基本的には守れていたけど、そりゃそれだけ攻められる回数多ければ、相手チャンスも増えるわけで、何回か1vs1のシーン作られていたけど、その試合にキーパーやらせた次男のおかげでなんとか無失点に。

 

余談ですが、次男坊、キーパー上手かったね。

背低いし、たぶんミドルシュートに対するセービング能力は低いだろうけれど、その代わり飛び出しのタイミングは完璧。ボールとゴールの直線上に飛び出してくれるから、ゴールを割られない。ほかの子で飛び出すの大好き、タイミング早すぎのがいて、まぁ、飛び出せないよりは断然そっちのほうがいいので、それ自体は問題視していないんだけど、飛び出すコースがね。それって、ポジショニングセンスがいるってことなんでしょうね。

 

 

ということで、午前はちぐはぐ。ベンチのイライラも上昇。

僕自身は負けてもなんとも思わないんですけどね。それ度外視して采配してるし。ただ、チームが負けていると不機嫌になる人もいるわけで。まぁ、その話は後日書きますが、それで当たられる子供達の精神状態もいいわけがなく。そうならないような配慮は必要だったのかな。

色んなポジションは経験してほしいけど、まだそのレベルに達していない子もいるわけで、であるならば、役割のはっきりしている場所で使って、まずはボールを持ったら運ぶ、相手がボールを持ってたら取りに行くというシンプルなミッションをあたえてあげたほうが成長に繋がるのかな。

 

長男の5年生が終わりに差し掛かっているこの時期。チームの底上げには、全員のレベルアップが必要不可欠だなと、思う今日この頃。

試合に出るのは8人でも、疲れてきた子を替えてあげられるバックアップメンバーは3人ぐらいほしいところ。いや、いや、普段チームで練習してて、やっぱり2チーム分、16人がお互いに強度をかけられるような関係性でないと強くなっていかない。

 

もう5年生になるとその差は埋まっていかないし、その機会提供も難しくなっていく。

3年生のうちに、と思っているけれど、そういう子達に合わせれば、できる子は不満だろうし。

いや、いや、それ以上に保護者が不満なのかな。強さを求めるなら、スポ少から離さない実績も必要なんだろうなと、親御さんからの痛い視線を感じつつ、経験浅い子に何がしてあげられるかと思う今日この頃。

全ては救えるわけないのは当たり前だと思いつつ、全てを救うべく理想に邁進するのは悪いことではないはず。