運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

エル・クラシコ

見事に大勝。

 

この日、一日中、息子どもの試合が入っており、ならば早起きして観戦じゃと息子たちを叩き起こし。

マドリー好きの長男はすかっと起きたはいいが、なんかバルサ調子良くねと不機嫌に。全く覚醒してなかった次男は、けれどもバルサ優勢で元気になりつつ。

結果、バルサ大勝で不機嫌が解消されなかった長男は、この日の試合でその鬱憤をぶつけ、思わぬ活躍を見せるのだが、それはまた別の機会に。

 

 

ベンゼマがいなかったというエクスキューズは認めよう。とはいえ、ヴィニシウスをストップすべくアラウホの起用は大当たりだったし、何よりパリ・サンジェルマンを飲み込んだハイプレスをなんなく交わしていく様は、まさにポゼショナルサッカーのアイデンティティーが埋め込まれ、かつその信念を深く携えているチャビが率いるバルサでしか、世界広しといえ、成し遂げられないものでしょう。

あとは、ペップ率いるシティぐらい。

 

今ならバイエルンにも勝てるかも。

 

テア・シュテーゲンも絡みつつ、1枚1枚剥がしつつ、ボールを前進させる動きは、少年サッカー教える側からは参考になりました。

キーパー使えば、数的優位は確保できるからね。その優位性を使いつつ、じっくりとプレスを剥がしていく。ボールを回すことが目的ではない。剥がすことが目的なんだと深く知れた事例だった。

もちろん詰まることはある。そのときは1つ飛ばしてインテリオールにつけてみたり、ロングでオバメヤンに当ててみたり。そのボールをしっかりとオバメヤンがキープしてくれたことが、押し込めた最大の要因でしょう。

 

そうやってハイプレスを回避できた際には、いくらマドリーとは言えどもある程度のスペースは広がっていて、今のバルサ的には、ハイプレスでボールをかっさらわれるより、ゴール前にバス並べられるほうが困るわけで、チャンスを作り出すのは難しくないわけで。

相変わらず(笑)フェラン・トーレスが決定力の低さをアピールしてますが、本来ならむしろその決定力の高さが彼の武器であって、それが発揮されたなら、更に高みに達せれると思ってたみたり。

 

その伸び代を含めて。

ベンゼマいないマイナスあって。

 

それも含めて、バルサが上に立ったったってことじゃないかな。