運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

パパコーチですらなくて、ただのパパ

色々と書き連ねてたら長くなって、時期が前後してしまいましたが。

パパコーチとその息子、退団の事となりました。

 

元々4月からクラブチームに行くという話は聞いてましたが、僕との意見の相違もあり、その前に辞めていきました。

それはいいんだけど、まん延防止延長で予定されていた練習試合も延期になったので、本当はその試合までと思ってましたが、延期になっちゃったので、じゃあ、もうこのタイミングで辞めますと言ってのけるあたり、はぁ。

そんなもう僕のコーチングに辟易しているのに、子供の参加率高かったのはなんでだろ。

子供自身は楽しんでたんだろね。

 

まぁ、でも、楽しいだけのヌルいサッカーなんかいらないさ、ってことなんでしょう。

あのパパなら、息子の気持ち抜きにして、そういうこと考えそう。

 

もうね、息子への声がけがホントひどくて。

親子の関係には踏み込めんと、僕も注意まではしてこなかったけど、そのイライラが僕も積もって爆発してしまったということでしょう。

 

子供本人は当たり前ながら一生懸命やってても、真剣にやれよだとか、そんなんなら帰らせるぞとか。毎回毎回全てのプレイが成功するわけでもなかろうに。結果論だけで語っちゃいかんだろう。

もうね、そんなこと言われ続けて、どんどんプレイは激しくなり。手で押すわ、服引っ張るわ。でも、お父ちゃん、それを咎めることもなく、むしろ、やればできるじゃねえか、もっと気持ち入れろよ、と。

背中を押してやってるつもりなんでしょう。

ただ叱責による気合の入れ方って。

 

正直な思いを吐露してしまうと、この段階で辞めてもらって、ほっとしてます。

あんな声がけ、公式戦でやられたら、どうすりゃいいんだ。恥ずかしいわ。

 

過度なサイドコーチングは禁止がルールと伝えたところで、きっと聞きゃしないだろうし。

そう言えば、練習試合でもベンチ前のサイドライン脇にドンと立ってたので、いや、ベンチに座ってる子供達の視界を塞いじゃいかんぜ、と注意したら、ちょっと横にどいただけ。いや、そうじゃなくて、子どもたちの後ろ側に行ってほしいんだけど、ってこともあったなぁ。

 

僕もパパコーチ。

それでも僕自身は「コーチ」側が強くなるように意識していて。

息子が怪我で休んでても練習参加するし、次男が別チームの試合あっても、僕自身は団の活動優先するし、息子放って別学年の試合に行ったりするし。

個人的には普通のことだと思いますけどね。チームのスタッフである以上、チーム優先させるのは当たり前のこと。

まぁ、フットサルチームの運営に携わった経験も大きいんだろうけれど。

 

色んな人います。

パパコーチでも、コーチ寄りな人、パパ寄りな人。

けど、この人は、ただのパパだったなぁと思う次第で。

 

コーチ成りたての頃、練習試合での一幕。

ベンチでビデオカメラを回しだし、息子を撮り始める。

いや、いや、息子を近くで見たいからコーチやり始めたんかい。

そして、奥さんをベンチに呼び寄せ談笑。

いや、いや、他の保護者は遠巻きで見てるというのに。

そういう特別待遇はしちゃいけないと、僕は切に気をつけてます。そういうのが出てくると保護者間でもおかしくなる。

嫁が試合途中から娘連れてきて、来たよーと本人曰く、報告のつもりだけでベンチ近くから声をかけてきた時も、僕は、ベンチは来ていい場所じゃないと追い返しました。それぐらいの意識をしてる。

 

逆にコーチやってるんだから、それぐらいの待遇は当然と思ってたのかな。

チームファーストでやってほしいんだけど。

 

喧嘩した後の試合ではこんなこともあったな。

サイドライン脇にスマホ立てを置いてビデオ撮影。

まぁ、手に持って撮影でピッチに集中してないわけじゃないからいいか、家帰って見たい思いもわかるし、喧嘩した手前ともう半ば諦めてたのでかなりの譲歩をしていたのですが、息子が交代した途端、その録画を止め、試合そっちのけで動画を息子に見せ指導。

 

いや、待て、待て。

他の子、まだ試合しとる。プレイしとる。

 

空いた口が塞がらないとはこのこと。

 

改めて書き連ねてみると、ホントにただのパパだったなぁ。

もう多分ね、それぞれの出発点からして違っていた感じするから、この時点で離れたほうがお互い良かったんだと思う。