運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

なんちゃってトレセン 選考会

近所のスポ少の子たちだけを集めたなんちゃってトレセン

今年も選考会ありました。

え? ガチトレセン? ない、ない。息子がそんなのに選ばれるわけない。

 

barbarca.hatenablog.com

 

 

例年、5、6年生は交流戦も兼ねていて、その試合中に選考委員が選んで行く形なんだけど、今年は5年は団からの推薦者で決定、6年はまず団からの推薦者を出して、その子達だけでの選考会を行う形に。

 

というわけで、まずは団からの推薦者選び。

うちのスポ少はもちろんリフティング。っていうか、推薦者の基準に入ってるし。

学年×100ということで、600回できる子を推薦することに。

これまでの最大回数だと半分くらいの子、達成しちゃってるし、それだと面白くないので、3週間の間にコーチの前で600回やることを条件に。

 

長男、早々にクリア。

まぁ、最大回数が1500なので、これぐらいは楽勝でしょう。

 

最終日、雨天のトレマの最中、最後の休憩時間にギリギリクリアする子が出たり(最後、仲間からのカウントダウンはなかなかに素敵だった)とドラマもありましたが、最終的には7人クリア。

 

これまでの最高記録的に到達が無理な子も頑張って続け、いきなり100回から300回まで増やした子もいる中、早々に白旗あげちゃう子も現れ。

うーん、なんちゅうかねぇ、残念。

 

600回っていうのは方便的なところもあって、最終的には100回越えて選考会出たい子は参加させてあげるという形にしたのに、結局、その7人に続く子は現れず。

昨年なんちゃってトレセンに選ばれて参加した子もいるんだぜ。その子ですら、やる前から諦め。

 

ここに来てメンタル的にAチーム、Bチーム分けがハッキリしてきたというか。

 

実力に差があろうが、選考会のプレイ次第でワンチャンあるんだからやればいいのに、とは勝手な外野の見方ですが。

いや、やればいいのに。

 

 

で、選考会当日。

メインコーチは運営側で関わってたけど、パパコーチは仲良く揃って観戦。

みな、息子が選考会出れて良かったね。

 

しかし、まぁ、なかなかにレベルの高かった試合でした。

スポ少レベルかつ昨年はうちのスポ少だけで半分弱占めてたので、まぁ、そんなでもないかと甘く見てたけど、いや、いや、全然。

呆けてるような子は皆無だし、場違い感な子もおらず。2、3人の子は抜けてる感はあったけれど、それ以外は横一線な印象で、いい意味で甲乙付けがたく。

普段の感じからしたら、まぁ、この子は受かるやろ、とタカくくってた子も、うん、いまいちアピールできてなくね、いや、むしろ、これまずいんじゃ。

実際どうだったのか合格発表聞いてないからわからないけれど、ホントにその日の出来如何では、簡単にひっくり返るぐらいの差でしかなかったように思う。

 

うん、上手くなるもんだね。6年生にもなってくると。

即席チームなのに、ある程度の共通理解を持ってパス回しよるわ。

 

で、長男の場合。

そのある程度の共通理解というのが性に合ってるのか、動けばパス出てくるし、逆に守備では読みやすいのか最近磨きがかかってきたインターセプトを何度も。そのポジショニングセンス、誰か評価してくれんねん、というツッコミはありますが。

 

端的に言って良かった出来でした。

今、持っている100%の力は出せたかな。これで選ばれなかったら仕方ないよね、と思えるぐらいに。

去年の時はヤキモキしかしてなかったのと大違い。

まぁ、今回は5年の時より選考人数少なくて、元々狭き門で半分諦めてるってのはあるかもしれませんが(笑)

 

でも、ホントに良かったなぁ。

攻撃のプレイは8割方成功していたし、前から長男には口を酸っぱくして言ってる、パスが止められそうなタイミングなら一か八かで出すんじゃなくて、しっかりとドリブルで運んでご覧というプレイも出来ていた。

左サイドからカットインでピッチ横断しつつ、逆サイドへのスルーパス狙って、カットされそうと見るや出す素振り、出す素振りで相手を外しつつ、見事スルーパスを通したプレイは、まさに思い描いてたそれ。そのスルーパスの角度と強さをミスってるのが勿体ないけど。

 

勿体ないと言えば、相手ボールになりミッド真ん中に差し込まれたパスをインターセプトで奪い返し、そのままミドルシュートを撃とうしたシーン。角度的にも距離的にも普通にインパクトすれば入りそうだったのに、持ち出したボールが長くてシュートが腰砕け。

これをしっかり決めきってれば合格内定だったと思ってる。

まぁ、僕もフットサルでよくやるプレイですけどね(笑)

 

あと、なんてことないプレイなんだけど、絶対的に足が遅かった長男だけど、裏取られかけても追いつくシーンが多くなったね。

多少、スピード差が縮まったのと、追いかけるコース取りが良くなったかな。これまでは相手のケツ追いかけてたけど、相手とゴールの間に向かうようになった。

そこで追いついたからって加点にはならんけど、これまでだと全然追いつかん、マイナス!!って感じだったので。

 

それと、数試合あって色んなポジションこなしてたけど、最終戦で自分の1番好きなトップ下で出てたのは良かった。

しっかりとやりたいポジションを主張したらしい。

普段は気を使うくせして、こういう時はキチンと我を通しやがる。

 

ただ、圧倒的にできてなかったことが1つ。

どれだけ加点ポイントになってるか知らんが、能動的に皆をまとめる事は全くできてなかった。

わざとそうしてたんだと思うけど、チーム分けしたあと、コーチ陣は知らんぷり。その中でもまとめ役の子が出てきて、皆を誘ってウォーミングアップしたり、ポジション決めたり。自ら声出してる子はよく判るし、逆に長男みたいに何にも声出してねえ奴もよく判るし。

 

責任感がないわけではないと思う(そう信じたい)んだけどなぁ。

まぁ、ああやってニュートラルな立ち位置では自ら動かんわなあ。

 

せめて、いや、これもう、お前の責任だから。お前がやらなきゃいけないんだから、という立場が与えられたときぐらい、そのあるはずの責任感を見せてほしい。

 

やれっかな。

一応というか、個人的に僕が目標としていた小学校サッカー部キャプテンには選ばれたらしい。

えーと、長男の目標じゃないです。あくまで僕の目標(笑)

せめて小学校サッカー部キャプテンくらいは、と大金かけてきた甲斐がありました(爆)。

 

そういう立場さえ与えられれば成長してくれる下地は持ってると思ってるからね。

だから、その立場を与えてあげたかった。

 

いや、本当は僕がなれなかったキャプテンを、なんとか息子にリベンジしてほしかっただけですが。

 

 

えーと、なんちゃってトレセン、関係なくなってきたな(笑)

ちなみにですが、なんちゃってトレセン、4年生は推薦式なので次男が選ばれるのは決定です。