運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

要するにペドリがいないだけ

バルセロナの話。

 

苦しみながらもヨーロッパリーグを勝ち進み、逆にリーガではクラシコ含めて連勝続き。

ヨーロッパリーグではセビージャも敗退して、おお、これはシーズン最終盤まで楽しめる可能性が高くなってきた。かつ、あれ、もしかするとリーガ、大逆転での優勝あるかもよ、と期待した矢先、フランクフルトにアウェーで圧倒的に内容で負け。いや、いや、内容では負けてたけど、次はカンプ・ノウだし、と余裕こいてたら、まさかのアウェーサポーター大集結であっさり敗退。

それを皮切りに、あれよあれよのホーム3連敗。

 

ヨーロッパリーグ優勝しなきゃ、もしかしてチャンピオンズリーグ出れないかも、だから何としてもヨーロッパリーグ優勝すんだと息巻いていたら、いや、余裕でチャンピオンズリーグ圏内入ってきたし、ならヨーロッパリーグなんか無理して取りにいかんでも、とモチベーション下げたらあえなく敗退して、共ずれでリーガでのチャンピオンズリーグ圏内確保も危うくなり、だからヨーロッパリーグに全力を出せと、元に戻るという。

 

うーん、結局、カオス状態に戻るのか。 

メッシ退団、クーマン留任と不安でしかなかった船出で、そりゃ都合よく途中から順風満帆とはならんわな。

 

チャビ就任でバルサ伝統のポゼッションサッカーが復活したとか、冬の補強がうまくいったとか分析されているけど、もうここに来て思うのは、ペドリがいるかどうかだけなんじゃないか、ということ。

 

EURO、東京オリンピックと酷使されて前半戦を棒に振って、バルサ不調。

怪我が癒えた後半戦、バルサ連勝。ガラタサライ戦やセビージャ戦で魔法をかけ、フィジカル的にも強くなり、イニエスタと同じくシュートの精度が低いのが唯一の弱点も大きく改善。

これはもうちょっとものが違うぞとざわめきたった矢先に、再び負傷離脱。そこからのバルサ低調ぶりは既出の通り。

 

結局のところ、一人に依存するサッカーは変わってなかったってことでしょうかね。

なんとか今シーズンはチャンピオンズリーグ出場権獲得を最低ノルマとし、来シーズンはチャビのポゼッションサッカーを全選手に植え付け、ペドリに依存ではなくて、彩りを与えるラストピース位置付け的な選手にとどめたいところ。