運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

背番号シャッフル

背番号には拘ります。

 

エスパルスレジェンド澤登のおかげて、背番号10が好き。

澤登がチームの中で決してナンバーワンプレイヤーだったわけではないが、最もチームのために頑張れる選手がつけるべき番号。

バルサでは輝けなかったけれど、アーセナルで活躍したフレブが好きなのは、初めて見たシュツットガルト時代、背中に10を背負い、孤軍奮闘した様を見たから。

 

フットサルでも、できれば10のついたビブスを着たい。テンション上がって普段の3割増の力出せる。

フットサルチームでは、3つのチームで比類なき10番への熱情と出席率の高さで、エースナンバーを無理くり奪い取りました(笑)

 

で、僕が見てる4年生。

拘りがあるが故にしゃしゃり出過ぎても良くないと、カップ戦は番号付けをヘッドコーチにまかせてましたが、入団順にあてがうというある意味、平等な決め方はいいんだけど、1年時から入団し頑張ってる子が2番とかで、後から入った子(その子が頑張ってないとは言わないけれど)がエースナンバーをつけるというヘンテコなことに。

5年生も同じで、うん、さすがにこれはちょっと。リーグ戦は頼み込んで、僕につけさせてもらいました。

 

イメージ的にこいつは7だよなぁ、とか、この子、この番号好きだからつけさせてあげよう、だとか、6は僕が部活で6年時につけてた番号だから母校に通ってるこの子につけてほしいとか、色々と思いを込めて番号選択しました。

 

背番号10は次男坊に。

本人、だいぶ11番に心惹かれてたし(スクール側のチームでは11をつけていた)、メインコーチの息子につけさせてしまっていいものかと悩みましたが、リフティングの数は一番多いし、怪我していたが故に判る復帰後の存在感の大きさは流石だし、もう1人候補がいたのだけれど、その子は俺が俺がが強すぎて、結構、他の子にひどい言い様をすることがあり、そういう邪悪さもないし、今のこのチームでは次男坊かな、と。

長男がBチーム時に10つけてた時があって、兄弟そろって同じユニで10を背負う様を見るのは嬉しい。

 

けれど、そのエースナンバーを独り占めさせる気はない。

いろんな子につけてほしいし、間違いでも何でもいいから、人生で1度くらいは背番号10をつけたという思い出を作ってほしい。

 

ということで、もう背番号が決められているリーグ戦は仕方ないにせよ、練習試合ともなると背番号シャッフルを敢行しています。

入団順で好きな番号を選ばせていく。

前回、一番最初に選んだ子は、次回は最後に選択といった感じで。

 

ここで10を選ぶ度胸があるかどうかを見てたりする。

 

しょっぱなと2回目、最初に選んだ子は見事10をつける。

が、3回目、最初の子は7を選ぶ。まぁ、決して悪い番号ではないからね。

その次の子、8を選ぶ。まぁ、この子も普段から8を付けたがってて、リーグ戦でも8をあげたし。

が、そこから全然10が選ばれない。こう言ってはなんだが、この辺りに来ると実力的には少し落ちるので、その遠慮があるせいなのか、番号に愛着を持ち始めたのか、リーグ戦でつけている番号をそのまま選ぶことに。

 

うーん、僕の意図するところではないけれど、君らがそれでいいなら止めんけど。

で、回り回って入団順1番の次男まで回ってくるものの10が残っている。

いや、いや、お前、普段つけれてるんだから、それ、選んじゃ駄目だぞと9を選択。

 

そのへんの空気の読み方は、お兄ちゃん、そっくり。

 

いろんな子の10番、見てみたいんだけどな。