運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

次男坊たち4年生の後退

長男たち6年生は前回書いた状態ですが、今回はメインで見ている4年生について。

 

夏の地域リーグで経験の浅い子たちがしっかりと実力をつけ、新入団者も2人入り、その内、一人は経験者。

これまでは誰を使おうレベルだったのが、誰を外そう、外した子のメンタルどうしよう、と別の悩みを持てるほどに。

 

で、始まった後期リーグ。

格上に2つ破れ、負け先行。いや、いや、この2つに負けるのは折り込み済みで、今回の目標は3位。残り全部勝つぞと勢い込んだものの、あっけなく翌節に2連敗。どちらも2-1で、どっちに転んでも仕方のない展開だったとはいえ、そこで競り勝てないのは。しかも、その内、1つは前期に勝った相手。

確実に成長はしているのに、それよりも相手の成長度のほうが上だったということ? そして、競り合いで勝たせてあげることができなかった僕の采配力って。

 

2週間後、1年半前に30-1で勝った相手に、今度はトレマでボコられる。

あの頃とは半分メンバーが変わったというのは、単なる言い訳。大きいコートでのサッカーが全く出来ていない。

 

センターバックだろうがなんだろうが、ボール持ったらまず前にドリブルしたがるのが多すぎ。ルックアップも判断もなく、そこに留まってたらボールを取られる強迫観念があるのか、まず前にボールを運ぼうとする。しかも、全力で。

だから、ドリブルも大きいし、止めて別の判断もできないし、そもそも顔を上げれない。

自陣からせめて相手陣地まで運ぶ確率の差が、そのまま点差に結びついている感じ。

 

次男は、まだ斜めだったり横だったりにドリブルするから、まだマシ。

でも、そこからのパス選択肢はどんなに狭かろうと、確率が低かろうと前ばっか。メッシ好きなのは判るが、ラストパスばっか狙ってんじゃねえわ。しかも、ドリブル中に体当てられて体勢悪い中で。出したいなら、そこでターンして、相手振り切ってから出せや。

 

こっちの人数少なくて、最終盤は疲労困憊。こんな状態で無理しても怪我するだけなので、もういい、100%でプレイするな。なんでもかんでも100%全力スピードの中でやるから、ドリブルも大きくなるし、パスもずれるの。

もちろん100%でやらなきゃいけない場面もあるけれど、そうじゃない時もいっぱいあるよ。

今日は、もう取られてもいいから、70%ぐらいのスピードで落としてパス繋いでごらん。

 

で、結局、それ出来てるのは次男含めて2、3人。

疲れているのに、ついついボール貰うといつもの癖で全力ドリブルスタート。

だーかーらー。

 

終わった後、相手チームコーチと話をしたが、半年かけてパス繋ぐ練習してきたんだって。

そうだよなぁ。それぐらいやらなきゃ、だめだよなぁ。

そちらは個の技術が高くて羨ましい、なんて言われたけれど、その技術をどこで使いますか、なんだよなぁ。

 

あと、チームとして後退原因の1つに、僕のマネージメントもあるのは認めなきゃいけないのかな。

今、本気出すなら、この子はここのポジションかな、というのはあるけれど、それがその子の好みではないかもしれないし、色んなポジション経験してほしいし、って事で、取っ替え引っ替えしているけれど、成熟度という点においては、そりゃ、ポジション固定したほうがいい。

公式戦ですら、こねくり回す。2試合連続同じスタメン、同じポジションでスタートしたことはないはず。それはたぶんファーストチョイスで花形の中盤真ん中を次男に任せている負い目もある。なんか言われるのが嫌だから、他の子も試してますアピール。実際のとこ、特に守備面で次男置かないと機能しないから、試合途中で戻しちゃうけど。そのへん含めて、試合全体で勝負に拘った采配ができていない。

 

無駄に選手交代が早いのも、僕の特徴。

先手先手で手を打っていると言えば聞こえがいいが、変えることが最良かを本気で判断していない。だって、変えたほうが他の子のプレイ時間長くなるから。だから、悩んだらスパンと変えちゃう。

 

僕も子どもたちも変わらなきゃ、ね。

どうせだったら勝利を目指して頑張ろうよ、と声がけはしてるけど、自分のやりたいことを我慢してまで子供が勝ちたいと思っているのか、子どもたちが勝ちたいと願ったとして、それに応える采配をする度胸が僕にあるのか。

新5年生まであと1ヶ月半、それをまさに今、問われている。