運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

EURO2020 1回戦を終えて

波乱続出。

グループステージ1位突破が半分敗退し、3位通過が3チーム残るという。

ヨーロッパのレベルの高さが伺えるわけだが、分散開催という名目で、サッカー大国がホームで戦えるグループステージから、中立地でのノックアウトラウンドになって、よりレベル差が小さくなったともいえる。

 

デンマーク

ポウルセンとヴァスも欠場で、ここまでかと半分諦めていたけれど、まさかのブレイスウェイト大活躍(笑)

曲がりなりにもビッグクラブ在席してんだぜ、という片鱗を遺憾なく発揮してくれました。

最終盤に出てきたコーネリアスのプレイ振りも良かったし、あれ、思った以上に選手層厚いぞ、これは。

もちろん次戦のチェコも侮れないけど、オランダよりかは勝ち目が大きいはず。

頑張れ、デンマーク

 

他の注目チームとして挙げたいのはウクライナ

スウェーデン戦は見てないし、オーストリア戦はヘタれていたけれど、負けたとはいえ、初戦のオランダ戦は面白かった。

ディナモキエフシャフタールに所属する選手がほとんどで、もう普段から動きが判っているからだろうけれど、次のプレイの予測が非常に早い。9番のヒールでの落としに飛び込むヤルモレンコとか。

ジンチェンコの中盤も、見慣れないけどなかなか様になってるし、なによりあの無駄にレフティーが多いメンバー構成。99年にチャンピオンズリーグ優勝したマドリーを彷彿とさせる。

次、イングランドなのでどうしても厳しい戦いになるだろうけれど、ぜひ面白い攻撃を見せてほしい。

 

ところで、トーナメントに入ってからの不満。

長男と一緒に見たいという思いもあって、基本的には録画で見てるんだけど、録画残り時間で90分で終わったのか、延長まで行ったのか、PKまで戦ったのか、丸わかりなんじゃ、ボケ。

スペインの試合。うん、これ、延長まで行っとるやないか。きちんと120分見たけど、ウナイ・シモンの有り得ないトラップミスも、どうせ追いつくんだろ。スペインが3点とっても、残り時間少ないけど、どうせ追いつかれるんだろ。気持ちが入らない。

その代わりと言ってはなんですが、延長は自分的には大盛り上がり。ああいうとこできちんと決めてくれるモラタ。だから、好き。

 

ただ、この放映時間問題、なんとかしてくれんかな。

スカパーだと、PKまで見越した時間設定してくれてたんだけど。

映画とか流したいのも分かるけど、急に時間変更になっても大変だし、それでなんとかなるレベルの番組なら、そもそも。ぜひ改善してほしい点です。

 

あと、別に僕が悪いだけなんだけど、やらかしが1つ。

イングランド対ドイツ。ドイツ好きの長男と見たい。ただ、たまたま仕事が忙しいのと重なり、夜9時にしか帰れなさそう。あまり夜ふかしさせるのも良くないし、よし、じゃあ、2日に分けて前後半で見ようと長男と約束。

今日はスイス対フランスを見て、いや、いや、その前に準々決勝の予約だけしておこう。ドイツの試合見るの長引いて準々決勝始まっちゃったら録画しそこなうし。

っていうか、これ書いてて思ったけど、なぜそれを想像できんかったんだろう。まぁ、フランス勝つだろうと思い込んでたってことかな。

 

目に飛び込んでくるスイス対スペインの文字。

えー、フランス負けたのー。

はい、1試合分、損しましたね。

 

そんな損害を出してまで拘ったイングランド対ドイツですが、結局、見る前にLINEニュースで結果を知ってしまうという。

ネット全盛の今、あるあるですかね。

手に汗握っていた長男の前で演技してましたが、お父ちゃん、実は結果知ってしまってたんよ。

 

ところで、その長男、大のドイツ好き、なのか。

キッカケが判らんのだけど。

それとも、ウェンブリーでイングランド勝利を喜ぶサポーターにイラッとしただけなのかもしれんが、とにかく試合終了でめちゃくちゃ不機嫌に。

 

俺、そっくり(笑)

 

いやぁ、判るよ、判る。

EUROやワールドカップでスペイン負けりゃ、僕も悔しいし、バルサチャンピオンズリーグで敗退すりゃ虚しいし。

 

それだけ好きになる、打ち込めるって凄いよね。

だって、ドイツに縁もゆかりもないじゃん。

エスパルスは判る。だって、見に行ったんだもん。それで、好きになった。

ちなみに、だけど、僕は1度だけだけど、カンプ・ノウ、見に行ったことがある。だから、僕がバルセロナ好きになるのも判る。バルセロナ好きだから、見に行っただけだけど。卵が先か、鶏が先か。

 

ともかく、何かしらドイツ代表に惹かれるところがあったんでしょう。

でも、その下地としては、まずサッカーを好きになった、というものがあるんじゃないかな。

 

長男のEURO2020は終わりましたが、全力で僕と次男の応援するスペインを負かすべく、これまた全力で対戦相手を応援してくれることでしょう。