運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

過去よりも未来を向いてほしいんだけど

遂に始まった、始まってしまったオリンピック。

ホント、なし崩し的に始まってしまいましたね。

 

僕だってスポーツ好きなのでアスリートの方々には敬意を表しておりますが、それが故にオリンピックの時だけチヤホヤする報道の形は違和感を覚えるし、メダルを取った・取らないでその人がこれまでやってきたことを評価するのはアンフェアだと思うし。

うん、なんだろ、僕的にはやっぱし盛り上がる要素ではないな。欧州サッカー新シーズンに向けた移籍報道のほうが気になる。

 

とはいえ、サッカーは気になるところ。

スペイン代表、スコアレスドロー発信。ミンゲサとセバージョス負傷で、もしかして今大会出れないかも。

ブラジル対ドイツ、リシャルソンのハットトリックスタート。フランス含めベストメンバー組めないチームが多い中、リシャルソンクラスの選手がいると無双できるということか。

 

ちなみに、これらの試合、どっかで放送してるんですかね。見たいんだけど、少なくとも僕が確認する限りはどこもやっておらず。

自国開催でもこんなもんか。EURO2020のほうが身近に感じるよ。

 

フットサル帰りで残り10分だけ見た日本代表。

久保のゴールは見事でしたね。バルセロニスタからすると、バルサ捨ててマドリー選んだ大悪人ですが(笑)

まあ、カンテラのゴタゴタで、捨てられたのは久保のほうだ、という言い分も判りますが。

 

あのゴールシーンは子供達も鮮烈に印象に残っているでしょうから、それにちなんだ練習をしようかな。

 

 

書きたい内容はサッカーの話ではなく。

 

過去のうんたらで、辞任させられるクリエイター相次いでいますね。

 

昔、誰々を虐めてた。

昔、相応しくないコメントをした。

 

渡辺直美を侮辱した現在進行形のやらかしはアウトだと思うけれど、クリエイターが創り上げてくれる芸術と、過去のやらかしと何か関係あるんですか?

っていうか、やらかし? そんなレベルのものでもないと思うけれど。大なり小なり、それぐらいのこと、誰もがやってきてるんじゃないの。

そりゃあ、僕だってねぇ。やんちゃしたこともある。

あえてその過去を暴露する気はないけれど、その話聞いたら、こんなのにコーチやらすなよ、って言い出す保護者もいるだろうね。で、そういう人が1人でもいれば、その声に流されてしまうが今の風潮。

 

それを言い出せないぐらいの清廉潔白な人って、この世に存在するのかな。

 

素晴らしい才能を、そして、それがもたらしてくれる素晴らしい演出を、ちょっとしたヤンチャをほじくりだして台無しにする。

多様性を重視するってそういうことなの?

 

日本ってそういう国だよね。

失敗すると取り戻せない国。

チャレンジよりもミスしないことが大事になる国。

 

なんだかね。

せめて自分はそうならないようにしよう。

熱中症対策 子供達に飲ませたのがいいのは

暑い!!

 

まぁ、それでも例年よりかはマシなのか。前は35℃越えてた気がするし。

そんな中、先週末の練習で試合に参加したら、吐きそうになった。マスクのせい?

あれ、でも、去年は?

ああ、そうか、去年のこの時期はまだ小学校使えず、夕方から近くのグラウンド借りて活動してたっけ。

あれはあれで気温的には楽なんだけど、毎回、雷が鳴り出して練習終わるというループ。うん、やっぱ今の形がいいな。

 

この季節、注意するのは熱中症

こまめに水分補給の時間をとるし、必ずそこで全員に飲ませるようにしている。練習途中でも、別にコーチに声かけなくていいから、飲みたくなったら水分補給してきな、と話をしている。

 

僕らの頃は、むしろ飲むなって言われてたんだっけ。

文化部出身なので、そういう経験はしてませんが。

 

息子たちには麦茶、または水を持たせている。

子供によっては、大きな水筒にスポーツドリンク持ってきてるのもいるみたい。

 

水分だけだと汗に混じった塩分が失われていくから、水だけじゃなく、スポーツドリンク等から塩分も補給しなきゃダメというのが最近の通説。

 

まぁ、その通りなんだけど、僕としては少し違う考えを持っている。

受け売りだけどね。とあるセミナーで聞いた話で、なるほどな、とすっと腹落ちした話。

 

その人曰く、塩分補給は必要ない。

日本の食事ってそもそも塩っけが多く、既に子供達も塩分過多になっているから。

だから、わざわざ塩分を摂らなくても不足になることはない。

 

そのとおりだよね、そもそも塩分摂り過ぎだよね。

 

だから、気にするところはきちんと朝飯を食べてきたかどうか。

食べてきてるなら、練習中に塩分摂らなくても大丈夫。

たいてい熱中症でぶっ倒れてる子って、始まって1時間以内で気持ち悪くなってる。塩分が失われたとかじゃなく、寝不足とか、そっちの原因が多い。

 

一応、僕はそう思ってはいるけど、あまり持論を子供達に説きすぎると責任問題に発展しかねないので、実践は息子だけに留める。

とはいえ、デカい水筒に入れたスポーツドリンクを飲み干すって、それはそれで不健康だよな……。そのへんは直してあげたいところだけど。

 

 

そのセミナーで話をしてくれた人、水分補給でもう1つ面白いこと言ってて。

それは、水飲みすぎじゃね、ということ。

練習始まる前にもガブガブ飲んじゃって、お腹がチャポンチャポン鳴っとるやないか、と。

 

なるほどね。そうかも。

体重計持ち込んで、練習前後の体重測れば判る。増えてりゃ飲みすぎ。

その人、いつかそれを証明して、親に伝えようと思ってるらしい。

酒類が悪者にされてるけど、仕方ないと思う

はい、お酒、好きです。

弱いけど。

 

毎日飲んでます。

前はこんなんではなかった。週末だけ飲む。そもそもそこまで好きではなかった。

転機が訪れたのは、タイに出張行ってから。

夕食は外食。慣れた人と行ったので、半分以上ローカルの飯屋。安いし、なにより暑いので毎日ビール飲む。

えーと、翌日、仕事あっても意外といけるもんね。

で、それ以来、毎日飲むように。

飲んでいると強くもなる。好きにもなる。完全に依存症ですな(笑)

 

ただ、基本は家飲み。そっちのほうが安いし、別に人と喋るのも好きでもないし。

が、行かないこともない。そりゃ、外でも飲みたい。

 

緊急事態宣言解除されてから3週間、土曜日は毎回飲みに行きました。

初回はコーチ陣で。僕含めて3人だけど。色々相談したいことあったし。

その次は会社の同僚と。あまり行きたくはなかったけど、自粛に疲れたのと断りきれず。

先週は家族で。家族で行くのが1番多いかな。会社の同僚と行くのは、まず無い。あとはコーチで誘われた時ぐらい。

 

まあ、3週連続で飲み歩いてる奴が何をホザくよ、というのは自覚した上で書きます。

 

やっぱ酒類提供は感染加速させるぜ。

 

酒ばっか悪者にするな、飲食で感染者が多いというデータはない、とかの話は判った上で、うん、まぁ、良くはないわな、と思ってしまう。

 

50代と思しき4人組、みんなで鍋つついているけど、誰か感染してたら一網打尽だね。

窮屈な店内、酒も入れば声も大きくなる。某有名チェーン店なのに仕切りのアクリル板もないし、これ、横のテーブルとか大丈夫?

家庭内感染が防げないのは仕方ないとして、職場感染って基本的にはマスクしてるはずで、それでも数が増えている。マスクしてない会食は? 絶対、こっちのほうがリスクあるよね。

酒類提供しなくなれば、外食する人がゼロになるわけではないけれど、やっぱ数は減るでしょ。

 

はい、改めて書きます。

僕も緊急事態宣言終わって飲み歩いていた人間です。どの口がホザくという批判は甘んじて受ける覚悟で書きます。

 

職場同僚とは、遠くの街で飲みました。帰りは電車。9時過ぎ&土曜日ならば恐らくもっともっと乗客はいたはずなんだろうけれど、ガラガラ。

席にも座れたし、周りに人がいないことも確認した上で、マスクも外せた。

酒提供は許されていたにせよ、9時までに閉店の影響?

昼間はどうなんや。人手は変わらないやろが、と言われたら、その通りかな。でも、みんな、基本はマスクしてるだろうし、いや、まぁ、マスクで防げるかって議論は残るとしても、少なくとも夜の、しかもマスクを外した、より感染のリスクが高い環境を防げるというのは、申し訳ないけれど、飲食店に犠牲を強いるだけの価値はあるんじゃないんだろうかなと思う次第。

 

大変だと思うよ、飲食店。

ズルして営業したくなる気持ちも判るし、それを声高に批判するのも違うとは思う。

ただ、そうやって一部職種を救うがために、感染が広がって、結局のところ、子供達が犠牲になるのは、それ以上に違うと思う。

やめろ、闇営業すんな。そのせいで感染広がって、回り回って、子供達のサッカー止まったらどうすんだ。

これは僕の偽らざる気持ち。

 

とはいえ、向こうも生活かかってるんだから、せめて協力金はすみやかに払える体制は作るべきでしょう。

そこは声を大にして訴えたい。

EURO2020 閉幕

はい。

というわけで、イタリア戴冠。

 

クリロナ率いるポルトガルが優勝するよりはマシだけど、僕にとっては下から2番目の結末です。

すまぬ、イタリア好きじゃない。

どこまで行ってもスペイン代表目線からすると目の上のタンコブ。

 

といいつつ、決勝両国の面子の中では一番好きなのはフェデリコ・キエーザだったりする。

 

ポゼッション寄りになったとはいえ、あくまでカテナチオの精神を宿し、自分たちのやり方に当てはまらない試合展開だったとしても、そこで我慢できるのがイタリアの強さでしょうか。

また、スピナッツォーラの怪我は残念だったけど、ドンナルンマ、センターバックの2人、ジョルジーニョ、バレッラ、大会最中に復帰したヴェラッティ、インシーニェ、インモービレ、最終盤にその力を認められスタメンに抜擢されたフェデリコ・キエーザと、力のある選手が最後まで調子を落とさなかったのが勝因か。グループステージでキーパー除く、全選手を出し、誰が出ても力が落ちないなんて評されていたけど、基本、下位互換でしかなく、そのスタメンが最後まで維持できたのは、例えばベルギーにはない僥倖だった。

 

で、イングランド

イタリアと違って、特にウィンガーに多様な人材を揃えていたけれど、結局、頼りになるのはスターリング。序盤起用されていたフィル・フォーデンも尻すぼみで、期待されたラッシュフォードもサンチョも出番少なく、グリーリッシュを交代させるというお決まりのパターン。

流動性は非常に少なかったかな。戦い方含めて。

ウォーカー起用しつつ、トリッピアも出すという決勝戦の采配は良かっただけに、フォーメーション変更も視野に入れた戦術をもっと前面に押し出しても良かったのかも。

 

とはいえ、それもこれも結果論。

PK決着の結末だと、尚の事。

両チームにどれだけの差があったのか。もっと言ってしまうと、準決勝で同じくPKで負けたスペインにしてもそう。さすがにデンマークは一段、力が落ちる感あったが。

 

コロナ対応の5人交代制がこのPK戦の流れを生んだかな。

疲れた選手がいれば、早めに交代させる。内容が悪ければ、早めに修整かけれる。打った手が悪手ならば、やり直せる。

準決勝のイングランドデンマーク。普通はあんな感じで一方のチームが息切れして、最後は力尽きるのが普通。でも、人材豊富なサッカー大国同士だと、交代枠増えたおかげで決着つかずになってしまう。

来年のワールドカップはどうなるかね。5人交代制、26人枠だと様々なタイプの選手をチームに入れれるし、監督も冒険しやすく、割と流動性のあるスタメンが見れて、その点では楽しいんだけれど、その結果、決着つかずが多くなるのはなんとも。

個人的には3人交代制に戻ってほしいかな。

 

大会通じて感じたのは、初戦のトルコは論外だったけれど、いつもメジャートーナメントを見ていて感じる、代表チームってクラブチームよりも戦術面で劣っているよな、というのを、今回は思わなかったということ。

どうしたって代表のほうが練習期間短く、クラブチームより劣ってしまうのは当たり前のことなんだけど、ボール繋ぐところはきちんと繋いでいたし、逆にボールを保持されれば、しっかりとリトリートの陣形取れていたし。

このあたりのことは現代サッカーとしてはもう当たり前レベルなので、もう個人戦術として各人に備わっているということなのでしょう。

ただ、昨シーズンのバイエルンやクロップに代表される前線からのハイプレスという、これまた現代サッカーの代名詞とも呼ばれる戦術はついぞ見られず。即時奪回狙ってたのはイタリアとスペインぐらい? あれは、ポゼッション高めて相手を押し込んだが故の戦術で、ゲーゲンプレスとは違う。

前線からのはめ方を共有するのが難しいのか、それを信条とする監督が不在だったのか、ただ単純に夏の大会でそれをやり切るのは体力的に無理があるのか。

ゲーゲンプレス的なチームが出てくるのか、っていうのも次回ワールドカップの楽しみなところですね。

足が重い

EURO2020も終わったのでそちらの話も書かなきゃいけないけれど、一旦、お休みしてフットサルの話。

 

第3回緊急事態宣言中も空いてる体育館はあって、平日フットサルはなくなったけれど、なんとか休日はできて、週1回は確保。

緊急事態明けて、平日フットサルも復活。一部、蔓延防止で使えなかった体育館もあったけれど、遂に今週から解禁。

 

で、今日もやってきたんだけど、うーん、駄目だ。なんかイマイチ。

 

最近、仕事が忙しかったのはあるけれど、決して体が疲れているわけではない。

体自身が重いわけではない。キレがないわけではない。

心肺機能的にも辛いわけではない。

 

とにかく足が重い。

ぱっと足が出てかない。

 

うーん、思い当たることと言えば週末か。

土日ともフットサル。

 

まず土曜朝、屋内フットサル場。

暑い。暑いというか、蒸し暑い。汗出ても引かない。火照った身体が冷えていかない。水代浮かすために、ヌルい水を水筒に入れて持ってきてるのも幾許か影響あるんだろうけれど(笑)

いや、だって、氷とかは息子たち使っちゃうし。

 

翌日曜も朝からフットサル。

体育館で冷房も入ってるから前日よりはキツくないけれど、冷房入ること判ってるから、あえて長袖着るという。

どM。

 

まあ、久々だったかな、土日連続でフットサルやるのは。だから、足が疲れてるんだというのも間違いじゃないんだろうけれど、多分もう1つファクターが。

 

午後から子供達の練習に。

 

はい、辛いっす。

さすがに。

 

もうね、午前のフットサルだけで青息吐息なわけですよ。

そっから、まぁ、語弊を恐れずに言ってしまうとただ口出ししているだけで何が疲れるんだという意見も判った上で、4時間も外で子供達の面倒見るのはホントに大変。

だって、こっち、もう朦朧としてんだぜ。でも、クソ暑かったこともあって、熱中症で倒れないか、子供達の一挙手一投足に注目せにゃならんし。

 

そもそも土日、午前午後が潰れるって、キツくない?

せめて、どっちか1日、片方は空けたい。

 

 

それも相まって、とにかく足が重い。

 

けど、こんなの前はやってたよなぁ、と思うと、やっぱコロナで体力落ちてる? 年取ったせい?

そんなこと思いつつ、ふと思い当たること。

 

土日だけじゃねえや。

俺、木曜もフットサルやってるじゃん。

 

木曜フットサル。

中1日で土日フットサル。

中1日で火曜フットサル。

このあと更に中1日で木曜フットサル予定。

 

 

まぁ、さすがに疲れるか。

 

 

ちなみに、その後の土日はフットサル無し予定。

日曜は元々予定なくて、土曜日は夜に予定していたけれど、キャンセル。

 

だって、その日、ワクチン打つから。

 

当日は大丈夫だけど、翌日に副作用来るらしいから、むしろ当日はフットサルできるかなと思っていたけれど、激しい運動するな、という告知あって、いや、まあ、当たり前かもしれんが。

けれど、流石にビビってフットサルするの止めておこうかな、と。

 

その分、平日できそうだし。

 

なので、明後日も頑張らねば。

 

 

ワクチン打ったら過度な飲酒も控えろって、言われてるけど、守れる自信がないな。

EURO2020 残り1試合に

スペイン&デンマーク、あえなく散る。

 

まぁ、しゃあないね。サバサバ。

スペインに関して言えばPK戦だし。

ボールを回すサッカーに変貌したイタリアに対して、本家本元の凄さは見せられたし。同じスタイルを目指す相手に対し、ポゼッションで上回る。

それで、十分。内容的には勝ってる証。

 

足りなかったのは個の能力か。

特にデル・オルモを偽ワントップに配した前半。何度も前で引っ掛けて得点になりそうなところ、けれども決定的なシーンや入ってもおかしくなさそうなシュートを放てない。無理そうならやり直せばいい、というアイデンティティも幾許か、その迫力を出すのに邪魔してんのかな。

あの展開なら2点ぐらい先行しなきゃ。それもまたスペインな感じはするけど。

 

決してイタリアも個の能力が高いとは思わないけれど、ベルギー戦のインシーニェ、同点ゴールを挙げたフェデリコ・キエーザ、取るべきところできちんとゴールに飛ばす選手はいたのかな。

 

ちなみに、負けたのに割とサバサバしてるのは、やられたのがフェデリコ・キエーザだったから。

あいつ、大好きなの、応援してるの。

だって、あいつのお父ちゃん、もうめちゃくちゃに好きだったから。自分の体を叩きつけるようにボールにぶつけ、その体格から想像できないくらいのミドルシュート、素敵だったなぁ。

バティストゥータがローマに去った後、ルイ・コスタと二人で盛り上げたフィオレンティーナ。当時、世界最強だったミランをアルテミオ・フランキに迎え、4発ぶち込んだ試合は最高だった。

 

いや、おっさんの昔話はこれぐらいにしておくとして(笑)

スペインに足りなかったのは、これまで何度も書いているけれど、中盤の多様性じゃないかな。

ブスケツは良かった。彼が復帰してから勝利が続いたのがなによりの証拠。ただし、これによりロドリがただの下位互換に。そのロドリをイタリア戦で出さざるを得ないほどのタレント不足。いや、いるにはいるんだけど、チョイスしなかったルイス・エンリケ。そもそも登録メンバー、余らすって。

 

マルコス・ジョレンテをもっと中盤で使うべきだったんじゃないかなぁ。彼の飛び出しは、このスペインの中では非常に貴重。

彼を右サイドバックで使うというのなら、サウールも中盤で同じ働きできたろうに。

ヘスス・ナバス、選んでおけば良かった。マルコス・ジョレンテ、中で使えるし、単純にアスピリクエタと替えても流れ変えられる。

 

23人登録で行きまっせ。

そしたらコロナ陽性で急遽セカンドチーム用意と、相変わらず開幕前から笑いを提供してくれたスペイン代表が、けれどもベスト4まで残ってくれたのは十分な結果だと思っています。

 

そして、十分すぎるほどの結果だったデンマーク

しかし、あれだけ熱い戦い見せてくれると、この先まで行ってほしかったのは正直なところ。

これ、書いてて気づいたけど、そういえば今大会、全試合見たの、スペインとデンマークだけだな。

誰が、というわけでなく、出てくる選手がそれぞれに個性を持っていて、そして、日替わりで活躍していく。

足りてないのは判った上で、それをそれぞれの頑張り、具体的には運動量で埋めていくという。

 

正直、イングランドレベルの相手になると厳しかった。5人交代というコロナ禍の特別ルール下でなければ、90分で決着がついていたかもしれない。

もうラインを上げることのできないほど疲労したディフェンス陣。前線も、もちろんアバウトなボールしか飛んでこないこともあり、チームメンバーの呼吸を整えるキープもできない。ただ最後の砦は、カスパー・シュマイケル。すんでのところで決壊を防いでいたのだが。

 

最後はPKジャッジに沈む。

まー、ダイブだとか何とか言われているけど、僕的にはPKだったんじゃないかなと思ってます。

タイミング、角度的には完全に引っかかっている。実際、触れてはいないかもしれないけれど、あれはむしろ蹴られるのを避けたというべき。怪我防止でバランス崩して倒れたのなら、それは認定ファウルとすべきなのでは。

 

あの位置、狭いスペースでも入り込んできたスターリングのドリブルを褒めるべき。これこそが個の能力。デンマークも、そしてスペインも持ち合わせてなかったものを、けれどもイングランドは持っていたということでしよう。

 

さて、決勝はイタリア対イングランドに。

強い、なんて言われているけど、サッカー大国と対戦したら化けの皮が剥がれると思っていたイタリアだけど、なかなかどうして。

でも、嫌いだからイングランドに優勝してほしいけど(笑)

 

ウェンブリーで戦えるということ、そしてドイツに勝ってきたということ。流れ的にはイングランド

唯一不安なのはポゼッションチームとは今大会、戦っていないので、そうなった時の対処がどうか。

 

つい勝ちたくなる気持ちも判るんだけど

EUROの最中に少年サッカーの話。

普段は次男の3年生を見ているので、長男の5年生が普段どういうった形で練習しているのかは判らず。
ただ、少し前はアーリークロスの練習(攻め手がドリブル中央突破しかないので、攻撃のバリエーションを増やしたい。アーリークロスするには必然的にボールを外に回さなきゃいかず、勝手にコートを広く使えるようになる、という狙いだと思う)、最近はGKから繋ぐ練習(GK専門2人いて、1人は足元も上手なんだけど来たボールをボカンと飛ばすだけ。もう1人はセービング能力高いんだけど、足元が上手くない。少年サッカーあるあるのゴールキック地獄から抜け出せない)をしている。

そのやり方については、いろいろと思うことはあります。
GKから繋ぐ練習。GKも含めてボール回しに参加しよう、困ったらGKに戻そうはいいんだけど、GKを使うことが前提になってしまっている。
サイドバックが思い切って開いて、そこにGKからパスが出てきても、同じ向きにトラップしてしまって、結局GKに戻してしまうという。
なんのためにパス繋ぐの? 最終目標はゴールでしょ。じゃあ、選択肢の1番手は前だよね。サイドハーフがしっかりとライン際まで開いてパスコースを作る、そうすればセントラルハーフの周りにもスペースできる、いっそ飛ばしてFWに当ててもいい。
もちろん上手くいかないこともある。マークに捕まってる、寄せが早かった、トラップをミスった。その時に当然、戻すという選択肢は間違いじゃない。
でも、その選択肢しかないから、相手だってGKへの寄せが早くなる、そういうポジショニングを取る。中がら空きなんだから、セントラルハーフに当てりゃあいいのに、思ったこと数知れず。

トラップの体の向きって本当大事だなぁと感じてます。
選択肢を増やすには、まず視野の確保。
ボールを受けるときの体の向きが問題なんじゃないかな、と個別には話をしてます。時には5年コーチに聞こえるぐらいの大きい声で(笑)
っていうのを聞かせたのに、いざ練習試合でサイドバックの子がしっかり前に向き、サイドハーフの子に当てると「違う!!」と怒鳴るという。まずはこれをやろうぜというのは判るけれど、はぁ、困ったもんね。

そのあたりのことは長男は上手だね。トラップでしっかり前を向こうとするし、ダメだったときはきちんとキーパーに返すし。


それはさておき、書きたいのは練習試合の話。

こうした新しい試みを当然練習試合でもトライ。

まずアーリークロス
カップ戦で負けた因縁の相手だけれど、メインコーチ曰く、せっかく新しいことを試しているんだから、上手くいかなくてもいいから、まずはそれをやってみよう。今日は20分ハーフで前後半でメンバー入れ替えていくから。
コイントスで勝ったのは我がチーム。てっきりボールを選ぶかと思ったら、陣地選択。どうして?と聞くと、だってこっちが風上だから、前半だけしか出ないならこっちのほうがいいじゃん。おお、賢い。ずる賢い(誉め言葉)。

で、じゃんじゃんアーリークロスを狙う。上手くいかないけど、狙う。それはいいこと。
守備陣も踏ん張る。スコアレス。
欲が出て、結局レギュラーメンバー代えず、後半もGO。結局、負ける。
子供たち、アーリークロス固執。そりゃそうだ。怒鳴るコーチ、試合後、あそこはアーリークロスじゃなくて切り込んだほうがチャンスになったろうが、と言い出す。
いや、そりゃ、そうなんだろうけど。サッカーって判断するスポーツだから、判断の放棄はしちゃいけないし、そもそも選択肢を多く持つという目的で始めたものだから、ドリブルの選択肢なくしたら本末転倒ではあるが。
でも、普段からそういう教え方してますか?

次の試合、強豪チームと。前回負けたとはいえ、なまじ善戦してしまったので再度申し込まれる。
絶賛繋ぐサッカー挑戦中。完成度20%。
どーすんのかなー、強豪チームとやれるので自由にやらせるのか、挑戦を続けるのか。

メインコーチ、挑戦を選択。
相手、強いから上手くいかないことも多いだろう。でも、やろうとすることが大事。
そう言って送り出す。

子供達、素直。ボールを回そうとする。ゴールキックは、必ずすぐ脇のセンターバックから始める。
当然、捕まる。この間の善戦が嘘みたいに点取られる。愚直に続ける子供達。
しかし、ハーフタイムで見兼ねたヘッドコーチが語る。ゴールキック、狙われてるよね。何回も失敗してるよね。これをやりたいは判るんだけど、そこが狙われてるなら、別のことをするという工夫が必要なんじゃない?
ごもっとも。おっしゃるとおり。でも、それを子供に強いるのは……。練習時にその工夫をしようとしたら、なんでやろうとしねえんだ、と普段から怒鳴られてる子供たちには。

実際、帰宅してから長男にどう思ったか聞いてみたら、戸惑った、と。言ってることが違う、と。

まあ、ヘッドコーチは仕方ないにせよ、学年メインコーチは貫いてほしかったというのが正直な感想。

大人ですら、判断は難しいよ。

フットサルでの話。
練習試合。個の能力的には、僕ぐらいのレベルだったので大したことはなかったんだけど、とにかくチームとしてはしっかりと意志統一のされたチームと対戦。
うん、こりゃなかなかに強い。

どうしても押される展開。まぁ、仕方ない。我慢強く戦うしかない。
その我慢が出来ない幼稚な主催者。イライラしっぱなし。
自分がキーパーしててキャッチすると、おい、前に引っ張れよ、と怒号。
唯々諾々となる子たち。決して下手くそな子たちではないんだよ。そこそこはボール蹴れる。でも、部活とかではサッカーやってきた経験はないんだろうな、というレベル。
そりゃ、言われたプレイしますわな。キーパー持った瞬間、ゴールキックになった瞬間、2人が一目散に相手ゴール前まで走る。
効果的だったのは3プレイぐらい。そりゃ、そんなの見せられたら相手も下がるわ。でも、怒鳴られるから愚直に繰り返す。
次の瞬間、新たな罵声が。受けに戻ってこいよ、そんなことも判らんのか。

いや、俺は判るけどね。
けど、あなたが思考能力奪っておいて、そこから別のプレイしろって。
当然、サッカー経験ない子たちは右往左往。大人ですら、こんなもん。


もちろんサッカーは判断をするスポーツ。その大前提を失っちゃいけない。
けれど、一方で根付かせるためにあえて反復練習させているところもあり。
その切り替えは子供たちに提示してあげないと、自分たちだけで切り替えは難しい。
ましてや、大人たちの勝ちたいという気持ちで変わってしまう判断基準は、きっと子供たちには伝わらないとおもう。