運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

ついに出た

コロナ大増量中。

 

次男坊の近くでは発生していたものの、正直、僕の周りでは全く。

ゲロってないだけなんだろうけれど、フットサル仲間からは一人も出ておらず、会社でも出てはいるけど別部署で発生者の名前も判らず、なんとなしに現実感はありませんでしたが。

 

ついにスポ少でも発生。

 

いや、元々、前にも発生していたけれど、たまたま前週が雪のため土日とも休みで、その後に陽性判明だったため、とりあえずはスポ少内で広まってる可能性ないよね、ということで安心はしていたら。

 

金曜祝日からの3連休で練習に参加していたメンバーで複数人感染が発覚したと。

しかも、その中の一人は、僕が教えてた3年生。全体には連絡回っていないけれど、注意喚起ということで該当学年の保護者には連絡されているらしい。

 

いかん。これはクラスター確定的。

練習前後のマスクはさせてたけど、正直、ねぇ。

ぺちゃくちゃ喋ってた時もあったし、プレイ中なんて接触機会幾らでもあるし、ウィルス付着しても水で胃まで流しこめばセーフ理論で(真偽の程は怪しいが、少なくとも僕はこの方法でフットサルを週2ペースで続けていて感染してない)こまめに水分補給をさせていたとはいえ。

もしかして、俺がしっかり感染に配慮した練習メニュー組んでたら広がることもなかった?

いや、いや、そうかもしれんが、実際のところ、何ができたよ。

とはいえ、傍から見ればコーチの責任であることは間違いなく。

 

僕はマスクしてたので、伝染らない可能性はあるかもしれんが、次男坊は駄目だろうな。そしたら、家族も一網打尽か。

 

今回のオミクロン、潜伏期間が2、3日だから、火曜か水曜か。

そのあたりで次男か僕が調子悪くなって。

 

 

…………って、あれ? もう一週間たったけど、なんともないぞ。

スポ少からもその後、その練習でかかったと思しき感染者報告が2人ほど来たけれど、3年生ではないらしく。

 

あれ、意外と伝染らんなぁ。

 

はい。

ということで、クラスターにはならず。

我が家も無事で。

 

なんと保健所からも濃厚接触者なし判断。

なんでやねん。

開放空間だからという判断なんだろうけれど、もう、何でもありやな。

とはいえ、あれだけ接触してても伝染っていないのは確かで。

 

 

よくわからんですね。

サッカーはそれほど危険ではないことが証明されたってことか。

とはいえ、スポ少も一週間自主停止。

いよいよ近づいてきましたな。

さて、息子共と僕、どちらが先にかかるか。

今度はお前か

捻挫した次男。

 

治るまで一週間と医者から宣告されたが、そんなに早く治るか?

とりあえずスポ少休ませて、月曜日に再度医者に行かせたら、鬼ごっことか走るのはOK。でも、サッカーはダメという診断。

じゃあ、ウィークデイのスクールも休みだね。週末のスポ少練習には参加させるために、次回は週末に来てと言われてたけど、1日ずらして金曜日に行くかと考えていたけど、あかんやん、金曜日、祝日で医者やっとらんやん。もうその金曜日にスポ少練習あるやん。

 

もういいや。

スクールなら目が届かんけど、スポ少なら途中で止めさせることもできるし。

練習参加せい。

 

とりあえず走ることもできる。ドリブルもパスもできる。

が、リフティングさせると、一発目から痛いと泣き言。

全然治ってねえやねえか。

 

まぁ、いい。じゃあ、インステップキック禁止で。

 

無事、練習をこなしていく次男。

ミニゲームではキャッキャ言いながらプレイ。

ホント楽しそうにサッカーするよな、こいつ。

 

翌土曜日には医者からサッカーOKの診断。

いや、いや、お前。インステップキックしたら痛いこと告白しとらんだけやないか。

 

そのまま週末練習こなし、スクールも参加し。

本人曰く、痛みなくやれてるらしい。

インステップキック解禁したのかは知らんけど。

 

それはそれで良かったのだが、今度は長男が足痛いとか言い出す。

 

痛いって、どこか蹴られたりしたのか、と聞いても身に覚えがないとの返答。

肩も痛くなってきたとか言い出し、医者に診せたら成長痛の診断。

 

えーい、最高学年になるこのタイミングで成長痛かい、とも思ったけれど、まん延防止で試合できないこのタイミングでむしろ良かったのか。

なかなか両方揃ってくれないな。

すんげえ素敵だなぁと思うこと

別にそれほど興味はないけれど、先週末、ビックマッチが少なくて、かつ僕も暇してたから、なんとなく見てたマジョルカビルバオのハイライト。

 

別に久保くんが見たかったわけではないけれど。

日本代表目線で言うと期待の逸材なんだけれど、バルセロニスタ的には、あいつ、裏切ってマドリー行きやがってな存在なので、まぁ、大人の僕らはむしろ興味ない存在なのですが。

 

でも、結果的には決勝ゴールゲット。

おお、これはニュースにもなりうる結果。

 

で、すぐ次男呼び寄せ、おい、久保くん、決勝ゴールでマジョルカ勝ったぞと言っても、

あ、そう、と隣のジジババの家に向かってしまう次男。

 

ぶれんな、こいつ。

いや、いや、素敵なことだと思うけれど。

 

サッカー観戦、大してしとらんくせに、いや、大してしとらんからだこそかもしれんが、知らない選手に対して全く反応示さん様は、それはそれで頼もしい。

カンプ・ノウで強い理由

いくら相手の調子がイマイチで、ホームとはいえ、アトレティコに勝つなんて絶対に無理とか思っていましたが、まさかの快勝。

 

内容的にも良かったと思います。

ダニエウ・アウベス退場以降、トーンダウンしたのは仕方ないにせよ、それまでの躍動感は久々にワクワクさせられました。

これならヨーロッパリーグぐらいなら優勝できるかも(笑)

 

一緒にペップの薫陶を受け、ポゼショナルサッカーを理解しているとチャビに信頼されているのか、ダニエウ・アウベスが中にポジションをとり、そこからペドリ、フレンキー・デ・ヨング、ガビに生きたパスが渡り、トラオレがしっかり幅をとり突破力を見せつけ、フェラン・トーレスの中間ポジションを取り続けたゼロトップも良かった。

オバメヤンは、出てきたシチュエーションが厳しかったかな。

 

ただ、内容そのものより、とにかくカンプ・ノウの雰囲気が素晴らしかった。

7万人超えの観衆を迎え、かつチームを鼓舞する雰囲気に満ち溢れ。

 

あれだけの観衆が集まったのも久々だし、ポジティブな雰囲気になったのも久々。

クーマンやらメッシ退団やら色々あったからね。

 

あの雰囲気でプレイすればホームチームは圧倒的に背中を押されるでしょう。

 

特にバルサはホームで強い、という印象があるけれど、ピッチが広くてバルサのサッカーに適してるとかいう理由なんかより、何より観客が作り上げあの雰囲気がその最たる理由なんだろうな。

だって、去年、無観客でホームゲーム弱かったし(笑)

 

なんかバルサが強いというより観客の声援が熱くて強いというのも変な感じするけれど、見方によっては、バルサが楽しいサッカーを見せようとしてくれているからこそ、観客も熱狂的になるともとれる。

怪我するのは仕方ないと思うけれど

結果、週末は雪で練習なかったけれどさ。

 

次男坊が木曜のスクール練習で左足を捻挫。

会社帰りに覗いてみると、練習最後の3対3。兄弟が敵同士で戦っていたが、うん、次男の動きがおかしい。具体的には足を引きずっている。

こりゃ、怪我したな。

 

で、それはいいのだけれど、何故、試合を続ける。あんな状態では満足にプレイもできんだろうに。

試合については、まぁ、必死になってるから判らんでもないが、練習後のコーン片付けやこっちに戻ってくる時も走る次男。

アホか、こいつ。

 

サッカーやってる以上、怪我するのは仕方ないにせよ、その後のケアがヒドすぎる。

 

長男も長男だ。

対戦相手が、しかも弟が怪我してるんだから、兄としてその場で止めろよ。

そしたら、え? 怪我してたの? 全然、気づかなかった、と。

おい、お前。全く回り見えとらんや、ないか。

巻き込まれで怒られる長男。

 

はー、まったく。うちの子たちは。

これこそ巻き込まれ事故

次男の学級で複数コロナ陽性者が出たらしく、あえなく学級閉鎖に。

 

午前中に、感染拡大防止のために引き取りに来られる方は来てもいいです、というメールが飛んで、仕事で来れない人以外は学校に向かったというのに、え、迎えに来てくれ、という内容のメールじゃないよね、じゃあ、夕方になってからみんなの一緒に帰ってくればいいんじゃないの、と放置した嫁。

そんな家庭、うちだけだったらしい。

いや、別にいいけど。僕もそういう判断したと思うし。

 

結果的に、濃厚接触者はいなかったという判断が下る。

いや、同じ教室にいて、濃厚接触ではないと?

次男がそれじゃないとしても、隣に座ってた子とかは、それに当たるのでは?

 

学校からメールが飛んでいて、あくまで学級閉鎖はそのクラスだけ。学校全体としては通常稼働。

兄弟姉妹も、発熱なければ登校OKとのこと。

 

で、あるなら、さすがに次男は週末のスポ少練習休ませるけど、僕と長男は参加OKだよね。

 

というか、結果的に言うと、次男も参加OKだったっぽい。

 

後から聞いたんだけど、先生からは学級閉鎖にはするけれど、習い事には行って良しと言われてたらしい。

なんじゃ、そりゃ。

学校で広まるのは困るけど、習い事先ならいいってこと?

 

そんなことなら、流石にスポ少はリスクあるから休ませたけど、スクールには行かせればよかったわ。

 

なので、次男。久々に暇な週末過ごしたわけだけど、いつも以上に無駄に元気。

絶対にコロナかかってねえ(笑)

 

普段次男学年の3年生見ていて、怪我して1ヶ月いなかったときもあったし、スクールの試合でいない時も多々あるけれど、息子不在は気にせず指導していたが、うん、なんか、今回は気分が滅入るぞ。

あいつ、いないとなんか寂しい。やるせん。

 

そんなときに限って難しい練習メニュー(実際のところ、前にやったらできてたので、難易度悪いんじゃなくて、皆の気分が乗ってなかっただけだけど)を当ててしまい、なんか子供達、最後のゲームになっても、どよーんとしてギスギスした感じに。

 

次男いたら、どうなったんだろう。

あいつ、どんな練習でもキャッキャと楽しんでいたし、他の子にちょっかいも出さなかったし。

あんなふうにはならなかったんだろうな。

 

いや、どうしよう。

次男坊がいて欲しい理由が、図らずとも現れてしまった。

 

 

結局、次男は元気百倍だったし、家族、誰も体調不良にはなりませんでしたが、唯一、長男だけが学校で腹を壊し、その日のフットサルに参加できなかったというのがありました。

学級閉鎖云々の前かららしいけど、授業中も休み中もずっと窓開けっぱなしにしているとのこと。で、窓際の長男が身体を冷やしてしまった。

これ、やり過ぎじゃね? コロナの前に普通に風邪引くぜ。

ガチでそういう子いるんだね

先日のフットサルでの出来事。

 

体験入部の子がいました。

聞くと中学までサッカーやってて、高校生からは文化部。運動するの10年ぶりとのこと。

確かにヘロヘロだったけど、サッカー経験者らしく足元巧み、タッチも柔らかい。最近の子はテクニック優れてるもんだね。

 

で、当然ながら、なんで辞めちゃったの?という話になる。

曰く、きつかった、と。だから、高校からはもっと楽なことをやりたかった、と。

 

どうも中学がそこそこの強豪校で、かつ途中でクラブチームの子がはいってきて、ガチになってしまったんだとか。

で、挙げ句、キツくなって、結果、高校進学時に全員サッカー辞めてしまった、と。

 

うん、そんな話をたまに聞くけど、当事者にあったのは初めて。

本当にそんな子いるんだね。

 

実は息子のスポ少でコーチしてて、と色々と話もしたし、話も聞きました。

それで、やっぱり思うことは、楽しくなきゃ続かないよね、ということ。

もちろん上のレベル目指すことは素敵なことだし、そのために強いる犠牲もあるんだろうけど、本人達が楽しみがなくなってしまっては意味がないということ。

 

で、一番共感してくれたのは、子供達本人がガチりたいと思うのはいい。でも、往々にして、周りの大人のほうが熱くなっていませんか、ということ。

監督、コーチ、親。

子供達の思いより、先に出てしまっていませんか。

 

中学でドロップアウトしてしまったその子、世間的には失敗者かもしれない。

そういうたくさんの子たちが生まれる環境だからこそ、上手い子が育っていくのかもしれない。

その一握りの人たちがサッカーで金もらって幸せになって。

その人たちが日本代表を強くして、そうなれば僕らも幸せに。

そういう構図なのかもしれないけれど。

 

ガチでそういう経験してきた子の生の声を聞くと、やっぱりそれでいいの?という思いは強くなります。

 

実は僕、小学校の頃は上手くなければスポーツをやる資格ないと思ってました。

父親にそういうようなこと言われてたからかな。なんとなく友達もやるからと一緒に入ったサッカー部もいい顔されず。

私立中学入試の勉強をさせたかったんでしょうね。見事に滑りましたが。

 

父親自身はスポーツやってて、高校の頃はテニスで県大会準決勝まで進んだそう。

そういうレベルまで戦っていたからこそ、きっと僕の運動神経ではスポーツしても良い思いはしないだろうという親心だったのかなとも思う。

 

そんなんだから、足も遅いし力も無いしキレもないのに、何故か5年時から試合も出てレギュラーにもなったけれど、それは何かの七不思議のようにしか感じず、これ以上はやらない、やれないと勝手に自分で天井作って、僕の第一次サッカー人生は小学生で終わってしまったわけで。

 

そんな子は作りたくないよね。

上手い下手は関係ない。スポーツは誰にだってやる権利はある。

もちろんついていけないレベルはあるけれど、だったらレベル落として自分が楽しめるステージでプレイするのは決して逃げではないし、むしろ幸せなこと。

 

今なら判るんだけどね。

 

こういう経験をうまく子供たちに伝えていけたらいい。