運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

バルサの調子が上がってきた

インターナショナルウィーク明けから調子が上がってきました。

 

欧州で試合がなかった間にトレーニングできたのが大きいのか。

バルサに所属しているのにポゼッショナルプレイを理解している選手が少ないとお怒りのチャビ監督でしたが、それをチームに浸透させたということでしょうか。

何がポゼッショナルプレイなのか、僕にもよく判りませんが(笑)

 

ボールの回りが良くなったのは確かで、それで押し込めているが故にボールロスト後の即時奪回プレスもかかってる。サイドの選手がきちっと幅を取るようになったので、スペースも有効活用できるようになった。

バルサらしいか、と言われると?だけど、ロングパスで中盤のハイプレス飛ばして前線に当てるのも、フィードの能力が高いからなのか、トラオレがしっかり幅取ってスペース作ってるからなのか、オバメヤンが意外と競り合いに勝つ確率高いからなのか、非常に効果的。

 

まだまだ相手がバルサ舐めてるからなのか、結構バイタルエリアにゴソッとスペース空くことがあり、そこにフレンキーだとかペドリだとかフェラン・トーレス(点は入らんけど)だとかが入り込んで、決定的なチャンスになったり。

 

バルサのボール回しについていけず、ゴール前にバスを並べだし、それをいとも簡単に嘲笑うかのごとく、こじ開けだしたら本物だろか。

 

単純に面子が揃ったってのも言えるんだろうけどね。

ダニエウ・アウベス含めた4人の新加入と、ほぼ前半はいなかったペドリ復帰で、言ってしまえば半分入れ替わった状態。アグエロコウチーニョがいなくなったとはいえ、怪我人も続々帰ってきて、ガビ、ニコ以外のカンテラーノを召集しなくてもすんでいる選手層の厚さは、復調の1つの理由でしょう。

 

特にペドリは、やっぱうんめえな。

ガビがいれば代役十分じゃんと思ってた半年前の自分をぶん殴りたい。

色々、書き連ねてきたけど、もう全てひっくるめて、あいつの復帰が全ての要因なんじゃないかと思うくらい。

 

 

こうなってくると、チャンピオンズリーグ出場は最低限のノルマ。

来シーズンに向けて、クラシコではマドリーと互角の戦い演じてほしいし、ヨーロッパリーグでは優勝目指したいところ。

豊富な戦力にはなってきたけど、メガクラブと比べると個の能力は2段階ぐらい落ちるところ。

ヨーロッパリーグ出場チームの中ではベストかもしれないが、そこでしっかりと優勝しきるには、チャビのマネジメントが必要でしょう。

 

いつぞやのベンフィカ戦みたいにやらかすなよ。

静岡ダービー

2人少なくなるというレアシーンも見れ、そこでなぜ相手を殺しきれないんだ、と最後までドキドキしましたが、見事、快勝。

 

試合当日は練習が重なり、夜はそのまま僕がフットサルに、ということで、翌朝、早起きして大のエスパルスファンの長男と鑑賞。

 

おー、久々、金子見れた、だとか、ユイト、いいよ、ユイト、なんか来年にはいなくなりそうだな、と言ってたら、いや、待て、夏にはいなくなりそうじゃね、とか、長男と喋ったり。

やっぱコロリいらなくね、と愚痴ったり(笑)

 

まぁ、冗談抜きでここ数年、外国人が複数人は確実に出場していた中、最後は日本人だけでやり切り、勝ちきったのは評価すべきポイントでしょう。

 

そして、内容も良かった。

特に攻撃。

ティーナ時代には一切見られなかった躍動感(笑)

サイドバックが、あれほど早いタイミングでサポートして、そのまま追い越していくシーンなんて、去年、何回ありました?

ボランチサイドハーフの隣まで飛び出してボールを受けるシーンなんて、去年、何回ありました?

バイタルエリアの中間ポジションで浮いてる選手に果敢に縦パスを通そうとするシーンなんて、去年、何回ありました?

 

もっともっと試合を支配する時間を長くしてほしいところだけど、そういう時間帯来るまで我慢できているし、いざその時間が来たらしっかりと相手に圧をかけれるようになっている。

 

まだ伸び代あるしね。

外国人戻ってこれば個の能力は上がるだろうし、西澤が戻ってこれればセットプレイも強くなる。

 

ただ、差し引いて考えなきゃいけないのは、遠藤とか要所要所で光るプレイはあったものの、ジュビロ自体はあくまで2部上がりのクオリティのチームでしかなかった、ということ。

そういうチームにしっかり勝てた、というのは評価するけどね。去年の2節は、同じく2部上がりのアビスパに勝ちきれんかったからね。

 

強豪相手にカツーンとやられることもそりゃあるでしょう。

それでも、ケレン味のないサッカー目指してやりきってほしいところ。

 

すんげえ素敵だなぁと思うこと

別にそれほど興味はないけれど、先週末、ビックマッチが少なくて、かつ僕も暇してたから、なんとなく見てたマジョルカビルバオのハイライト。

 

別に久保くんが見たかったわけではないけれど。

日本代表目線で言うと期待の逸材なんだけれど、バルセロニスタ的には、あいつ、裏切ってマドリー行きやがってな存在なので、まぁ、大人の僕らはむしろ興味ない存在なのですが。

 

でも、結果的には決勝ゴールゲット。

おお、これはニュースにもなりうる結果。

 

で、すぐ次男呼び寄せ、おい、久保くん、決勝ゴールでマジョルカ勝ったぞと言っても、

あ、そう、と隣のジジババの家に向かってしまう次男。

 

ぶれんな、こいつ。

いや、いや、素敵なことだと思うけれど。

 

サッカー観戦、大してしとらんくせに、いや、大してしとらんからだこそかもしれんが、知らない選手に対して全く反応示さん様は、それはそれで頼もしい。

カンプ・ノウで強い理由

いくら相手の調子がイマイチで、ホームとはいえ、アトレティコに勝つなんて絶対に無理とか思っていましたが、まさかの快勝。

 

内容的にも良かったと思います。

ダニエウ・アウベス退場以降、トーンダウンしたのは仕方ないにせよ、それまでの躍動感は久々にワクワクさせられました。

これならヨーロッパリーグぐらいなら優勝できるかも(笑)

 

一緒にペップの薫陶を受け、ポゼショナルサッカーを理解しているとチャビに信頼されているのか、ダニエウ・アウベスが中にポジションをとり、そこからペドリ、フレンキー・デ・ヨング、ガビに生きたパスが渡り、トラオレがしっかり幅をとり突破力を見せつけ、フェラン・トーレスの中間ポジションを取り続けたゼロトップも良かった。

オバメヤンは、出てきたシチュエーションが厳しかったかな。

 

ただ、内容そのものより、とにかくカンプ・ノウの雰囲気が素晴らしかった。

7万人超えの観衆を迎え、かつチームを鼓舞する雰囲気に満ち溢れ。

 

あれだけの観衆が集まったのも久々だし、ポジティブな雰囲気になったのも久々。

クーマンやらメッシ退団やら色々あったからね。

 

あの雰囲気でプレイすればホームチームは圧倒的に背中を押されるでしょう。

 

特にバルサはホームで強い、という印象があるけれど、ピッチが広くてバルサのサッカーに適してるとかいう理由なんかより、何より観客が作り上げあの雰囲気がその最たる理由なんだろうな。

だって、去年、無観客でホームゲーム弱かったし(笑)

 

なんかバルサが強いというより観客の声援が熱くて強いというのも変な感じするけれど、見方によっては、バルサが楽しいサッカーを見せようとしてくれているからこそ、観客も熱狂的になるともとれる。

バルセロナ グループステージ敗退

せっかくエスパルスが残留できたと思いきや。

 

アウェーのバイエルン戦。

相手は1位突破決めてるんだし、メンバー落としてくれるかも、等と淡い期待抱いた時点でそもそもの負けゲーム。

しっかり主力が出てきて万事休す。

 

いや、いや、そもそもカンプ・ノウでのベンフィカ戦ですよ。

アウェーで大敗したのに、相手がディナモ・キエフにやらかしてくれて勝てばいいという楽なミッションも、スコアレスドローで達成できず。

 

チャビに交代で、いきなり事態が好転するとは思っていないけれど、せめて大事なところは抑えといてくれよ。

 

現状、チャビのサッカーはこれ、というのは見えてきませんね。

もっともっとポゼッションに拘るのかと思いきや、ボール保持を大切にする現代サッカーでは至って普通。

正直、セティエンに交代したときのほうが心躍りましたね。勝負どころでは勝てなさそうな雰囲気醸し出してたけど、少なくともサッカーを見る楽しさはあった。

別に今のが詰まらんとは思わないけど。

 

ヨーロッパリーグ行きが20年ぶりぐらい?

確かそんなときもありましまね。準決勝まで行って、リバプールに負けたような覚えが。とすると、その決勝でリバプールアラベスが壮絶な撃ち合いをした年なのかな。

そんな時代から応援してますからね、これぐらいのことは大したことではないですが。

ただ、財政難でブスケツやらフレンキー・デ・ヨングやらを手放す話も上がってて、そんなことしてたらいよいよおかしくなるぞ。

 

2021年 エスパルス残留

最終節までかかりましたが、終わってみれば14位。

 

監督代わってからは3勝1分。

徳島が頑張ったおかげで、もし監督交代なかったら、危なかったかもね。

 

こんなんなら、というか、停滞感半端なかったので、さっさと交代させておけば。

ティーナという実績に揺るぎそうになる中、決断してくれてありがとう。

 

何年か前に残留した際には、緊急補強という名の下、背番号の大きな選手で溢れかえるということがなかったのが要因と書いたことがあったけど、今回はその逆。

降格する典型的なチーム様相になっておりましたな。

 

結局、最終盤でチームを救ったのは西澤や中村慶太だったりして。

彼らをもっともっと重宝していれば、竹内をファーストチョイスにしていれば、金子を出さなければ、という思いはエスパルスサポの率直な意見では。

 

どうしても搾取される側なので、選手は取られる方向なのだけど、だからこそ残ってくれる選手を大事にしてほしいところ。

平岡をこのまま監督じゃ駄目なんですかね。いつぞやの篠田もそうだけれど。

そういうところが継続性。

 

来シーズンはジュビロも戻ってくるので、もう1回、下に蹴落とせるように(笑)頑張りましょう。

バロンドール さすがにちょっと

2021年バロンドール、メッシが7度目の戴冠らしいです。

 

うーん。

うーん。

 

メッシがバルサに残ったままだったら、素直に喜んだだろうか。

 

うーん。

そんなことないよな。

 

タイトルを割と重要視する人がいて、そうなると曲がりなりにもコパ・アメリカを獲ったと言うのが追い風になったんでしょうね。

コパ・アメリカかぁ。うーん。

 

クラブレベルでは全然結果残せてないし。

 

とはいえ、じゃあ、チャンピオンズリーグとEURO制したジョルジーニョが相応しいかといえば、全然そんなことは思わない。

タイトルは、あくまでチーマで取るものだからね。そのチームで圧倒的な存在感を示せてるなら考慮にいれるけれど、ジョルジーニョはそこまでではない。

 

個人タイトルなんだから、やっぱり個のパフォーマンスが前に来るべきものと思っていて。

例えば、2006年受賞のカンナバーロ。ワールドカップ征したのも大きなアドバンテージだったんだろうけれど、あの大会期間中のカンナバーロはホントに凄かったもん。どんな不利な状況でも一対一に競り勝って。

あれはもうバロンドールに値する。

 

今年のメッシは、ねえ。

一時期の不調を脱したとはいえ、シーズン終盤のバルサでチームを救えず、パリ・サンジェルマン移籍後はそもそも出番が少なく。

いや、パリ・サンジェルマン移籍が後押しになってんのか? 

 

2位フィニッシュだったっぽいけど、今年はレヴァンドフスキなんじゃない。

昨年なかった分もあわせて。

ここ数年のゴールハンターぶりは他の追従を許さないし、ブンデスリーガのシーズン最多記録も更新。なんの文句もなかろうに。

 

 

はぁ。

さすがに今回はちょっと。

バルサからいなくなっても、メッシは応援しやるけど、さすがに今回はちょっと。