運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

ブンデスリーガ再開

再開して1週間たってるけど、ようやく試合見れたので。


スカパーにはもう加入していないので、NHK BSでの「フランクフルトvsボルシア・メンヘングランドバッハ」「ブレーメンvsレバークーゼン」の2試合のみ。

えーと、ぶっちゃけますね。
バイエルン・ミュンヘンドルトムント見たかった(笑)


特に前者の「フランクフルトvsボルシア・メンヘングランドバッハ」は、申し訳ない! 見るに堪えん。
これは違うんだ。レベルどうこうではなく、ロックダウンから短期で再開された場合のサッカー選手のコンディションはどんなもんか、だとか、その際のチーム戦術としては何が有効なのか、だとか、今後、ラ・リーガ、プレミア、Jリーグが再開されるにあたって何か参考になるものはあるか、だとかを確認する試合なんだ、と頭では判っていたんだけど、あまりの退屈さに2回中断して、結局、前半で見るのを止めました。

テュラムの息子を見たいというモチベーションはあったのだけれど、うん、ごめん! 前半だけ見れば十分でした。


一方、レバークーゼンのほうは面白かった。
まぁ、僕好みのポゼッション志向だったというのは、多分に影響している。

ボランチのアランギスとデミルバイが素敵でしたね。あれだけ受けに来てくれて、散らすだけじゃなくて前にもきちんとつけるし、追い越す動きもしてくれるし。


それと、何といってもハベルツですよ!!

来シーズン、どこ行くか判らない俊英を見れるという楽しみ。

ゼロトップ的なポジショニングで、本来の彼が最も輝く位置ではなく、ボールに触る回数も期待していたほどには多くなかったけれど、パスを出すぞ出すぞ、と見せかけつつ、ぬるっとドリブルで入っていく様や、トップという役目を与えられていたため、シュートの意識が非常に高かったところは、好印象です。

うん、いいね。
バイエルン行くのか、どこ行くのか知らないけれど、ドイツ代表のこいつのユニフォームを買いたいと思わせるような選手に育っていってほしいところ。


そんなレバークーゼンの選手の面々がコンディションも良さそうにみえていたのに対し、段違いでブレーメンのそれが悪かったのはなんでだろう。

チーム戦術の違いで走らされて疲弊させられたというのはあるんだろうけれど、前半終わり間際にFWがチェイシングできないほど疲れ果てていたり、後半途中から左サイドバックが置物になっていたり、フレッシュなはずの交代選手のほうが簡単にフィジカルコンタクトで吹っ飛ばされていたり。

スタメン・サブは、戦術どうこうよりコンディションで選んだんだろね。
レバークーゼンはサブの選手でも、全然コンディション良かったのに。


正直なところ、ドイツの地理に疎いし、そもそも一口にドイツという括りにしたってどこで感染者が多くて、という情報も知らんし、そういった地域格差で始動のタイミングがずれているだけなのかもしれないけれど。

仮にそうでないとしたら、監督としては練習メニューの組み方を完全に失敗してるよね。

もうあまりにも短期の再開なので、とにかくフィジカルコンディションを上げるというのが正解だったみたい。
そりゃそうだ、っていう気もするけれど、実際にそれに集中できるチームってレバークーゼンみたいに戦術が確立しているチームだけなのかも。