リフティングを上達させるには8 継続性も大事
コロナ禍の中、リフティングの話、ぶっこみます。
変則ではあるけれど、いよいよ活動再開となったスポ少。
息子どもは僕の個人レッスンも含め、ずっとサッカーは続けていて、もちろん同じように休校中もボール蹴っていた子もいれば、そうじゃない子もいて。
それがよく判るのがリフティング。
その日の2年生参加者は4人。
活動中断前、一番リフティングの数が少なかった子でも30手前までいっていたので、リフティングキャッチ的な基礎連をすっとばし、自分の最高記録の半分目指してやってみて、出来た子から教えてね、と送り出す。
そのうち2人の子、全然ダメ。
3、4回で終わってしまう。
まずは自分の目の前に上げるということもできなくなっているし、上げる高さも無駄に高いし。
足を真横にピンと伸ばすスタイルでやっていた子は、そもそもそのフォームになっていないし。
ずうっと触ってなかったんだろうね、ボール。
まぁまぁ、そりゃブランクもあれば、とは思ってはいたけれど、想定以上に劣化するもんだね。
1年間かけて徐々にできるようになっていたそれが、また最初に逆戻り。3か月のブランクというのはでかかった。
一度できたこと。サッカーに限らず、勉強だってそうなんだけど、復習をきちんとしないと忘れていってしまう。
できたことを土台にして次のステップに進みたがってしまうけれど、たまには戻ってあげないと、いつの間にか土台がなくなってしまうこともある。
指導者としては、肝に銘じておきたいですね。
まぁ、クラブチームとかだったら、休校期間中も自主練メニューを、なんてことができたんだろうけれど、そこまでしゃしゃり出るのもあれだし、せめて息子たちと、たまにそこでばったり出会う団の子たちを教えてたりはしたけれど、本音を言えば、少しは自主練しておいてほしかったところ。
けど、近くに公園があるのか、ボール蹴れるぐらいの庭があるのかなんて、人それぞれだろうし、そもそもサッカーを何の目的でやっているのかも、それぞれだろうし。
今から改めて始めるしかないですね。
出来る子目線じゃなくて、3か月、ボールを触ってこなかった子目線で。
出来たことが出来なくなって、それでつまらなくなってサッカーやめちゃうのは勿体ないので。
休校期間中、自主練してた子は、たぶんケアしなくてもサッカー辞めない。