運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

騒げ!!  感染防止も徹底したいところだけど、そんな楽しみも与えてあげたい

活動終了時に、グラウンドに向かって挨拶しています。


部活経験の薄い僕からすると、この挨拶に何の意味があるのかと首を傾げたくなりますが(爆)、それはそれ。
子供たちには、けじめとしてやらせてます。


整列させて、代表の子の「ありがとうございました」に続いて、みんなで唱和。


その代表の子、なるたけみんなで回したいな、と思っています。
「挨拶したい子」なんて手を挙げさせると、似たような子ばっかになってしまう。恥ずかしがり屋の子もいるよね。
僕も昔は、そっちのタイプでした。

でも、実は心の中では、たまには僕もそういう役回りをやってみたいと思っていたりして。

なので、どっちかというと、「挨拶したい子」で手を挙げなかった子を当ててしまいたくなります。


みんなの前で代表であいさつするというのは一種のご褒美的なものと考えている(子供たちにはそういうふうに思ってほしい)ので、何かの理由を添えて当てることが多いですね。
・ 試合で活躍した子
・ 普段目立たないけど、一瞬の輝きを見せた子
・ 備品を積極的に片づけてくれた子
・ 一番早く整列してくれた子
・ 行方不明になった仲間のボールを探し出してくれた子


サッカーの上手い・下手っていうのはどうしても生じてしまうけれど、それだけが大事なわけでは決してないので。
誰かの役に立つ・みんなのために何かする。そういうことをしてくれた子を見逃したくないし、それがみんなに広がればいいと思っている。


もちろんサッカーが上手な子は上手な子で、いいプレーを見せた時はご褒美をあげてあげたい。


全員が全くの平等に当てれているわけではないけれど、結構まんべんなく当てれてるかな。
当てても嫌がって拒否るやつ、いるけど(笑)


で、その挨拶の話。


土曜日、4人参加。
次男坊に代表させて挨拶。
唱和の声、超小さい。

むむむ、とは思ったけれど、人数少ないし、おとなしい子、多かったから仕方ないか。


翌日曜日、7人参加。
今度は別コーチの息子を代表にさせ、その子の声は大きかったんだけれど、続く唱和の声がやはり超小さい。


待て待て待て待て。
やり直-し。


だって、と子供たち。
先生が大きな声出しちゃダメっていうんだもん。


事情を聴いてみると、朝の挨拶も、日直は大きな声で挨拶するんだけど、それに続く声は小さくしなさいって言われてるんだって。
どうもそれを律義に守っているらしい。


あー、そうか。
今の状況だと、それ正しいよね。
でも、それ、楽しいか。


いい、いい。
ここは学校じゃないから、いい。
もう1回、大きな声でやろうぜ、と声掛けしても、でも、先生に言われてるから、と不安そうな2年生。


そんな中、グラウンドに響き渡る4年生の挨拶の声。
後で長男に聞いたところ、特にコーチから何か言われたわけでなく、自分たちで勝手に大きな声、出したんだって。

高学年にもなると言いつけも守らなくなりますな(笑)


そんな上級生を見て、俄然やる気になった2年生。


よーし、みんな、もっと横に広がれ。
これだけ広がれば、誰も文句はねえだろうよ。


さぁ、もう1回やるぞ、とみんなでやった挨拶はこれまででも一番大きな声だったかも。
感染防止に配慮しつつも、きちんと距離とって、これぐらいのことする分にはいいよね。


だって、少なくとも、俺、フットサル中にこれより近い距離で大声だしてるし‥‥‥。