はてさて今シーズンのエスパルスは
開幕戦アウェー、アントラーズ。
押されて終盤に先制点挙げられるものの、10分間に3点挙げ、ある意味ラッキーな勝利。
ホーム開幕戦、アビスパ。
降格を争うライバル?
ただ、申し訳ない。選手の絶対的なクオリティの差は確実に見られ、チームとしての差は大きいかな。ただ、試合展開も相まって確実に勝利を挙げなきゃいけないところ、最終盤の失点でドロー。
直接フリーキックが壁に当たってゴールということで些か不運なところもあったけれど、そもそもあんなとこでフリーキックを与えている時点で。
まぁ、2試合合計で見れば妥当な結果だし、何はともあれ白星先行している事実は心強いところ。
正直、昨年開幕戦で見せてくれたサッカーの方がワクワクドキドキしたけど、結果が伴わくていいわけでもないし。
監督がロティーナということで、基本は守備から入るサッカー。
引き気味のところからスタートして、出てきたところをディフェンダーがアタックするのではなく、中盤の選手がポジションを修正するというやり方。
3年前と同じやり方かな。
攻撃に関しては、ちょっと形が見えず。
サイドの選手が目一杯幅をとって、それがゆえにサイドバックがオーバーラップするスペースはなく、中盤の選手が中から追い越していく形が、1番殺傷能力が高いのかな。
攻める時間帯は決して多くないけれど、やたら点取れてるのが不思議。
これも3年前とそっくり。
主導権握ってどれくらい攻めれるのか見たいとこですけどね。
今日、アビスパ戦なんてそれができる絶好のチャンスだったのに、先制点とった途端、重心が低くなるという。オー、マイ、ゴット。
エスパルスしか見ていない人間からすると、うーん、西澤や金子入れた方が機能するんじゃないの、と言いたくなる。
チアゴ・サンタナの体の張ったポストプレイは認めるけれど、基本的にはエリア内でしか勝負できないタイプかな。
カルリーリョスを左置くより中に配置して、左は西澤に任せた方がチャンスできるような。セットプレイの精度も上がるだろうし。
守備のやり方からすると、金子は適任なような。いくらでも、そして素早くポジション修正できるスタミナ持ってるし。
突破力、チャンスメイクという点では西澤に劣るものとはいえ、じゃあ、中山がその辺り、秀でているかといえばそんなこともないし。
果たしてエウシーニョがこのサッカーに合うかと言われれば疑問符だけど、ビハインド時に入ってきて十分流れを変えられる選手ではあるし、ヘナトはもう文句なくやってくれそう。
中盤からの飛び出しが肝なのであれば、鈴木唯人は適任の人材。
これだけの選手がまだ後に控えていると思うと、チームとしては心強いのか。
一部でダークホースと言われているらしいが、現時点での目標はあくまで残留。
2試合見た限り、結果は残しているけれど、手応えを感じれる程でもない。
しばらく悪い意味でのドキドキは続きそうです。
最後に権田の話題。
全く日本代表に興味はないので、加人すると聞いた当初は、ああ、昔、代表にいた人ね、ってな感じに思っていたけど、フットサル仲間に聞いたところ、現役日本代表とのこと。
うん、流石にレベル高い。
特にロングボールの対処。前への守備範囲が広く、安心感も半端ない。
いいプレイを見せる度、一緒に見てる息子に、さすが日本代表様だよなー、なんて話しているけれど、様をつけているあたり、日本代表を軽視している証拠。