運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

ワールドカップ周期でこれが起こるのか ーメッシ、バルサ退団

もしくは我が家のフライングゲットのせい!?

 

 

長男は色々とサッカー見てるので、好きも嫌いも自分の意思が入っているんだろうけれど、次男はよく判らん。

でも、同じ左利きということでメッシは好きみたい。エンジと青という派手なユニフォームのせいか、バルセロナも好きみたい。背番号10……はどうかな、最初はこだわっていたけど、スクール側のチームで11番つけることが多く、浮気ぎみ。

うん、まぁ、サイドが得意な選手かな。それだけ見れば11番。個人的には7が嫌いなので、それに憧れなかっただけでも良し。

 

 

で、そんな次男、誕生日プレゼントにバルセロナ、メッシのユニフォームを所望。

新シーズンの柄は速報で出ているけれど、ホントにこの柄で出てくるかは不安。そもそもメッシ残るか問題は存在しているが、その後の経緯により、まぁ、大丈夫そうかな、という安心感。

 

 

というわけで、フライングゲットバルセロナ・メッシのユニフォームを調達。

次男に渡し、気に入ったのか、結構な頻度で着ている。

 

えーと、まだメッシ、残留してないけどね。

 

思い出されるのは4年前。

ワールドカップ周期かよ。

これまた同じくフライングゲットで購入したバルセロナネイマールのユニフォーム。

前シーズンの、あの大逆転勝利したパリ・サイジェルマン戦での活躍に心奪われた長男が、ある意味、自分と対極の選手を好きになり、それならと新シーズン始まってないけど、カッコいい柄だしフライングゲットして11番のユニを買ってあげた、その1週間後。

 

まさかのネイマールパリ・サンジェルマン移籍。

 

なので、長男が来ているネイマールユニ、マニアが見ると、あれ、このユニってネイマール着たことあったっけ、とばれるという。

 

厳密にはプレシーズンマッチで1試合だけ着てましたけどねー。

 

 

そして、悲劇は繰り返される。

 

4年ぶりのフライングゲットじゃー、メッシじゃー。

 

ぎゃー、メッシいなくなったー。

 

 

呪われてんのかい。

 

 

まぁ、もともと昨年の時点でもう今シーズンいっぱいで退団が既定路線で、おっ、風向きが変わったと期待が上回ったはといえ、結局何も変わらなかったといえばそれまで。

だとしても、ね。

 

 

色々と書きたいことはありますが、今回書きたかったのは我が家の呪いの話(笑)なので、これぐらいにしておきます。

 

ちなみに、意気揚々とユニフォーム買って、俺、凄いだろしてたら、いなくなった選手のユニフォーム着てて恥ずかしいやつという後ろ指さされることになった2人の息子ですが、次男坊は物凄く不安そうな表情しているのと対照に、当時の長男は飄々としていました。

いや、別にネイマール好きだし。むしろネイマールのユニフォーム着れて嬉しいし、みたいな。

図太い神経というか、あまり他人の目を気にしていないというか。頼もしいことで。

東京オリンピック 男子サッカー決勝

NHK BSで放送予定。

フットサルも行こうと思えばあったけど、朝もやってるし、今日はスペイン応援じゃとお休み。

さぁ、勝つぞとスペイン代表ユニを身に纏いチャンネル回すが、ん? 放送しているのは空手。

なんじゃ、これ。当初の放送予定と別のもの流してやがる!!

 

はい、もー、最悪ですね。日本選手が勝ち上がってたからなのか知りませんが、そのスポーツを見たいと楽しみにしてた人よりも、ナショナリズムを優先。

なんなんだ、オリンピックって。スポーツの祭典? 自国の選手が勝ってりゃ、それだけで十分なん?? 最後の最後でどっちらけですわ。欧州サッカーが開幕してたら、きっと見向きもしなかった(これまでも実際そうだったし)んだろうな。

 

くそ。何とか見たいとネットを漁ると、ネット中継していることに気づく。

スマホで見ようとする。画面小さい。Chrome Castでテレビにも飛ばせない。不便極まりない。息子の学習用アイパッドで、ようやく我慢できるくらいの環境に。大人気スポーツの決勝の舞台。こうまでせんと見れんもんかね。自国開催やぞ。

 

 

という感じで、最初からミソがついた試合は、元バルサ所属のマウコムの決勝弾でブラジルが金メダル奪取。

あれ、なんかどっかで見たことあるやつだと思っていたら。そういや、あいつ、全然使えなかったけど、たしかクラシコでも点とってたよな……。

あのシーン、マウコムの頑張りと決定力も認めるけれど、パジェホ、バウンドボールの処理誤ってるし、ああなったらファウルで、イエローはもとよりレッドカード覚悟で止めなかんやろ。キャプテンマークつけてる奴があれじゃあかん……。

 

 

1つのシーンだけ切り取っても仕方ないので、試合を通じての感想を。

 

あれじゃ、勝てんわな。

 

最終的なボール支配率54%。

いくら相手がブラジルとはいえ、これじゃあね。

 

ハーフタイム明けでカルロス・ソレールとブライアン・ヒルが投入されて、かなり良くはなった。負けてたこともあって、リスク背負ってペドリが前まで出て行った攻めは迫力あった。

でも、続かない。相変わらず取られた後のプレスがかからない。当たり前だよ。押し込んでないんだもん。

パウ・トーレスからのミドルキック多すぎ。彼のキックの精度は認めるけれど、そうそう通るものじゃない。蹴らされてる。

アンカーのスピメンディが問題。あそこを全然経由できていない。中間ポジションとっていないし、入っても後ろに戻すだけ。いいんだよ、後ろに戻してもね。そこで相手を引き付けることができていれば。怖がって下げてるだけ。だから、他が空かない。後ろから蹴るしかなくなる。通る確率低いし、押し上げられていないからボール奪取もできない。

守備面でも全くフィルターの効果が発揮されない。何度前向きでセンターバックに突っかけられていることか。

 

 

バルセロナにとっての4番のポジション。

いかにこのポジションが重要か、よくわかる試合でした。悪い意味で。

世界最高レベルの選手と比べてはいけないんだけど、試合を見ながら、「ブスケツがいない」と何度、呟いたことか。

 

 

試合終了後の疲れきったペドリの表情と、喜びを爆発させるブラジルイレブンを見て、悔しくなって、少し泣きました。

そういえば僕って、あまり決勝で贔屓チームが負けるって経験してないんだよな。

長谷川健太率いてたエスパルスは決勝戦に弱かったですが(爆)、スペイン代表、決勝戦で負けるということなかったし、コパ・デル・レイでは負けたことあったけど、バルセロナチャンピオンズリーグでは決勝で負けたことなかったし。

トーナメントで敗退するといつも虚しくなるけれど、決勝での負けってまた格別なもんなんだなぁ。うん、嫌なものだ。

 

 

今回のスペイン代表、何人、A代表がいるんだ、ってはしゃいでいたけれど、改めて思うのは、EURO2020開幕から1か月半、途中の休みはあったとはいえ、この酷暑の季節に週2日ペースでの試合は、もうどう考えても無茶だったなぁと思う。

ペドリもそうだし、オヤルサバルとダニ・オルモも疲れ切っていたよなぁ。

こういったEURO2020組がどれだけ本領を発揮してくれるか、という視点が強かったけれど、こうして終わってみると、そうじゃなくてフレッシュな選手たちがどれだけ助けられるかってところにポイントがあったのかな。

そうなると、どうしたって痛いのが初戦で負傷したダニ・セバージョス。開幕前の日本との練習試合を見てわかるように、このチームの中心は彼だよ。バイタルエリアで受けて、もしくは後ろから散らす振りしながら侵入して、そこからトップに縦パスを入れて、というところから攻撃のリズムを作る唯一無二かつコンディションも整っていて、周りからの信頼も厚い選手をいきなり失って。

大黒柱の10番なしで勝てるほど甘い大会ではなかったですね。

 

 

ペドリとエリック・ガルシア、お疲れさまでした。

ラ・リーガ、来週開幕だけど、その後にインターナショナルウィークあるはずなので、それが空けるまではゆっくりと休んだってほしい。

これだけバルセロナに犠牲を強いて優勝できんかったのは、はぁ、やるせない。

 

 

さて、コミュニティシールドでも見るか。

この頃、息子たちをフットサルに連れていっている

緊急事態宣言→まん延防止も終了し、束の間の平日フットサル再開。
もう止まりそうですが。1か月ちょっとの命だったか。
これだけ感染者増えてきたので、幾分仕方ないかな、という思いもある。ワクチン打ちたくない人が予想以上に多いかも、というのはあるけれど、9月を過ぎればそれなりの接種率に達成して、それ以降はなんとか活動継続になればいいかな。
かくいう僕も連休中にワクチン接種2回済みになる予定。

副作用が怖くないわけではないし、接種完了しても指導時にマスクを外せるようになるわけではないだろうけれど、まぁ、一応、子供への感染リスク低減にはなるだろうし、親御さんの目もあるし、打つことに関しては躊躇いがありませんでした。

そう言えば、ワクチンって危ないんですよー、報道されてないこと一杯あるですよー、としたり顔で語る人がいて、いや、僕打ちますよ、と言った途端、信じられないと言わんばかりのワクチンの危険性(ただ、ちょっと内容がオカルト週刊誌の受け売りのような感じ)を訴えてきたけれど、ああいうの、なんなんだろうね。

閑話休題
平日フットサルの話である。

メンバーに転勤が相次いだこともあり、久々で集まりも悪く、途中からオリンピックも始まりということで、最近は人数が満たないことが多々あった平日活動。
それならということで、息子2人も参加させてます。


小5の長男。
最近、どんどんパススタイルに右傾化しつつあるところに、ちょうどそのフットサルチームがパス特化なため、気持ちよくプレイしている。
周りがパス貰うために動いてくれて、そこに出して自分も動けば返ってくるのが楽しいんだろうなぁ。スポ少ではそういうシーン、稀なので(笑)

パスが出せないシーンも多く、ただその時も、足裏で上手くボールを動かしつつ、相手から触られない位置にボールを置き、自分の体でブロックしながら時間とスペースを作るようなこともやってみせて。
もちろん大人が手加減してやってるところもあるけどねー。あー、今のシーン、がつんと蹴られたらボール取られてるよな、と思うこともあるし。
ならば、その大人の手加減をしないのが親の務めと、ガチに取りにいったら上手にキープされてボール取れなかったり、それならばと深追いして足だすと、すっとボールを動かして、かわされたり。
長男のプレイスタイル的なところもあって、待ち構えているところを抜かれるということはないんだけど、ちょっとこれ、ボール取るのがなかなか難しくなってきたぞ。この域に達するのは、中学生になってからかと思っていたけど、なんとも頼もしいことで。キープだけでなく、相手のポジション見つつ、イニエスタみたく密集をするすると突っ込み、相手の足が出てきたところを抜いたりしてみせて。
じゃあ、なんでスポ少ではあんなボール取られるんだよ(笑)
よりチャレンジしてるっていうことと、やっぱりフィジカルコンタクトされたときの弱さっていうことでしょうね。

あと、上手いなぁ、と思うのはトラップ。
フットサルボールだからやりやすいのはあるだろうけれど、斜め後ろから来たボールでも体の角度作ってぴたっと前向くし、技術の高さだけでなく、そういった意識の高さも長男の良いところ。
次男の軽く飛んで勢いを吸収するトラップもサッカーにとっては大事なんだけどね。次のプレイにどう繋げるか、というところまで考えているかという観点では圧倒的に長男に分がある。

フットサル特有のマンツーマンディフェンスもよく理解していて、ボールにプレッシャーをかけるところ、外された後もついていく姿勢。凄くいいです。
若干、ディフェンス時のポジショニングが間違っているのが気になるけどね。外に立っちゃうことが多い。ディフェンスは中から、中から。スピードないので縦を切りたくなるんだろうけれど。声をかけ続けて、辛抱強く修正中。

それと、足りてないのはパスの強さ。
視野は十分ある。ちょっと気づかないかな、これは、という裏への走りもちゃんと見えていて、スルーパス狙ってくれるんだけど、いかんせん、パスが弱いので途中でカットされる。
筋力の問題もあるんだろうし、本人曰く、強く蹴ってるつもり、らしいんだけど、おかしな体制から無理くりパスを出そうとしていることはなく、きちんとしたフォームから蹴れてるんだから、ここはもっと強いパスを出してほしいよなぁ。受け手にやさしいパスを、と思っているんだろうけど、大人のフットサルだからね、子供のキックなんて強いぐらいでちょうどいい。

総じて長男は、少なくともこのチームにおいては、入っても全然迷惑をかける感はなく、今のように人数足りてない状態ならぜひ来てくださいと言われるレベルにある。


一方、小3の次男。
全然ダメ(笑)。

パスを出さないわけではないけれど、タイミングは遅い。しょーがないけどね。まだ低学年だし、ドリブル得意だし。
ただ、お兄ちゃんと違って、変な体制から出そうとしてフォームも汚いし。無理ならいったん足裏で動かして体の向きを作ればいいのに、技術が足りてないんじゃなくて、これはずぼらな性格によるもの。

ドリブル得意と言っても、次男の得意なのはあくまで抜くドリブル。体を大きく揺らして相手の逆を取り、ボールと相手の間に自分の体を入れつつ、というのが彼の良くやるプレイですが、それ、そうそう大人相手には通用しないですよね。重ね重ね書くけど、まだ3年生。

守備の概念もイマイチ。ボールに突っ込むだけ。
マンマークって判ってる?
うん、判ってる。
じゃあ、なんで出されたパスをそんなに必死に追いかけているのかな。

まだまだ低学年だからなのか、お兄ちゃんとのプレイスタイルの違いなのか。
それこそスポ少でもたまに混ざって試合してて、子供同士の中では、むしろ次男坊のほうが輝くこともあるぐらいなんだけど、大人フットサルになると、そこには歴然とした差が。
正直、まだまだ次男坊は足手まとい感が大きい。それなりに人数確保しているなら、つれてくるの控えようかな、と思うぐらい。

これは次男が悪いというよりは、長男がフィットしすぎというべきか。


やはり僕の将来の夢って、あいつらが大人になった際に一緒にフットサルしたいってのがあるけれど、まさかこんな早く、しかも長男に関しては程よいレベルでやれたのは嬉しいところ。
むしろ、あと5年もしちゃうと、息子どものほうが圧倒的にうまくなっちゃうんだろうな。
このほど良い楽しさをもっと楽しみたいところだけれど、きっとこれでしばらく体育館も閉鎖になることでしょう。

オリンピック準決勝 スペイン対日本

というわけで、遂に見られたスペイン代表。

 

が、生では観戦せず。

2時間遅れの録画観戦。一向に減っていかない録画残り時間。これ、まだ試合続いてるな。

後半途中で一緒に見ていた長男、眠いからと離脱。こりゃ、PKまで行ったなと飛ばし飛ばし見ていたら、いつの間にかアセンシオの決勝ゴール決まっているという。

 

なんでこんなことになったかというと、息子2人連れてフットサルに行っていたから。

その話はまた次回。

 

ちなみに、その日のコーディネートは父・スペイン代表、兄・アトレティコマドリー、弟・バルセロナという、とても判りやすい出で立ちでした(笑)

 

 

で、スペイン代表の話。

えーっと、イマイチ。

ブラジルに勝てるか、これ。

 

別に点取れんのはいい。

良い意味でも悪い意味でも点取ることよりも過程を優先させる、その姿勢は好きだし、ポゼッション率がそのまま得点に結びつかないのは良く判っている。

いや、ポゼッション率、低いけどね。

 

開始直後を除いて、60%を下回るのは、あのサッカー貫くには不十分。

ボール回しが悪いわけではない。フル代表に負けないぐらいにスムーズに動かせてる。

問題は取られた後。即時奪回が全然できていない。なので、日本にカウンター食らう。

 

ホント緩い守備だったよねー。

押し込んで、でも、相手のラインが揃ってる時にそうそうチャンスなんか作れず。けれど、押し込んでるからこそ、プレスがかかるはずなのに、その嵌め込みかたがチームとして出来ておらず。

フル代表なんか、押し込んでない時ですら、ガンガンボール取りに行っていたのに、その姿を微塵も見せず。

いくら自分たちがボール保持してても、相手が長くボール持ってりゃ、ポゼッション率、上がらんわな。

もちろんチャンスにも繫がらない。

 

ティキ・タカは、良い意味での省エネサッカーかもしれないけれど、それをもってしても8月の東京は暑すぎるってことなのかな。

まぁ、週2日ペースで延長戦まで戦ってりゃ、パフォーマンスも落ちるか。

 

アセンシオはスーパーゴール決めたので触れないけど、オヤルサバルとダニ・オルモ。

悪くない。この年代では主力級の主力。でも、まだ、この年代レベル。精度の物足りなさは露呈してしまったかな。

チャンスにはなりかけるんだけど、ラストパス1つとっても、ここで精度高ければってシーンが多かった。

あの二人、EURO2020も戦ったフル代表組なのは判るけれど、フル代表レベルだとAクラスには入れないBクラスレベル。そこが出てしまっている感じはする。

翻って言及すると、EURO2020、スペインが優勝できなかったのって、やはりその辺りの個の能力がまだまだ足りてなかったということにも通じる。

別にオヤルサバルとダニ・オルモが駄目と言うわけではないよ。現時点ではワールドクラスではないというだけ。

 

で、現時点でもワールドクラス? このまま成長したら世界最高峰にもなれるポテンシャルをもったペドリ。

こちらも今ひとつ。

悪くない。決して悪くない。けど、そのポテンシャルからしたら、もっと上のレベルを求めてしまう。

 

いかんせん試合を見れていないので、これまでの疲労の蓄積でこうなってるのかは判らないけれど。

 

ボール回しの中堅点としては非常に優秀。

 周りからの信頼感も厚いのか、よくボールが集まる。彼にボールが入ると周りも動き出す。

しかし、中継点であるがゆえに、そこから無理したパスが出てこない。裏は狙ってるんだけれど、彼の中で成功率との天秤をかけているんでしょう、無難なパスが多くなっている。

もしかすると、先に書いたように即時奪回のプレスがかけれてないがために、冒険ができない。そこまで見越した上でのプレイ選択だったのかもしれない。

また、このオリンピック代表チームでいえば、攻撃のスイッチを入れる縦パスについては、負傷で欠場しているセバージョスが得意としていたプレイ。そういったタスクについてはそもそも与えられていないとも考えられる。

 

ペドリのもう1つの特徴である、自らが密集の中の狭いスペースでボールを受けるというシーンも見られず。

これもまた、中継点としての役割を担っている、そこで取られた際の守備が不安、そのペドリに誰がパスをだすのか、といった理由から、シーンの少なさに繋がっているでしょうか。

 

とにもかくにも決勝までたどり着いたけれど、いかんせん、これまでの戦いっぷりも判らないし、ブラジルの調子もなんとも判らないけれど、自信を持って勝てます、とは言い切れんなぁ。

 

そもそもちゃんと決勝戦、放送してくれるよね??

 

 

地元のチームを好きになる理由とは

サッカー五輪代表

日本がベスト4進出。次はスペインと。

 

ありがとう日本代表。これでようやくスペインの試合が見られるよ。

いや、準決勝までくれば日本絡みじゃなくても放送してくれるようになるのか?

 

もう率直な気持ちを吐露すると、スペイン勝ってほしい。

いつ試合あるのか知らんし、フットサルカブってなければ、スペイン代表のユニフォーム来てテレビで応援していることでしょう。

 

自国チームを応援せず、あまつさえ敗退を願ってさえすらいるので、ワールドカップがあるごとに非国民などと知人から言われますが、人々がなぜ自国を、もっと言ってしまうとなぜ地元チームを応援するのか、僕は持論を持っている。

 

それは情報量の多さ。

 

この僕でも、オリンピックの他競技では日本を応援している。

ぜひ勝ってほしいし、テレビ見てるとつい応援してしまう。

 

何故か。

だって、日本選手しか知らんし。

 

日本選手の情報が最も入ってくる。

何度も名前を連呼されるし、どんな選手かも紹介してくれる。バックボーンも説明してくれるし、代表権を勝ち取る軌跡も見てきてる。

翻って他国選手の情報なんて、全然判らん。トッププレイヤーの名前は知ってるかもしれんが、日本選手と比べれば圧倒的に情報は少ない。知らない選手は好きになりようもない。ましてや、そこに郷土愛・地元愛が加われば尚更だ。

どうやったって日本選手を応援するようになる。

 

地元チームも一緒。

その地方に住んでいるだから、露出も多くなる。情報も入りやすい。

試合を見に行く機会もあるだろうし、例えば街のイベントで選手が招待され、直に触れあう機会もあるだろう。

これに地元愛が加わる。

だから、好きになる。

 

プロ野球

僕は中日ドラゴンズが好きだ。

地元だから、という言葉で一括にはしたくないが、上に書いたとおり、情報量の多さも相まって、つまるところ地元だから、なのだろう。

 

ちなみに、今はそうでもなくなったかもしれんが、僕が子供の頃、この地方でも巨人ファンは多かった。

親世代でV9時代の強さに憧れてファンが増え、それが子供に引き継がれというパターンもあったのだろうが、当時は毎試合、巨人の試合は中継があって、地元チーム以上に情報が入ってきたという事実がある。

知っているから好きになるわけではないが、知らなきゃ好きにはならない。

巨人ファンが多かったのはそういうことだ。

 

で、サッカーである。

 

僕はもうメチャクチャに好きである。

対比の仕方が全くもって間違っているのを承知の上で記すが、サッカーと日本、どちらが好きかと言われれば、間違いなくサッカーと答える。

 

テレビ中継もびっくりするほど見ているが、基本的には海外サッカー。だって、レベルが高いほうが見ていて楽しいから。

Jリーグは見ない訳ではない。好きな清水エスパルスの試合は見る。でも、それ以外は見ない。

スポーツ少年団の活動とカブってることも多く、エスパルスの試合だって全部見れているわけではない。

一方、バルサは放送されたものは殆ど見ている。見てないのはリーガ最終戦コパ・デル・レイの準決勝まで。今シーズンでいうと40試合は見た。

 

今回のオリンピック代表で比較する。

日本代表で今シーズン見たことあるのは久保建英バルサの試合は見たし、ビジャレアルは強豪なので、例えばマドリー、アトレティコ、セビージャ戦なんかは見た。ヘタフェ移籍当時、アレニャとククレジャが気になって見たりした。10試合近くは見たのかな。まぁ、途中出場多いので、時間的には大したことないかもしれんが。

それ以外。オーバーエイジの3人見てない。海外クラブチーム所属ではあるが、ビッグクラブ所属ではないので見ていない。堂安も然り。

Jリーグ組、見たことはあるんだろうが、精々1試合か2試合。基本的にエスパルスをメインで見てしまうので、申し訳ないが、正直記憶にない。インパクトを残せていない。

 

翻ってスペイン代表。

ペドリとミンゲサは文句なしに見ている。アセンシオも見る機会多いし、オヤルサバル、パウ・トーレスあたりも数試合かもしれんが、彼らはクラブでも主力級なので、同じ見てるでも注目度が違う。ダニ・オルモも、今シーズンはチャンピオンズリーグの放送が決勝トーナメントからだったので殆ど見れていないが、その分、ライプツィヒがベスト4まで勝ち上がった昨シーズンは多く見れた。怪我でオリンピック期間中の復帰はないだろうが、セバージョスはベティス時代から好きな選手。ユニフォームほしい。

余談だが、スペイン代表のペドリのユニフォーム買ってしまった。

そもそも今大会のスペイン代表、EURO2020選出組が多く、ここ1ヶ月、ずっと濃密な試合を追っかけている。

 

選手に対する情報量については、圧倒的にスペインが勝っている。

マイナスの情報もあるので、多いから好きにつながるわけではないが、今回のスペイン代表については嫌いな選手はいない。

えっと具体的な名前出しましょうか。セルヒオ・ラモスです(笑)

アセンシオとセバージョスがマドリー所属ではあるけれど、プレイヤーとしては好きな部類だ。

その観点でいうと、バルサのオファー断ってマドリー行った久保君のほうが恨みが強い(汗)

 

サッカーの質についても、そう。

まぁ、何をもって質が高いかという議論はあるし、各チームが試みようとしているサッカーの好き嫌いについては各人の好みでしかないけれど、やはり僕はスペインのティキ・タカが好きだ。そして、それに必要な能力はスペインの選手のほうが兼ね備えていて、スペインの試合見てるほうが楽しい。

この点においてもスペイン代表に分がある。

 

なので僕はスペイン代表が好きで、それは自国愛を凌駕するほどで、だから準決勝の日本戦も勝ってほしい。

 

更に言ってしまうと、オリンピックサッカーを今後もっと面白くする、レベルを高くするためにはスペイン代表が優勝したほうがいいのだ。

フランスもドイツも、クラブの反対で選手を揃えられず敗退した。国内クラブに圧力をかけメンバー揃ったスペインが金メダルとれば、より他国もオリンピック勝つためにクラブ側と交渉するようになり、結果的にアンダー世代の最終大会のレベルが上がって行くはずだから。

サッカー界全体にとって、いいことかどうか判らないけど。だって、このままだとペドリやらエリック・ガルシアやら、リーガ開幕1ヶ月は使えないだろうな……。

 

 

僕の海外サッカー好きの影響を受けたせいなのか、同じく単純に知ってる選手が多いからなのか、息子二人も日本代表には興味を示していません。

そんな息子でもニュージーランド戦は見たらしい(僕はフットサルしてた)けれど、心に響くものはなかったみたい。

マイナースポーツまで厳しいことを言うつもりはないけれど、プロとしてお金を貰っていてアスリートとしては恵まれた環境にあるサッカー選手に対しては、応援お願いしますというコメントではなくて、こうやって他国を応援してしまっている子供を振り向かせる位の試合をしてみせろと言いたい。

 

長男の場合は、エスパルスの選手が選出されていたら興味を持ったのかもしれんが。

頑張れエスパルス(このテーマでこの締め方なのか)。

今年の新一年生は……

去年はコロナで前半3ヶ月活動できず。その後、活動自体は再開したものの、小学校が使えるまでは団員募集を中止しており。

入ってきたのはお兄ちゃんが6年生にいた弟1人。その友達がプラスで入っきてくれたものの、結局、1年時はその2人のみ。

2年生になってバタバタと入ってきてくれて、なんとか8人体制。前回書いたようにお父ちゃんコーチもゲットし、ホッと一息。

 

じゃあ、今年の新一年生はどうかというと、もう10数人入ってる。

3月の体験開始時から大人数。幼稚園が一緒なのかな、知り合い同士で来ている感じ。

 

それはそれでいいことなのだが……。

 

うーんと、こんなもんだったけ、1年生。

 

なんというか、弱い。

些細なことで喧嘩したり、ちょっとしたことで癇癪起こしたりってのは、まぁ、1年生だからそんなもんだろうけれど。

 

例えば、少し小雨がパラつく。

それだけでテンション、だだ下がり。

すぐ帰りたいと言い出す。

いや、他の学年なんて全く気にせずボール追ってるぜ。むしろ次男坊の3年生なんて、涼しくなっていいとか言って、雨宿りすらさせてくれないくらいなので。

 

ゲームしても、追いかける人数が少ない。キーパーの真似事するの、これまでも一定数いたけれど、明らかにこの学年は多い。

パス禁止、ドリブルだけ、と口酸っぱく声掛けしても、簡単に蹴ってしまう。

1年生、2年生までは団子サッカー上等。そこの中で密集を抜け出す技術、人が少ない方向にボールを運ぶ技術を磨いてほしいんだけど、そもそも団子にすらならない。

この年代ってボールに群がるのが習性のはずなのに、それを感じさせない。

うーん。

 

正直、サッカーとしてのレベルも低い。

もちろん初めてサッカーやりましたって子は仕方ないんだろうけれど、たいてい何人かは経験者がいて、その子たちが引っ張っていってくれるのに、そういった存在が見当たらない。

リフティングで上手くボールを上げれる子がいて、お、これは、と思ったら、コーンドリブルではイマイチ。

コーンドリブル上手だと期待したら、ゲームではキーパーの真似事。

 

経験者がいないわけではないんだけどね。

だって、お揃いのクラブチームのユニフォーム着てる。

どこかの幼稚園で習い事してたんでしょうね。

けど、うん、まぁ。

他のコーチも言ってたけど、そこのクラブチーム、ホント、何教えてたんだろ、と思ってしまうぐらい。

この学年だけじゃないんだよ。これまでもその服、着てきてる子いたけど、うん、まぁ、そんな感じ。

 

息子たちは、別幼稚園でサッカー習って、楽しさと基礎を教わったけど、あっちじゃなくて良かったね……。

 

まぁ、長男学年と次男学年、その間の学年と、むしろあいつらのほうが特殊だったということでしょう。

大抵の学年はこんなもの。

けど、4ヶ月たって、前まではまっすぐ突っ込むだけだったのが、横にかわそうとする子も出てきたし、少しずつ成長してる。

サッカーのレベル高い低いは関係ないので、温かく見守って行きましょう。

 

 

でも、精神的に弱い子たちを相手するのは疲れて、担当したコーチが終わった後、ゲンナリしてるので、皆でかわりばんこで相手してます。

下学年のお父ちゃんを引き込む

コーチの数を増やすことがスポーツ少年団では重要。

 

例年だとすぐ脇で見学している熱心なお父ちゃんに声かけるのが鉄板の方法だけど、コロナ禍のため、グラウンドに入れるのは子供とコーチのみ。

 

うーん。入ってくれた1年生、今年は多くて、サッカーやってそうなお父ちゃんもちらほらいるんだけどなー。

これはこれで声かけにくい。

入ったばっかの親に声かけるって、この少年団、コーチも満足に用意できんのか、と思われるのも癪だし。

 

そんな中、前々から声かけてた2年生の親が1人。

コーチやってくれんかなー、と思ってはいたけれど、なかなか声かけるタイミングが合わず。

たまたま土曜の朝、フットサルも練習もなく、たまには娘と遊ばなきゃと近所のアスレチックのある公園に連れ出したら、あれ、見たことのある子がいる。なんという偶然。件の親子がいる。

向こうもこっちに気づいて、立ち話。そこでコーチやってみません?と勧誘。その場では、いや、僕いると息子が嫌がるんで、と固辞されるが、いやいや、絶対引き込んだる、だってこれ以上、下級生見るの大変だから。

 

その後、練習時に顔合わせる度に声掛け。

いいから1度、体験でやってみましょーよ。

いや、今日、こんな格好だし。

いいって。スニーカー履いてりゃ十分。だって低学年の子供相手だよ。

また今度、また今度ね。

 

こんな感じでかわされてましたが、先日、ぶっちゃけ昨夜の酔いが残ってた(爆)勢いを利用して食い下がる。

いや、今日もこんな格好だから。

うん、判った。じゃあ、着替えてきて。どうせ家、すぐそこでしょ。

 

もう言いたい放題。

 

えー、でも、子供が嫌がるから。

じゃあ、ちょっと待ってて。子供に聞いてくる。

 

で、その子を呼んで聞いてみる。

お父ちゃん、練習に参加してもらいたいけど、いい? 嫌じゃない?

え? 別に全然いいよ。

 

はい、子供の許可出ました。

着替えてきて。

 

で、練習参加してもらう。

その夜、LINEが来て、明日も参加させてもらっていいですか?

翌日も参加してもらったら、もうコーチLINEに登録。

なんや。結構な勢いで遠慮しとったけど、ホントはやりたかったんか。

まぁ、素直に受け取ると、嫌がると思ってた息子が意外と好反応を示して、その気になってくれたということかな。

 

兎にも角にも、念願の下級生コーチゲット。

しかも、2年生時から入ってくれたのはデカい。

 

僕も、昔はこんな強引に誘ったりするような人間じゃなかったのにな。

自分が大変だからっていうのはもちろんあるんだけど、なにより子供達のため。コーチは大いに越したことはない。多ければ、色んな練習できるし。

 

もしコーチやってみようかな、と思っている方、是非、挑戦してみてください。

最後の勇気が出ないのなら、喋りやすい雰囲気だして、コーチのそばに寄っていってください。きっと声をかけてくれるでしょう。

いつでも参加できる格好してね。