運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

下学年のお父ちゃんを引き込む

コーチの数を増やすことがスポーツ少年団では重要。

 

例年だとすぐ脇で見学している熱心なお父ちゃんに声かけるのが鉄板の方法だけど、コロナ禍のため、グラウンドに入れるのは子供とコーチのみ。

 

うーん。入ってくれた1年生、今年は多くて、サッカーやってそうなお父ちゃんもちらほらいるんだけどなー。

これはこれで声かけにくい。

入ったばっかの親に声かけるって、この少年団、コーチも満足に用意できんのか、と思われるのも癪だし。

 

そんな中、前々から声かけてた2年生の親が1人。

コーチやってくれんかなー、と思ってはいたけれど、なかなか声かけるタイミングが合わず。

たまたま土曜の朝、フットサルも練習もなく、たまには娘と遊ばなきゃと近所のアスレチックのある公園に連れ出したら、あれ、見たことのある子がいる。なんという偶然。件の親子がいる。

向こうもこっちに気づいて、立ち話。そこでコーチやってみません?と勧誘。その場では、いや、僕いると息子が嫌がるんで、と固辞されるが、いやいや、絶対引き込んだる、だってこれ以上、下級生見るの大変だから。

 

その後、練習時に顔合わせる度に声掛け。

いいから1度、体験でやってみましょーよ。

いや、今日、こんな格好だし。

いいって。スニーカー履いてりゃ十分。だって低学年の子供相手だよ。

また今度、また今度ね。

 

こんな感じでかわされてましたが、先日、ぶっちゃけ昨夜の酔いが残ってた(爆)勢いを利用して食い下がる。

いや、今日もこんな格好だから。

うん、判った。じゃあ、着替えてきて。どうせ家、すぐそこでしょ。

 

もう言いたい放題。

 

えー、でも、子供が嫌がるから。

じゃあ、ちょっと待ってて。子供に聞いてくる。

 

で、その子を呼んで聞いてみる。

お父ちゃん、練習に参加してもらいたいけど、いい? 嫌じゃない?

え? 別に全然いいよ。

 

はい、子供の許可出ました。

着替えてきて。

 

で、練習参加してもらう。

その夜、LINEが来て、明日も参加させてもらっていいですか?

翌日も参加してもらったら、もうコーチLINEに登録。

なんや。結構な勢いで遠慮しとったけど、ホントはやりたかったんか。

まぁ、素直に受け取ると、嫌がると思ってた息子が意外と好反応を示して、その気になってくれたということかな。

 

兎にも角にも、念願の下級生コーチゲット。

しかも、2年生時から入ってくれたのはデカい。

 

僕も、昔はこんな強引に誘ったりするような人間じゃなかったのにな。

自分が大変だからっていうのはもちろんあるんだけど、なにより子供達のため。コーチは大いに越したことはない。多ければ、色んな練習できるし。

 

もしコーチやってみようかな、と思っている方、是非、挑戦してみてください。

最後の勇気が出ないのなら、喋りやすい雰囲気だして、コーチのそばに寄っていってください。きっと声をかけてくれるでしょう。

いつでも参加できる格好してね。