運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

リフティングを上達させるには1 リフティング上手いやつはサッカーも上手い

・ 否定派から肯定派への変換

 

色々、賛否両論あるリフティング問題。

 

僕自身で言うと、否定派でした。

 

というのも、フットサル仲間でフリースタイル的にリフティングが上手だった奴がいたのだが、いざ、フットサルになると、とにかく遠くからドカンとミドル撃ちたがる優雅さの欠片のない奴で、正直、僕の方がボールタッチ柔らかだし、視野も広いし、キックの精度も高いし、ということで、リフティングというのは単なる魅せる技でしかなく、実技ではなんの役にも立たないもの、という印象を持っていたからである。

まぁ、30回も出来ないという負い目もあったのは間違いない。

だって、僕らの小学校時代なんていうのは、リフティングは腿でやるもので、足ですくい上げるのは緊急避難でしかなく、もう一回、腿に戻せたらラッキーぐらいなもんだったんだぜ。

 

ちなみに、であるが、僕は前述の通り技巧派だったため、リフティング出来ると思われていました。

まぁ、トラップ上手だったしね。あまり弾まないフットサルボールの恩恵だけど。

本当は、超絶ボールタッチもないし、スピードもないし、シュート力もないし、体の強さもないし、パサーになるしかなかったのが本音ですが。

 

で、その否定派のリフティング。

まぁ、うちのスポ少がリフティング信奉だったこともあり、宗旨替えを。

もちろんリフティング至上主義ではないものの、少なくとも次の事は言える。

 

リフティング下手でもサッカー上手い奴はいる。

でも、リフティング上手でサッカー下手な奴はいない。

小学生の間は、これは絶対。

 

うちのスポ少、3年生当て嵌まります、2年生、1人除いて当て嵌まります。

あいつだけ、リフティング練習しねえんだよ。まぁ、とは言え今の時点だけだし、やっぱしそのリフティングサボり君がダメになる可能性もあるし。

 

というわけで、個人的にはリフティング重要視してます。

とはいえ、本来はチームの貴重な練習時間使ってまでやるべきものではないと思いつつも、どうせやらねえならやるしかないぜ、と日々のメニューに組み込む始末。

 

・見本を見せるため、自分も特訓

 

えーと、ここで問題になるのが、というか、僕らパパさんコーチが直面するの、これ。

 

そもそもサッカー経験少ない奴が見本を見せられるのか??

 

僕の場合、パパコーチ始めるに当たって、躊躇していた理由の1つがこれ。

リフティング頑張れ、と言ってる奴がそもそも出来んし問題。

 

えーっと、練習しましたよ。コーチになってからですが。

 

低学年の練習終わって、子供らが遊んでる横でこそこそと。フットサルの試合の合間、休憩中とか使って。

最初は周りの目、うわぁ、あいつ、下手くそっていうのが気になったけれど、最終的には子供たちのため、俺が笑われるのは構わん、という精神の元、でも、まぁ、結構早いうちに安定するようになりました。

半年もしないうちに200は越えたかな。

集中力ないから、そっからあまり増えていかず未だに300越えてないけど。

 

けど、まぁ、子供に見本を見せれるぐらいにはなった。

 

それで思うのは、結局のところ、リフティングは練習すれば上手くなるということ。僕みたいなオッサンでも。

子供は言わずもがな。

 

リフティング上手くなればサッカー自体も上手になるし、頑張れば頑張った分だけ数が増えていく=成果を直に味わえるということで、リフティングというのは良コンテンツだと思う今日この頃。

 

とはいえ、ここで難しいのは所詮、スポ少だということ。

クラブチームだと意識高い子ばかりだから、つまらん練習でも耐えてくれるんだけど。

 

だから、リフティング頑張れというだけでは上手くいかず。

 

まだ、コーチ始めて2年ですが、こんな感じで進めていけばいいんじゃなかろうか、というのが判ってきたので、これから不定期連載でそういったあたりのことを伝えていきたいと思います。

 

是非是非、参考にしてみてください。