運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

たまには1年生オンリーの練習を

この日は、2年生メインコーチが練習に来れたということもあって、7人だけだったけれど、たまには、ということで1年生だけでの練習に。

どっかで書いたかもしれませんが、うちの次男坊については、1年生だけでやるの嫌だ、2年生と一緒がいい、などと頼もしいことを言ってくれたりするのだけど、たまには付き合え、このヤロー。
10人超えてれば、リフティング100回超えているという名目で2年生に追いやっても良かったのですが。

今年の1年生はようやく10人超えるぐらいの人数しかおらず。
それなりに体験には来てくれてはいたのだけど、基本的には2年生との合同、挙句に残ってくれた1年生も幼稚園からサッカーやってますとか、性格的にやんちゃな子で運動のセンスもある子ばかりと、なかなか「初めてサッカーやりました」って子が定着しにくい環境で。
いや、まぁ、それも含めて、僕の責任ですけどね。
で、ちょうど体験の子も来ていたので、その子に向けて、という意味もあります。


ウォーミングアップの氷鬼して、リフティングして、ジグザグドリブルして、1対1でボールキープして、今度の1対1は相手を抜いてゴールという設定にして、最後は試合というメニュー。

体も上手く使う、というのは早い段階から意識させたくて、ボールキープという練習を割と組み込みたがります、僕は。
が、みんな、すでに「体を入れる」という感覚は意識していて、ごめんなさい、見誤っておりました。そこまでちゃんとできてるじゃん。
ただ、重心を落とす、ボールを相手から遠くに離す、というところはまだまだ。頑張っていきましょうね。

その後の1対1ドリブルは、まだまだ課題が。
えーと、やってる途中で気づいて、しまったなぁ、と思ったわけですが、さっきボールキープを教えてしまったせいで、本来相手に突っかかっていかなきゃいけないところを、後ろ向いてボールを隠してしまう子、ちらほら。
そうでなくとも、フェイントする、相手の逆をとる、というところまでのレベルには到達しきれてないみたい。運ぶのはできつつあるけれど。
唯一出来ていたのは、うちの次男坊。さすが、普段、スクールで上級生を相手しているだけあるな。跨いでみたり、体を揺らして誘ってみたり、ドリブルも斜め斜めに動かしてみたり。殺傷能力の高いプレイスタイルです。

この辺をできるようにするのを、しばらく目標にしてみようかな。


普段は30人近いのを相手にしているので、1年生だけだと目もかけやすく、向こうもノビノビとやれるのか、普段は気づかない姿を見せてくれます。
次男坊と同じ幼稚園だった子。うちの長男と似ておとなしい子だからこそ、どうしても試合中の激しさに欠けるところがあり、なかなか大活躍という日が少ないのだけれど、うん、ジグザグドリブルさせると凄い上手。この日は彼をお手本にして進めました。休憩中、ヤンチャな子とも談笑しており、だいぶチームの雰囲気に慣れてくれたのかな。嬉しい限りです。
同じ慣れてしまい、ヤンチャなことをしだす子たち。多分に2か月後には面倒くせえな、と思い出すでしょうが(笑)、そういった素を出せるようになってくれたことは嬉しいぞ、俺。ただ、休憩中に人のボールをふざけて遠くに蹴りだしてしまった子。お父ちゃんも見に来ていて、結構サッカーに関してはきついこと言うんだけど、あれ、意外とそういうところは厳しく言わないのね。こういう時こそガツンと言ってほしいんだけれど。


やっぱし少人数のほうが教えやすいです。
コーチの数は多いに越したことがないなぁ、と感じる今日この頃。