U-10後期リーグ開始 長男の出来
というわけで、次男に遅れること1日、長男も後期リーグ開始です。
チームの結果としては、一勝一敗。
負けた試合もスーパーゴールにやられたけれど、手に汗握る好勝負。
最近、停滞感を感じさせることの多かった4年生だけれど、学校開放されて大きいコートで試合形式練習が行えるようになって、急速に仕上げてきた感じ。
そこの幾許かには僕も手伝えたかな。
ただ、効果的な崩しは少なく、結局は個の突破に頼ってしまうという。
強いクラブチーム相手だとそうそう上手く行くはずもなく、手詰まり感は否めなかったかな。
ところで、1つ相手チームに関して気になることが。あまり書くと負け惜しみにしか聞こえなくなってしまいますが(汗)
正直なところ、カウンターやゴールキーパーからのロングキックしか最終的にはチャンスが作れなくなった我がチーム。
そんな中でもトップの子が頑張ってそれなりに危険な匂いを醸し出していたのに対して、相手コーチからは1人余れという指示が。
いや、至極真っ当な指示だと思います。
けど、8人サッカーのコンセプトとしては、各地で一対一のマッチアップが生じて、そこで負けない力を養うというものではなかったっけ。
勝つためには至極真っ当な指示ではあるけれど、まだ4年生という年代では、そこで一対一で勝て、お前に任せるというのが正解なのでは、とは思いました。
はい、負け犬の遠吠え。
まぁ、クラブチームだしね。
さて、今回はチームのことではなく、長男にフォーカスしたく。
一時期、スタメンを外されていた長男。
高い技術は持っているし、ポジショニングも優れている。ただ、とにかく積極性がない。ないわけではないのだろうが、ないように見える。
それで、一念発起した? 親父の説教が聞いた?
どれが効いたのかは判りませんが、ここ最近は好きではなかったフィジカルコンタクトもしっかりとするように。痛いよりも、負けて悔しいが勝るのか、強引に体をいれるようにもなった。
そして、しつこい守備。抜かれても自由にさせない。置き去りにされても、諦めずついていく。
適正としてはミッドフィルダーというのは変わらないけれど、ディフェンダーとしても恥ずかしくない形になってきました。
ロングボールの対処もカブるというのは無くなってきたし、浮き玉のトラップは安心して見てられるし、最近ようやくチームとしてパス回すようになってきたけど、その中ではホント安心して見てられる。あいつが持ったら、きちんと空いてる味方使ってくれる。
ベタ褒めですね。
ええ、親バカ。
これまでは試合がある度イライラしかしなかったけど(笑)、ようやく見られるようになってきました。
そのかいもあって左のサイドバックとして、スタメン復帰。フル出場とはいかなかったですが、特に2戦目、公式戦でのあの熱い試合を経験させられて、かつ恥かしくない戦い振りを見せてくれたのは、指導者としても親としても嬉しく思います。
ちなみに、僕、4年生に関してはメンバー決定権ありませんので。
決して親の権力でスタメンになったわけではありませんので。
そんな中で特に成長したなぁと思うのは、攻撃への関わり方。
前日、攻撃時、周りに敵がいないのに、ずっとバックラインで待っているのが気になって。左の中盤の子は外に張って待っていて、真ん中の子が孤立気味だから、斜め後ろでフォローしてあげたら、とアドバイス。
ペップ・バイエルンのサイドバックが中盤の捌きに加わるイメージ(笑)
試合のぶっつけ本番だったけど、これが上手い具合にフィット。
なかなかパスが出てくるまでには至らなかったけど、こぼれ玉を拾うシーンが格段に多くなったし、これまでチームとして弱点だった、ディフェンスラインが下がりすぎることによるバイタルエリアのスカスカを埋めてくれるようになりました。
そして、何より攻撃に関われることが本人嬉しいらしく、どうもサイドバックに楽しさを覚えはじめてきたっぽい。
この日のハイライトは公式戦ではなかったけれど、午後練習の最後の試合。
人数の関係上、相手チームのディフェンス陣、5年生だったけど、高い位置で拾った長男、ペナルティエリアに侵入。
5年生エースディフェンダーを右左のダブルタッチでかわして、これまた5年生のレギュラーキーパーのニアをぶち抜くというスーパープレイ。
湧き上がる歓声。おいおい、お前、そんなこともできんのかい。
大きいコートでのゴール、初めて見たよ。
適正含めて、周りもそういう風に見てくれてるらしくて、この日、朝、観戦中、最近練習手伝ってくれてるキーパーコーチからも、
○○ってディフェンスやりたいの?
いやー、本人はー。
あー、やっぱそうだよね。そんな感じするもん。前でも全然できるよね。
周りもちゃんとお前のこと、見ててくれるぞ。
前の方で使ってもらえるように今後も頑張りな。
ただ、お前がディフェンスラインいてくれてると本当に助かる。