運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

サッカー新ルール 少年サッカーにも適用1

コロナ騒ぎ前ですが、4種少年サッカーにも新ルール適用されるということで、説明会に行ってきました。
覚書も含めて、内容を書いていきたいと思います。

意外と知らないことが多かった。
まぁ、のほほんと海外サッカー見て勉強してるだけだからか(笑)


書いてみたら意外と長くなったので、2回に分けます。


ゴールキック時のエリア内での対処について

これは、皆さん、知っていますよね??


今までは敵味方問わず、ゴールキックがエリアを出るまではボールに触ることができませんでしたが、今後はできるように。
味方については、エリア内に留まっていてもオーケー。
敵については、エリアから出る。


ただし、例えば早くプレーを再開させたいために、相手がエリアから出る前に蹴るのは良い。ただし、取られるリスクはあります。
と説明された後で、敵は敵で、エリアから出る素振りをしつつ、その前に蹴られたボールをかっさらったりするのはしないようにね、なんて言われたもんで、結局、エリアから出ていない相手がボールに触っていいんだか悪いんだかはよく判らず。
触ってもいいんだろうけれど、悪用はするな、ってことなのか??


あと、ヘディングや胸で返したボールはGKキャッチできるということで、ゴールキック脇に味方が立ちます→ボールを浮かします→ヘディングで返します→GK取ります→エリアぎりまで走ってスロー、キックというプレーがルール的には可能に。
そんなことする奴いますか?とも思ったのだが、U-17だかのW杯で実際にあったらしい。映像も見せられました。

この場合は、イエローカード無しで再度ゴールキックからやらせるように、と言われました。
何度もやるようならイエロー。

少年サッカーでこんなことするチームはないとは思いますが、一応、覚えておきましょう。

ドロップボールの再開について

後で紹介しますが、審判にボールが当たった際にも適用されるので、これまで以上に見るシーンかも。
ちなみにですが、プレミアリーグのとある試合では間違った再開方法をされてました(笑)


例えば負傷者が出た時、止めますよね。
インプレーで止めたのであれば、再開はドロップボールから。

これまでだと、両チーム呼び寄せて、まぁ、実際のところ、どちらかのチームが空気読んでボール返したりするんだろうけれど、そこで揉めたり、時間がかかったりするので、再開方法を変えることになったとのこと。


一方のチームだけ呼び寄せてスタート。相手チームは4m離れることに。どれだけ離れるか、数字が多すぎて覚えられる気がしません(笑)

エリア内で止めたのであれば、GKに。キャッチOK。
エリア外であれば、最後に触っていたチームが最後に触っていた場所からスタート。


実はこの後、練習試合でGK負傷というシーンがあって止めたんだけど、ちゃんとこの新ルールに基づいて、相手チームだけ呼び寄せてスタートさせてやりましたよ。
止めることに夢中で、最後どっちが触ってたのか確認していなかったので、子供たちに聞いたりしていましたが(笑)

審判にボールが当たった場合

審判が石扱いだったのは昔のこと。


エリア内で当たった場合、問答無用にGKからのドロップボール。

エリア外については、審判に当たったことで攻守が入れ替わってしまった場合もしくは、当たったことによって予期せぬほうに飛んで、それがチャンスになってしまった場合、最後にボールを蹴ったチームからのドロップボールに。


これまで以上に当たらないように気をつけましょう。

新型コロナウィルス余波

そりゃそうだろうね、とも思いますが、スポ少、活動停止となりました。


まぁ、ぶっちゃけたところ、屋外運動でどれほど感染リスクがあるよ、と思いますが、そこはそれ。
小学校が休校措置になったのに、週末に集まっていたら何の意味があるよ、と。
半分公的機関みたいなイメージのスポ少が追従しないのはおかしな話だし、上位団体の日本サッカー協会Jリーグ延期を決定したのだから、その流れに乗らざるを得ないのはよく判る。


一応、通わせているスクールについては、まだやるらしい。ただし、近場で感染者出たら、その時点で休校措置にするとのこと。
その線引きってどうなのよ、とも思いますが、ともかく今はありがたい。


一か月もボール蹴らないってわけにはいかないからなぁ。
とりあえず息子たちには庭で毎日1時間はボールを蹴りなさいと指示。
プラスで、週末は個人レッスンすることに。


日曜日は近所の公園に出かけ、みっちり二時間、長男に対してレッスン。
トラップをメインに教えたかな。
1人だけだったんで、やれる練習が限られ。


うん?
1人?


そうなんです。
次男坊は不在。


まさかの長期連休初日にインフルエンザにかかるという。

学校で流行っているらしいので、どうもそこから拾ってきたっぽい。

何故あと少し我慢できない(泣)


すぐ治ったら、水曜日のスクールに行かせようかと思っていたけれど、なかなか熱引かず。
そっちはダメだね。

長男が年長の時にかかった際は、すぐに熱引いたんだけどなぁ。
すぐバテるところも含めて、基礎体力はもっと伸ばしてやらねば。


そんなこんなで休校時期を乗り切るか、とノホホンとしていたところ、のっぴきならない事態に陥ってしまった。
普段フットサルしてる体育館が続々と閉まりだしたのだ。

おおよそ3/15まで。
まぁ、まぁ、ここ2週間が山という政府発表からしたら納得の措置ではあるけれど、いや、待て待て、あの空間でのフットサルによる感染リスクが(以下略)


さすがにフットサルまで影響出てくると思いませんでした。

マジでこれはまずい。

子供サッカーはまだしも、俺はフットサルをしたい(笑)


いや、本当に16日から正常に戻せるように、これは国民一致団結すべきでしょ、と勝手に燃え上がっております。
これが続いていくと、本当に困るよなぁ‥‥‥。

コロナウィルス やり過ぎな意見もあるけれど僕は評価する

Jリーグ開幕やら何やらで書きたいこと色々ありますが、それを差し置いてコロナウィルスの話。


えーと、まぁ、うちのスポ少も色々ありました。
やるの? やらないの?
卒団式どうするの、とか。


僕個人の意見としては、

  • 余りにも感染力強いし、無症状だったら対処しようもないし、市井に感染経路不明の感染者が出つつあるこの状況て、感染が広がるのはもう止めようがない。遅いか、早いかの違いだけ。
  • 幸いなことに重症化率は高くない。特に子どもたち。
  • サッカーについては、屋外でやることだし、そこまで感染をビビらんでもいいのでは? というか、それよりも学校生活とか、会社業務とか、そっちのほうがよっぽど危ないじゃん。


なので、少なくとも上位団体のサッカー協会などからお達しが出ないのであれば、自主的に活動中止する必要はないかな、とも思ってはいたのだけれど。


まさかの安倍首相から、小中高、春休みまで休み要請。
こうなると、流石にスポ少活動も中止になるのでは。


これに関しては、僕、評価しています。
これで事態がいい方向に向かうかは不明とはいえ、自己責任の名のもとに感染拡大を指をくわえて待つことになるよりは、政府が責任をもって指針を示すことは、僕らも迷わずに済むという点ではいいことかと。

もちろん残念ではある。
来月から新一年の体験入部が始まって、きちんと教えてあげたいな、とか。
4月に現一年生の単独試合が待っていて楽しみ、とか。


でも、まぁ、そんな悩みも吹き飛ばしてしまうほどの強力な力を、それこそ性格的に保守的になる政治家がそれを決断してくれたのは評価すべきだし、国民である僕らもそれに協力すべきか、と。


と思っていたところ、夜のニュース。
批判的な意見ばかり。


いや、まぁ、共働きどうするよ、とか、すべての人たちにとって好ましい決断とはとても思わないけれど、そちらの意見だけ出して、配慮が足りないというのはいかがなものか。
感染拡大を抑えるために最大限の努力を、過剰かもしれないがそれをやりきって、そりゃ、全ての人たちにプラスでもないだろうけれど、そうではないのであれば、それを批判するのではなく、みんながやれるように周りが協力すべきでは。


もう国難なのだから、企業も痛みを受けて、共働き家庭が休みを取れるように配慮してあげるべきだし、逆にそうでない僕らがその分まで働くしかない。


それで収束が早くなって、子どもたちがサッカーを気兼ねなくやれる環境を作れるのなら、幾らでも協力するよ。

出席率で差をつけようとするのは是か否か

僕は前から言っているとおり、平等主義です。
それこそ、6年生の大事な公式戦だって、みんな、平等に出るべきだと思っている。
そんな正論、まかり通らないと判ってはいても。


えーと、まぁ、率直に言って、この僕の考えで正しいのか否かは判りません。
そのチームの置かれた状況、子供たちの状況。
平等に出そうが、実力主義で出そうが、全員が全員プラスになることはないだろうし、逆に全員がマイナスになることもないでしょう。


それでも、僕は全員を出してあげたいわけで。


それに対する反論としては、

  • 努力した子には報いてあげるべきだ。
  • 普段から練習に頑張ってきている子と休みがちな子を同列に扱うのか。
  • 頑張らなくても試合に出れるんだと子供たちが思ってしまうのも良くないのでは。


最後のについては、そんな奴いるのか?と思ってしまいますが。


実力順、頑張った順じゃないとフェアではないという言い分も判りますが、上手くなる下地ってのがそもそも不平等じゃないか、と思うわけで。
そもそもの運動神経に差が、と言い出したら話が進まなくなるので、そこは置いておくとして。


まぁ、圧倒的に成長の早い子が有利なわけですよ。
それも含めて、というのも判るけど、じゃあ、4月生まれの子と3月生まれの子では物理的に到達点が違うわけで。
それって、努力云々でもないよね。
熱心な親がそこまで計算して産み分けたなら、ぐうの音も出ないけど。


幼稚園の頃からサッカーを始めた子。
スポ少以外にもスクールに通っている子。
どっちもうちの子には当てはまりますが。

そりゃ、上手くなりますわ。
それだけサッカーやる機会が多くなれば。
もちろん本人が望んだ部分もあるでしょうが、多分に親の意思がそこには反映されているんじゃないの?


そういう機会が少ないのなら自主連を、というのだけれど、それだって、練習に付き合ってあげられるような余裕がない親もいるだろうし、近くに手頃な練習場所がないのかもしれない。
それは子供に積はないでしょ。


そもそものスポ少出席率だってそう。
もちろん、さぁ、コーチとしては毎回来てほしいな、とは思うよ。
けど、他の習い事が被っていたり、兄弟のイベントと重なっていたり、家族旅行・お出かけだってするべきだろうよ。
家族旅行も全然行かず、練習にフル出席の子なんて、むしろ大丈夫ですか?と心配したくなってしまう。
土日だよ。どこも行かないの? お前んとこの親はどうなってんの?
それって、子供たちは幸せなの?


えーと、次男坊は今年度、1回も休んでいません(笑)
長男も風邪で1日休んだだけだという。


ホント、こんな家庭のほうがおかしいと思うよ、マジで。


そういう致し方ない休みは除いて、そうじゃない時は来てくれる子に報いてあげたいのも判る。
でも、そうか・そうでない休みかなんて判んないし、休みたくない、行きたいという気持ちになってくれるかは、むしろこっち側の責任なのでは、と思うわけですよ。

上手けりゃ楽しい。
そんな子が来るのは当たり前。
そうじゃない子に楽しさを覚えさせて、サッカーをまたやりたいと思わせるようにするのが僕らでしょ。


団体競技である以上、試合に出れない子も出てくる。それは重々判っている。
でも、それを選ぶ物差しは、かように不平等をはらんだもので、本人たちの努力以外の部分も決して無視しえない範囲を占めている。


で、あるならば、その無視しえない範囲の割合が大きい低学年のうちはせめて、なんて思ってしまうわけですよ。
けど、まぁ、きっとその無視しえない範囲に金と労力をかけている方々からすると、それこそ不平等だと言い出すんだろうなぁ。

19-20 チャンピオンズリーグ決勝トーナメント

はい、ようやく待ちに待った再開。


さぁ、ナポリ戦見るぞ、と勢い込んで早起きしてみたら、バルサの試合は来週だったという(笑)
まあ、仕方ないので、スパーズ対ライプチヒ見るかな。


それにしても、ノックアウトラウンドということもあって、世界最高峰のレベルの高さはもちろんのこと、なにより緊張感、集中力が半端ない。
ストップ・ザ・リバプールを成し遂げたアトレティコも見事だけど、それより凄かったのはドルトムント

ツヴァイカンプフを重視するその意味をまざまざと思い知らされる。
一対一の勝率は、ドルトムントが圧倒していたんじゃないかな。
球際とられそうでも、抜きにかかって。バルサイズムの僕からすると信じられない暴挙ですが(笑)、まぁ、でも、強者を食うにはその無茶をし続けなければならないというのがよく判りました。

ヴィッツェルとエムレ・ジャンがしっかりとフィルターかましつつボールを供給し続けて、サンチョが驚異を与えつつ、大外を何度もハキミが追い越すという。


なによりホーランドでしょう。
なんですか、あの化け物。
あれだけパワフルでありながら、スピードも持ち合わせ、突破力も半端ないという。
2点目は圧巻。バティストゥータですか、あなた。
うん、こりゃ本物だわ。いい買い物したな、ドルトムント


タツキも見られたディフェンスラインの不安感もあり、アウェーゴールもとられてるので、もう一回、ミラクル起こさないとキツイ感じもしますが、それでも見ていて胸打たれるサッカーでした。
次も頑張れ、ドルトムント



アトレティコも、勝ってほしいなー。
いや、ただ単にここでリバプール負けてくれるとありがたいってだけだけど(笑)

今のリバプールに勝つには、ボール持たせて渋滞引き起こす、あのやり方かな。
一時期のカテナチオ完成度高さからすると、今シーズンのアトレティコは2レベルぐらい下がる印象だけど、ここはもう、シメオネを信じよう。

モラタがもうちょっと前で時間作ってくれると、息継ぎできるんだけどなー。
大好きな選手ではあるけれど、クオリティー不足かなぁと思わざるを得ないなぁ。
ぽろぽろとボールこぼすし、キープしておけばいいところを突っ込んでロストするし。
ホーランドがあれだけの出来だったのを鑑みると……。

セカンドレグまで日が空くので、その間にジエゴ・コスタのコンディション戻してくれて肉弾戦に持ち込んだほうが、と想像した途端、いや、相手はファン・ダイクだぞと思い描いて暗澹たる気持ちに。

流石に90分耐えきれるかな……。

意外とおススメ 楽天マガジン

実は10月の増税時からRakuten Pay使ってます。


以前、Edyに挑戦しようとして、お使いの端末では対応していませんと蹴られて以来(笑)、現金主義を貫いておりましたが、単純に還元分もったいないよね、というのと、常日頃から考えていた、もう一枚クレジットカード持ってたら(普段は高額出費をすることの多い嫁が持っている)全部ポイントつくのになー、という思いが合致して、同僚の勧めもあり、僕もキャッシュレスに足を踏み入れました。


楽天圏で買い物が多いのと、ソフトバンクが嫌いなので、チョイスは自然とRakuten Payに。


それがきっかけで、というわけでもないけれど、楽天マガジンにも加入してみました。

月額380円の低料金

僕は基本、普段は雑誌を買いません。
たまにブックオフでお古のサッカー雑誌を100円で購入して暇つぶししたりしてますが。


そんな僕が雑誌を買うタイミングは、出張で東京に出向く際。
ワールドサッカーダイジェストを買って、新幹線で読んでおります。


これが実に楽しい(笑)

ホントは隔週で買って、居酒屋でちびちびやりながら読むのがひそかな夢だったりしますが、まぁ、ケチなので、結局、出張に赴く時しか変えていないという。
ささやかな贅沢。


が、楽天マガジンなら、雑誌の半額を出せば、その月に出る2巻分、読めてしまうという。
これはリーズナブル。


この辺も僕のせこい計算が入っていて、2か月に1回ぐらいなら出張行くよな。だったら、普段使いの金額と変わらないんじゃね??という考えに至って、決断したという。


ただし、(他の雑誌はどうか判りませんが)ワールドサッカーダイジェストでいうと、紙面の全てが読めるわけではなく、半分弱ぐらいがカットされています。後半のコラムはほぼ読めない状態に。
まぁ、そりゃそうか。そうでなけりゃ、紙媒体を買う意味がなくなってしまう。
それでも十分にお得な料金設定です。

色んな雑誌が読める

とはいえ、僕の場合は原則サッカー雑誌になりますが。

先述のワールドサッカーダイジェストに加え、Footballista。あと、なんかようわからんけど海外サッカー専門が2誌。
普段は絶対買わないであろうサッカーダイジェストJリーグ版)も読めてしまいます。

え? なんで買わないって?
清水エスパルスの記事しか読まないから(爆)
正味5分で読み終わります。


それ以外にも、週間ベースボールも読めて。
まぁ、毎週読む気にはならないけれど、気になった特集の時なんか見たりしています。


暇つぶしとしては、色んなコンテンツあって、面白いです。

ダウンロードしておけば、オフラインでも読めてしまう


僕が導入を決断した理由がこれです。


ちょうど中国出張が入った時期と重なり。
向こうの日本人ホテルまでついてしまえばWi-Fi環境なので好き勝手できるのですが、飛行機の中とかどうやって過ごそうかと悩んでいた矢先、オフラインでも読めるというのに惹かれました。


端末もしくはSDカードに落としておけば、いつでもどこでもどんな環境でも自由自在に読めます。

容量は1冊辺り大体100MBぐらい。3、4冊落としておけば、中国までのフライトも余裕で過ごせます。
我が家はWi-Fi引いているので、容量も気にせずにすむし。


紙は紙で読みやすいという利点はありますが、当然かさばるし荷物になるし、そこそこお値段もするし。
楽天マガジン入れておいて、読む雑誌を落としておけば、飛行機・新幹線内の暇つぶしに持って来いです。
アプリ使用中の電池使用量も少ないです。フル充電から、フライト中、ずっと読んでいても、70%以上残ってたぐらい。
流石に欧米までのフライトはもたないかもしれませんが、多分そんなにずっと読んでいる人はいないと思うので(笑)

そういう現場を見つけた以上、怒るのが大人の務めだと思うので

この日の出来事書きます。

barbarca.hatenablog.com


朝から昼まで市内の少年団が体育館に集まってのレクリエーション。
終了時に団員+引率者にお弁当が出た。


円形のプラスチック容器に、ご飯と焼きそばとから揚げ。大人が食べるには少ないけれど、3年生の長男が「ちょっと多かった」というぐらいなので、子供たちにとっては十分な量。


配られる前に、監督から「早く食べ終わっちゃう子もいるだろうけれど、みんなが食べ終わるまでは、体育館のなかに留めてやって。ゆっくり食べてる子が可哀想だから」という助言をもらう。
うん、おっしゃるとおり。


各自に配られ、1年生は1年生で集まって食べている。

僕は、まだ隣でやっていた高学年のレクリエーションの手伝いをして、その輪に加わったのはおよそ10分後。
体が小さい癖に食べるのが早い次男の姿はすでにそこになく、けど、1番体が大きい子がまだ半分以上残していて、そのアンバランスさに笑いながら、僕もようやく弁当を受け取ってそこで昼食に。


さっきの監督からのアドバイスもあるし、1年生には「ゆっくり食べればいいよー」「この後に練習もあるから、無理そうだったら全部たべなくてもいいからねー」と声をかける。

出されたものは全部食べるべきだ、という教育論も判るけれど、この後、運動もするんだし、1年生から6年生まで全部同じ量っていうのもおかしな話だし、ここは義務教育の現場でもないし、僕はそういう声掛けもしました。


食べながら3年生の輪に人だかりできてるなー、一人だけまだ食べてるやつがいるなー、とは気づいていて。
その子、めちゃくちゃサッカーは上手いんだけど、一番小さくて、かつなかなか大きくならない子で。
小食なのかな、だから、体小さいんだ、なんて感想を思って。


うちの子たちって、他のクラブチームの子たちと比べると小さいよね、食育も頑張らねば、とコーチ陣で話してはいたけれど、それはそれ。
一朝一夕で大きくなれるわけないし、学年で一括りにしたって個人差あるんだから、仕方ないよね。


と思っていたのだが‥‥‥


食べ終わってよーく見て見ると、周りの子が、その子が食べるのが遅いのをからかっていて、その子はなんと泣いている。


はい、プツンときました。


2年生には過去にキレたことが一度だけありましたが、3年生には初です。

barbarca.hatenablog.com


離れていたとはいえ他の少年団もいた中、保護者も数名いた中ではあったけれども、そういう現場を見つけた以上、本気で怒らないと子供たちには伝わらないと思ったし、率直に言って、冷静さを保っていられないぐらいに僕も怒り心頭だったので。


誰がどれくらい言っていたのか今となっては判らないので、3年生を呼びつけ叱りつけました。

「食べるスピードも食べる量も人それぞれだろう!」
「どうしてそういうところを認めてあげられないんだ!」
「おまえら、仲間だろう!」
「できないことを馬鹿にするんじゃなくて、出来るように応援してあげろよ!」


えーと、絶対にあいつはそんなことしていないと(そもそも離れた場所で食べてたし)確信していましたが、立場上、長男の顔を一番長く見て叱りつけることに。
僕が怒られていると思っていたらしい。可哀想な長男。


いろんな意見があるのは重々承知しています。
そもそも低学年なんだから、そんな善悪が判るわけがない。
体作りもサッカーの一環。
出されたものをすべて食べるよう指導するのも教育上、必要なこと。


けど、やっぱさー、少年団なんだし、サッカーよりも先に来るものは絶対にあるでしょう。
「いじめ」とまでは言わないけれど、人としてどうだ、っていうことはサッカーよりも絶対に重視して教えていくべきだし。

サッカーの内容では怒鳴りません。
でも、人として間違ったことしていたり、人に迷惑をかけるような真似をしている時は叱ります。真剣に。


2年生の女の子からは、
「コーチも怖い時、あるんだねー」と言われ。
それだけ、僕が本気だったということを感じてくれたのでしょう。


怒ったあと、まだ怒りが収まらず座り込んでた僕を下級生が取り囲んでくれて。

注意してた子もいるんだよー
けど、全然聞いてくれなくて
あんなに風に泣かせるのはよくないよねー


そっか、そっか。
注意してくれてた子もいたんだね。ありがとなー。
みんな、人それぞれ、違うってことを認めてあげよーなー。
字が上手い子もいれば、歌が上手い子もいて、絵が上手な子もいて。
良いところが人それぞれあるのに、そこを見ずに、お前、食べるの遅いな、なんて、悪いとこだけ言うのはおかしいよねー。


みんな、うん、うん、と頷いてくれて。


調子に乗って、

ドリブルが上手い子もいて
パス上手い子もいて
守るのが得意な子もいて
それでいいんだよね
みんなで助け合えばいいんだよね

とサッカーで喩えてみたら、そっちは響かなかったみたい(苦笑)



これからも色々あると思います。
ずぶの素人だからこそ、というのもあるかもしれないけれど、サッカーはあくまで娯楽、楽しむものであって、少年団という体を成している以上、子供たちの精神的成長も指導していくべきなので、これからも頑張ります。