リフティングを上達させるには3 長男が停滞期に入ったのは僕のせい
というわけで、長男歴史の第2弾
↓前回記事
・100の壁が越えられず
1年終わりに自分にあったスタイルを見つけ、一気にリフティングの数を増やした長男。
春が終わる頃には80回を越え、100回目前までに。
けれど、ここで記録更新はストップし、2ヶ月ほど停滞した。で、結局それはその年、最後まで続いてしまった。
真横に足を上げ、足首と地面を並行に保ちリフティングする方法は彼にとてもあっていたのだけれど、この方法だとスイートスポットが小さいという弱点がある。
自分とボールの距離に応じて足を曲げたりすればいいんだけど、それでは安定せず。
腿や、なんと長男の場合、脛も使ってリフティングを続けていたのだけれど、なかなか100の壁は越えられずに。
このスタイルを突き詰めるという手段もあった、というか今にして思えば、それが正解だったのだけれど、お父ちゃん、所詮リフティングという頭が抜けきれておらず、違う課題を与えて、結果的に長男のやる気を削いでしまうことになった。
つまり、足を伸ばして高い位置でリフティングをするのではなく、下の方で、所謂大人がやるようなちょんちょんリフティングにトライさせたのだ。
だってー、
どうせ大きくなれば、ちょんちょんリフティングになるんだしー、
100回近くまでリフティングできれば充分だしー、
インステップでボールの芯を捉えることはもうできてたしー。
……どうしようもない馬鹿だと思います。
反省してます、ハイ。
荒行を課せられた長男。
ここが彼のいいところではあるが、言われたことを諾々と繰り返す。
が、数は伸びない。
まぁ、当たり前である。新しい蹴りかたなんだから。ましてや、両足交互。
楽しいはずもない。
これも当たり前である。
友人たちが数を伸ばしていく中、自分だって相応の蹴り方なら負けないのに、それすると父ちゃんに怒られるし。
楽しくなくなりゃ、自主的にはやらなくなるし、練習してても身は入らん。
上手くなるわけないわな。
・反復練習ってやっぱし大事
で、これ、もう1つ問題が発生することになる。
リフティングに限らずだけど、1度できたことをやっていないと人は忘れていく。
もう100回を余裕で越えてた子が、お盆休みで1週、練習が飛んだだけで、途端に不安定になったというのを目の当たりにしたことがある。
これ、結構、子供の勉強にも当たってて、嫁さんが長男に算数ドリルやらせてるんだけど、例えば2桁×2桁のひっ算ができなかったりする。
よくよくできない箇所を見てみると、そもそも2桁×1桁ができていなかったり。
えー、先週できてたじゃん、と妻は言うんだけど、実際、出来ていないのは確か。
その瞬間は出来ていたのかもしれないけど、反復しなければ忘れていく。
だから、まぁ、割とおんなじメニュー組んであげたり、昔やったことを復習でやってあげるのも大事なことかもね。
長男の話に戻ると、このままじゃ数伸びねえな、と途中からもとのやり方解禁させたのだけれど、ブランク長かったためか、やはり昔のようにいかず。
2時間ぐらい庭で蹴っていて、最高記録に届かず、泣いていたこともあったっけ。
そんな長男が遂に限界突破し、2回目の飛躍を遂げるのが次回、最終回になる予定の話。