運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

親の口出しは正直ちょっと

次男坊3年生のパパさんコーチ、僕含めて4人。

その中の一人の話。

 

やたらと我が子に厳しい。

コーチを始める前から感じてましたけどね。やる気を出せ、そんな態度だと周りに迷惑だ、もう帰れ。

実際に練習から締め出すことも何度かあり。

 

まぁ、別にいいんだけどね。

いや、良くはないんだけど。可愛い教え子を庇ってあげたいし。あまりに理不尽だし。本人にとってはマイナスにしかならないと思うし。

けど、親子だからね。師弟(などとカッコよく言えるほどのレベルでもないし)関係より、そりゃ親子関係のほうが濃いでしょう。

 

でも、一つだけ言っておきたいのは、家帰ってからやってくれ、ということ。

親子の関係は否定せん。そこに口だすな、という意見も、僕は決してそうは思わないけれど、議論の余地はあるところだから、受け入れよう。

その子の事はいい。それを周りで聞いてる子たちにも影響を及ぼすんじゃ。

気を遣うようになるだろうしね。1対1で練習してて、勝ったりしたら、やる気出せ、と言われる相手を見て。腫れ物に触る的な。

あとはね、親も影響されていくんよ。ああ、ああいうようなこと言っていいんだ。というか、言わなきゃいけないんだ。そりゃ、誰だって子供にはサッカー上手くなってほしいと思ってるし、他の子があんな厳しいこと言われてサッカー頑張ってる、うちの子も同じように、って。

 

3年生、いい子たちばっか。これまで教えてきた学年で一番楽。出席率も高いし。

でも、外野は……(泣)

もうね、ひどいもんですよ。競うように我が子に罵声(親御さんからすると激励のつもりなんだろうけれど、客観的に見たら罵声)が。

そう、競ってるからタチが悪い。

はぁ、4年生の保護者が羨ましい。上の兄弟がいる世代で、そのあたりのマナーがよくわかってる、周りを窘めてくれる。

 

いや、まぁ、メインコーチである僕がしっかりと声掛けしなきゃいけないんでしょうが。

したんだよ、1回。ほぼ無意味だったけど。

barbarca.hatenablog.com

 

こんなところに愚痴書いてストレス発散しているのはどういうことか察してください。

 

僕だって成人君主ではないですよ。

コーチ以前は椅子持ち込んで間近で練習見て、休憩の合間にネチネチと小言を呈したり。ああ、いや、ネチネチは今でも言ってるか(笑)

けれど、プレイ中に声をかけることはしなかった。だって、他の子に迷惑でしょ。いくら息子可愛くても、他の子のサッカーを邪魔していい理由はない。

それに、一生懸命教えてくれているコーチにも失礼。そこはリスペクト。息子に話すときも、コーチの否定はしなかった。頂上への登り方は一つではない。そのチームのやり方があって、そのチームを信頼して預けている以上、その登り方を続けるようにサポート。

 

その辺りは個人のモラルと、上にも書いたけど人間は周りからの悪影響を受ける生物だから、そうじゃない人がいるとそれに引っ張られちゃうってことなんでしょうね。

 

 

そこをしっかり咎めているのは、次男坊が選手登録しているスクール側のチーム。

公式戦、練習試合問わず、解散するまでは選手に声をかける(応援するな、という意味ではない)ことを禁じている。

子供にとってはそれが一番だよね。親の存在無視してサッカーに打ち込めるのはいいことだし、コーチの指示にプラスして周りからああだこうだ言われるのはマイナスでしかない。

 

スポ少だとここまでするのは難しいよなぁ。親の協力は不可欠だからね。

とは言え……というところを皆が思考を一致させてくれると嬉しいんだけど。

無理だよなぁ、きっと。

 

 

この話題はまた書きます。