運動音痴のサッカー好きが大人になったら

かろうじて小学校はサッカー部。その後は文化部だった運動音痴が、それでもオタク的なサッカー好きに成長して、フットサル、息子の所属するスポーツ少年団でパパさんコーチをこなす奮闘記

新4年生、その後の歩み

レギュラークラス抜けての初陣の結果記してから、長男6年生のことばかり書いてきたけど、その後について。

 

barbarca.hatenablog.com

 

 

まずはなにより、その初陣後に次男坊の足首剥離骨折が判明。

捻挫があって、復帰後もインステップキックすると痛いと言っていて、その間、練習中にコーチの僕が足首を踏んで、結局のところ、これが致命傷になったんじゃないかと思っているのだけれど、その件の初陣でもイマイチな出来。

医者に行かせたら、剥離骨折の診断で1ヶ月離脱。

 

その間にトーナメントカップ戦が入ってくる。

1回戦シードの2回戦からで、ここ勝って3回戦までいけたら次男間に合うかもとモチベーション上げたら、前日診断で、間に合うわけないでしょ、骨折を甘く見ていませんか、と無慈悲な申告を受け、僕の采配にも迷いが。

試合終わったあとにトレマもあるしガチメンバー当てても、と思いつつ、前述のように若干勝つ気が薄れていたので、いやいや、ここは4年生メンバーを送り出す。

守備的な布陣かつ本意ではないけれどゴールキックをロングキック蹴れるフィールドプレイヤーに任せるという策も実行し、前半を同点で折り返す。

お、これ、勝てるかも。後半は本気モードじゃ、と個の能力では勝っている3年生を送り出したら攻守のバランスが崩れ、返り討ち。

ショボーン

完全に僕のやらかし。うまく行ってるのだから、少しずつ変えるべきだった。

そして、惜しむらくは次男の欠場。リードされた後半、更に点取られる覚悟で前がかりにしたいところだけど、そうするとここ空いちゃう、前に人増やすのはいいとして誰がボール届けるの? あー、スクランブルするには一枚足りん。次男が足りん。

 

その悪い流れのまま、3年・4年合同トレマに。

3年対3年は勝ってくるのに、4年生はいいところなく敗れる。まぁ、向こうがしっかりとサイドに張ってサッカーしてたのに対し、こっちは中央突破の一点張り。そうそう抜けるもんではないわな。

せっかくアウェーまで応援しに来てるのに、いいところなく負けてしまって、保護者からの視線が痛い、痛い、痛い。

 

こうなりゃ練習で仕込んでいくしかない!!と息巻いてみたものの、特に試合後は家族との団らん優先なのか、極端に出席率の下がる4年生。

練習参加が2人って、俺にどうせいっちゅうんや。

 

という暗黒期間。

どうもならんし、もう暗澹たる気持ちでしかないし、ということでブログ記述も消えておりました。

 

 

が、ゴールデンウィークに入り、ようやく上昇の兆し。

次男坊、復帰。

 

かなり医者は渋ってた、というか半ばアウトだったところを次男坊が喚きたて、サポーターつけたままならという条件で復帰を勝ち取る。

まだまだ次男本人も無理は禁物と、かなり抑えたプレイぶりでしかないものの、結果的に次男合流後は以前交流戦で当たって押されまくった相手にトレマ引き分け、別リーグの強豪相手のトレマも、点数こそ負けてたけれど、手も足もでないという内容ではなく、まぁ、これならリーグ戦で上に行けるほどの成績を上げられるとは思わないけれど、1つも勝てないかもと不安がるようなレベルではないかな。

その点では凄く安心した。

 

1人入ったぐらいで何が変わんねんとも思っていたけど、まず守備面で、次男のカバーリング意識が高く、それだけで決定的シーンを作られる回数が半分以下に減っているということ。

例えば左サイドバックで出れば、基本は中を締めつつ、センターバックが釣りだされたスペースを埋める。センターハーフで出せばいち早く戻ってバイタルエリア埋めてくれるし、同じく緊急時には最終ラインまで入ってくれる。

ゴール前でボール奪った際も、まずサイドに逃げてくれるから、二次攻撃される確率も減少。簡単にサイドにクリアする癖あるから、そこはもっとこだわれよ、と思うけど。

 

攻撃面でも貢献。

他の子は基本、ボールを持ったらとにかく前の意識。それが全て悪いとは思わないけれど、取られないようにキープするのも大事では、横に運んでいるうちに味方探すのもいいんじゃないと、次男復帰前に練習で語っていたことを(練習休んでた次男はその話を聞いていないのに)見事実践してくれる。

サイドバック出場時に味方ゴール前で奪ったボールをサイドに持ち運び、左サイドハーフに縦パス。貰った子が、これまた左サイドに開いたフォワードの子に縦パス。そこから空いたフォワードのスペースに飛び出したセンターハーフの子にセンタリングが上がったシーンが、1番綺麗に繋がったシーンかな。

 

チームの中で1、2を争う実力者です、次男坊。

けれど、居るだけでチームを勝たせられるスーパーな選手では決してない。

それでも、周りに対する相乗効果で、1人入っただけでガラリと変えてくれました。

あとは、その次男を手本に、練習時に動きだったり、マインドを仕込んでいければ、もっともっと良くなっていくんじゃないかな。

その為には練習時の出席率、上げてもらわんと。

 

サイドバックはできるけどサイドハーフになると戸惑ってる、その逆も、という子が多いので、サイドの仕事は全部、一人でやってのけるんだと単純化してみたらどうだろうかと、2-4-1を試そうと画策してる。